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心の季節に合う酒を  作者: 時計塔の爺
2/4

弟よ1

変かも知れませんが、このシリーズでは、始めに詩から話が始まります。

苦手なかたは(サブタイトル)2から読んでくださるとさいわいです。

最愛なる弟よ


お前は夢を持つんだよ

将来を見据えて歩くんだよ

お前は努力を知っている

自分を信じて進めばいい

例え困難が生じても

お前ならうまいことできるはずだ

落ち込んだっていい

泣いたっていい

休んだっていい

自分のペースで進めばいい



最愛なる弟よ


お前は幸せになるんだよ

自信をもって過ごせばいい

もしかしたら裏切られるかもしれない

悲しい別れを知るかもしれない

死にたくなるかもしれない

でもお前なら立ち直れるはずさ

過去に囚われることはない

新しい出会いを求めればいい

愛する人と笑えばいい



最愛なる弟よ


こんな兄にはなるなよ

こんな惨めな男にはなるなよ

周りを気にして

振り回されて

ボロボロになるような男には

未来を恐れて

考えるのを辞めて

勝手に終わるような男には

俺のようには絶対なるなよ



最愛なる弟よ


こんな兄貴でごめんな

人に誇れる兄貴じゃなくてごめんな

お前は俺を信じてくれたのに

信じてあげられなくてごめんな

兄貴らしいことができなくてごめんな

道を示してやれなくてごめんな

こんな形でしか伝えられなくてごめんな


...ありがとう

次回はこの詩の持ち主(客)が、店に来るところから始まります。

では次回「弟2」で会いましょう。

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