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日常日記  作者: 七宝しゃこ
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ブイブイちゃん、ゲットだぜ!

最近、閉店になったお店が、透明の四角い飾棚を一つ300円で譲りますと置かれていた。


同じ大きさでダークブラウンの飾棚も300円だったが、家が狭く、その上本に手芸用品にと散らかり放題の家には暗い色の棚より透明のケースの方がいいかもしれないと二つお願いした。

ちなみに飾るのはテディベアやお気に入りのぬいぐるみである。

100Yenショップで、300円で売られているフィギュアミニチュアを飾るケースと同じ値段で、50×35センチ位で深さもある棚が買えてラッキーだった。


しかし、困ったのは、想像以上に二つのケースが重かったのと、家までの距離があったこと。

一番もよりの電車の停留所へ引き返して、家の近くの停留所まで行っても充分、環状線のちょうど中間の駅なのでもとはとれるのだが、160円をけちった。

そうすると、両手には水ぶくれ、そして肩と腕が筋肉痛になった。


何とか自宅に帰りつき、水ぶくれの両手を見てため息をつく。

昔なら、小学校とかはウンテイとか鉄棒で水ぶくれや血マメになり、つぶれてしみると泣いていたが、久々の水ぶくれはヒリヒリした。


重みもあったので、手首も強ばっている。

ねじらなくて良かった……しょっちゅうするので、病院では前もって湿布を渡されている。

手首と首、肩を回しつつ、拭こうかと雑巾を準備していたのだが、


「セロテープとかの跡とかもないし、拭いてくれてる。ラッキー!まぁ、拭いておくけど……」


と軽くさっと拭き、テディベアを飾っていく。

そして、


「キャッホー!棚のお陰で、君の出番だ!ブイブイちゃん!」


ブイブイ……ぶたさんではない。

前に一時期やっていたゲームの一番お気に入りのモンスター『イーブイ』である。

一番有名なモンスターは一回もかすってもくれなかったので、一時期は彼らを最大モンスター捕獲数の半分まで捕らえて、3種類に変化させてはにやっていた。

ちなみに友人がゲームセンターで取ったのをくれたのだ。

私には大型をとるほどの才能はない。


「ブイブイ……良いなぁ……」

「ブイブイ?」

「うん、あのゲームのイーブイ。ゲームセンターにおったけど取れんし……」

「持っとるけど?」

「エェェェ!あの、こーんなので?」


大きさを示す。


「二つとった。いる?」

「一つください!お金払う!」

「それはいらん。今度持ってくるわ」


と持ってきてくれたのである。


「うっはぁぁ~!ブイブイちゃーん。本当に道におったらボールでゲット!したくなるわ~!もうしてないけど」


抱き締めてスリスリする。

そして棚に飾って、かなり満足した。

来週は時間があるので、家の大掃除をしようかとおもっているのだった。

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