設定・用語集 其の一
・我己
マリアの一人称。
・希力(fermeel)
主に魔族が先天的に使うことの出来る力。世界を遍く構成する絶対の力であり、万物の源、元素とされている。
超自然的な現象を起こすこと自体を指す場合もある。人族もつかうことが出来る能力ではあるが、鍛錬と特殊な工程を踏んだ施術により行使可能となる。
・龍族(veror)
神の種族とされる。神話にも登場するが、実在もしている。
・魔族(gelprauda)
生まれつき希力を操る力を持ち、寿命も人とは全く異なる場合が多い。
・人族(anvies)
人間のこと。人類。
・卑人族(anviesum)
本来は人でない獣、動物のことを指すが、ここから転じて人族と魔族の混血のことも指すようになった。畜生、等という暴言の類。
・首都アランザーグ(alanzurg)
人族を最初に束ね、社会を形成した者の末裔、王族が住む都。王族は中心地に、王族の血統の濃い人間は貴族街に、薄い人間は市民街に居住している。
王族と血の繋がらない人族は部外者として、首都を取り巻く、外殻と呼ばれる城壁の外に集まっている。
首都には貴族や市民出身の騎士が数多く在籍しており、その中でも貴族騎士団は常に王宮や首都の警護を行っている。市民騎士団は地方への遠征が多い。
・市民騎士団『清歌の羽根』(auro surraccas)
市民騎士団の中の組織の一つ。世界各地に遠征し、拠点を構えており、治安維持組織のような役割を果たしている。