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風の民〜『リバー』  作者: 橘みかん
戦いとスパイ
9/15

森の中で

ユンを無事に安全な所に避難させたジュリだが、地殻変動で遠回りするはめに、火の怒りを感じたジュリは『カオス』に警告をするために森にもどる。

森に入ってしばらくするとサシャの茂みに身を隠しているヒディーに出くわした。

「道が安定しなくて苦戦してるだろ?どこに向かうんだ?」

人の姿でいるのは隠れやすいからだろう。

「助かる、ウォッカ様のところに行きたいんだ、『火の山』から赤い滝が流れはじめた『カオス』は危険だ。」

ジュリの言葉にヒディーは少し考えこむ。

「もうこれだけか、まあひと暴れするぐらいの力は回復できそうだな。ジュリ、伝言は俺が行くお前は応戦に行ってやれ。」

紫色の液体の入ったビンをふる。

「『エメラルの郷』のあたりで激戦になってるんだ俺はちょっと魔力回復しなきゃ役にたてねえから。これ飲め、リラの果実酒だ、体力回復するぞ!」

少し飲むと体から力がわいてくる。

「ありがとう。わかったカシス達の応戦に行く、伝言頼みます。」

オーケーとうなずく。

「道案内はこいつに任せればだいじょうぶだ。チビだけど役にたつぜ。ほらチビ仕事だぞ。『エメラル』の近くはお前の故郷だろ安全な道わかるな?」

懐に抱えていた白いものが顔をあげるタイガーの子供だ。

ミャウと一声なく。

「よしひとっ飛びしてくるわ。」

龍の姿になり飛んで行く。

ジュリもタイガーの子供の後に続いて出発した。


タイガーの子に連れられ『エメル』に向かうジュリ、戦いが幕をあける。

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