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フェイクワールドオンライン  作者: やまにゃん
プロローグからある程度
1/1

もっと説明しろ

はい。よろしくお願いします。

「ルンル ルンル ルーン」


今は23時45分フルダイブ型VR機で遊べるVRMMO[リアルワールドオンライン]のソフトを専用の機械に入れ、思わずといった様子で鼻歌を歌う高校生程度の少年。


「楽しみだな!リアルワールドオンライン!完全にやる準備は出来たし!あと10分もあるよ…」


それも当然だ。今までのフルダイブ型VR機に対応してるゲームは画質が悪かったりと何のためのフルダイブだ…?となるようなものばかり、しかもたまにある神ゲーはMMOじゃなくFPSのものばかり…だが今回はあの神ゲーを連発してるというM社だ。


「頼むぜM社様!あんなクソゲー達やFPSの魔境の様な世界には帰りたくねぇんだ!」


少年はFPSのランクマッチの魔境に捕らえられていた様だった…


「5分前か…そろそろ被りますか…」


そう言いながら未来感のあるヘッドギアを被り始める少年。ヘルメットを被り、ソファに寝転がり、死んだ様に動かなくなる少年。どうやらソフトの選択などに進んだ様だ…



——————



ロビーの絵画の様に貼られている[リアルワールドオンライン]のアイコンの所に手を突っ込もうとする。が、手が一瞬だけ入りすぐ追い出される。<まだこの世界に入れません>そうアナウンスが流れる。5分前に入ったのは失敗だったかもしれない…


「5分がこんな長いとは…」


そう言いながらロビーを見回す。そこには一面真っ白だがどこか魅力とリアリティを感じる世界。


「ロビーに力注ぎすぎなんだよなぁ…おっ!」


<リアルワールドオンラインを起動します>


手を突っ込んで抜かされてを繰り返した甲斐があった!



——————



真っ白な世界にヒビが入り<パリン!>という音と共に崩れ去っていき、段々と暗くなって行く世界そんな時いきなり眩しくなり、思わず目を閉じる。そんな状態にやっぱロビーに力注ぎすぎだよなぁ…という少年の思いは強くなっていく。だが気にしなくていい、ゲームを起動するたびにこの少年は同じことを思っているのだから…




——————



目を開ける…そこで見上げているのはまるで現実のような天井…

思わず「は?」と言いそうになるがうまく言えない。するといきなり目の前から男が喋ってる映像がでてきた。


<あー、テステス、聞こえてます?やぁ、初めまして、M社に変わってこの世界のGMになったレーラーだよ。あ、勿論偽名だからね?まず今の状況を説明しよう、君達はまず赤ちゃんから始めて貰う。どこの親から生まれるかは完全にランダムだ、この世界で死んだら現実でも死ぬ、だから頑張って生きてくれよ?>


そう言って消えていく映像、は?おい!待て!説明不足だろ!

没案部屋があるけど行きたい?

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