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リオンは自分の現状を知る

「まあ悪い事ばかりじゃないわ」


 首輪の効果を聞いて自分がいかに危険な状態で戦っていたかと思い顔を青くしていているとラナから首輪を肯定するような意見に眉を顰める。


「何が?」


「その首輪をしたままこの半年最下層(・ ・ ・)魔物・ ・戦ってきたおかげでリオンの反射神経は普通よりかなり高くなっているわよ」


「‥最下層・・・?」


 反射神経云々よりも気になるワードが出てきた。


「あれ?知らなかったの?」


「初耳だよ!!落とし穴で随分下に落とされたとは思ったけど!!」


「ちなみに貴方が戦ってたあのドラゴンがここのボスね」


「‥あの一月前位から肉取りに行ってるあのトカゲがボス!?」


 確かに少し大きいなとは思ったけど!?


「え!?もしかして「奥の部屋に入るな」って言ってたのは‥」


「だって出口だもん。修行終わって無いのに外には出れないでしょ?」


「・・・だもんじゃねえよ!?」

 外に出るの大変そうだなとか考えてた俺の心配返せ!


「あれ?ボス倒したら何かお宝が出るとか聞いたけど?」


 本体の肉食った事以外何も無かったよな?


「それなら私が保管してるわよ」


 柄の部分の宝玉がピカッと光るとどこからとも無く鉱石や装備品、スキルオーブが現れる。


「な!?一体どこから!?」


「ふふーん!これが私の能力の一つ【収納】よ」


「おお!ただのドS鬼教官じゃ無かったんだな!」


「ああ?」


 聖剣から低い声が響く。


「流石は聖剣ラナリオン様」


 この聖剣まだ邪気残ってるんじゃないか?



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