フェアリープリンセスの初めての社交界⁉
コンコン
キレイな、扉をノックしたら、声がした。
「フローラ、入りなさい。」
私は、今朝がた、侍女のマリーを通し私に、話があると呼び出された。
私は、席に着くなり本題に入った。
「おはようございます、お父様。話とは、なんでしょう?お母様まで」
「おはよう、フローラ。」
「おはよう、朝方は、大丈夫でしたか?フローラ。」
「はい、お母様。」
フローラの前に座っているのが、フローラの父と、母である。
右から、フローラの父、アンドレッド.スクリュー.ロゼットだ。
続けて隣に、座っているのが、フローラの母シルビア.ロゼットだ。
お互い挨拶を交わし本題へ入った。
「実は、今度の建国記念日の舞踏会に、お前のお披露目をしようと、思っている。この間、15歳になったからな。」
お披露目とは、社交界デビュー果たしていない私は、15歳になったいま、近くにあるのは、4月2日にある、今度の建国記念日の舞踏会だけに限る。その為そうなったらしい。
「分かっておりますが、エスコートしてくれる、パートナーが、いませんわ。」
普通は、パートナーに、エスコートしてもらうのが、礼儀だが、フローラの場合そのパートナーがいないのだ。
「分かっていますよ、フローラ。それを伝えたかったんですよ。」
「はい…………それで、パートナーは?」
「パートナーは………この国の王子、ウィリアム.ライ.ゼット.王子殿下だ。」
「⁉」
ウィリアム.ライ.ゼット王子は、この国の第一王子である。フローラの幼なじみで、もある。
「どうしてなのですか?お父様お母様。」
「ウィリアム王子殿下は、婚約をことごとくことはっていてなぁ、パートナーが、いないのは、さすがに、まずいしなぁということだ。王子の要望もあるが、」
「分かりました。」
コンコン
フローラの侍女のマリーが、扉をノックして、入ってきた。
「あの……お客様が、参られました。お通し、しても良いですか?」
「ああいいぞ。」
「どうぞ………。」
マリーに、案内され入ってきたのは、例のウィリアム王子だった。
「ウィル様⁉」
「やぁ、フローラ久しぶりだね。」
フローラの顔を愛しげに見つめてました。
「ウィル様、どうされました?」
「ロゼット公爵に頼まれたからね♪」
「お父様‼ウィル様はお忙しいのに❗」
「まぁまぁフローラ、落ち着いて、可愛い顔をが、台無しだよ。」
とても美しい笑顔で、フローラをいさめました。
「///」
「僕も、フローラに会いたかったからね♪」
「///うぅ……」
フローラの母シルビアが、ダンス室へ案内するように、マリーに言いました。
「お二人、ダンス室へ行きなさい。」
*
部屋には、ピアノが、奏でる美しい曲が流れている中で、二人は、ワルツを踊っています。
「フローラ、体は、大丈夫?」
「ええ、大丈夫ですよ。」
フローラは、病弱ですので、あまり負担を減らさなくては、いけません。
ウィリアム王子の手がフローラの腰を支えていました。
*
「楽しめたよ。フローラ。ありがとう、明後日ね?」
「はい、それでは、」
フローラは、王子を乗せた、馬車を見えなくなるまで、ずっと見つめていました。
*
フローラは、寝台に、寝転がりました。
「ふふふ………///」
2、3度寝転がりをうち、寝息を上げました。
ガサガサ…………物音がなったのに、フローラは、目が覚めません。
「っ…………❗」
数人の男たちによって、さらわれて、しまいました。
読んでいただいありがとうございます❗
神楽ことはです。
今回は、平凡の日々を書いて見ました。
初めてなので、もし、間違った記載などがありましたら、指摘してください‼
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