チートの意味は「イカサマ」
よくある話です。
文章がとっ散らかっています。
作者の趣味で構成されています。
チート(cheat):「ズル」「騙す」といった意味の英単語。
コンピュータゲームでの不正もチート、と言うんでしたっけ。
(殆どネットで聞きかじったような浅い知識で、すみません)
…そりゃ、チート作品はあんまし面白くない訳だよ!少なくとも、私にとっては!
一人だけズルしたら、最強にでも何にでもなれるでしょうよ!
あほか!(口悪い)
じゃあ、腹が立たない、違和感のない最強って何だろう。
出尽くした話題、n番煎じではありますが、少し考えてみました。
努力系主人公だとか、よく話題に上る属性については端折っています。
というより、チートっぽくても気にならないのは、どんなキャラなのかについて書いています。
※嘘かと思うかもしれませんが、作者はラノベを読破した事がありません。
恐らく、色々と偏っていると思います。ご了承ください。
①過去が滅茶苦茶重い。
主人公には、自分の意思とは関係なく殺され、よく分からないグロテスクな器官で体を改造され、挙句記憶まで奪われて、アンデッド兵として戦場に駆り出された、という重い過去があります。
因みに、破損した体のパーツを補うために、戦友を解体した事もあります。
こんな最強?だったら、努力の描写がなくとも、余り反感は買わないと思います。
最強と呼ばれる力に釣り合う、或いは、それ以上に悲惨な境遇・過去を背負っていれば、無双する事にも納得出来るような気がするのです。
あれ、あかん…①しか出ない。
別に「重い過去」に拘る必要は無いんです。
ただ、最強にするなら何か、力に対する代償が欲しい。
それと、成熟した人間か、芯の通った人間であって欲しい。
主人公がしゃんとしてなかったら、他の登場人物が不幸になるか、お飾りになるでしょう?
それって、つまらなくないですか。
現実と同じ、キャラありき、人ありきのストーリーなのに、キャラが駄目じゃ、話が始まらないと思います。
それなのに、無理に形にしようとすると、何処か滑稽で歪になる。
滑稽と言うと、面白味があるように聞こえますけど…
オブラートを引っぺがすと、「何か腹が立つ」。
そう、腹が立つーー面白くないんですよ!
…これを書いていて、気づきました。
私、高校生が主人公のラノベは向いてない…
人間として完璧に成熟した高校生は、余りいないと思うのです(勿論、一定数はいるでしょうけど)。
それが悪い事とは、言いません。
私も、人の事を言える立場じゃないですし。
青臭いなりの良さもあるのでしょう。
ただ、青臭さと最強だのチートだのの要素は、相性が悪いのではないかと思います(話が飛躍してすみません)。
未成熟な精神に、成熟しきった技術・力、といったアンバランスさが、気持ち悪い。
その感覚を、「ファンタジーだから」という言葉の中に閉じ込めておけない。
だから、つまらない。
違和感がある。
その辺りは、テンプレの限界なのかもしれません。
結論を言うと、しっかりした人間である事、力に相応しい代償がある事。
あとは、アンバランスさを感じさせない事。
私が挙げられる、違和感のない最強の条件は今のところこれ位です(結構、よくある話になってしまいましたね)。
あ、そうそう、最後に一つ。
主人公が強くても違和感のない話が読んでみたーい!
…以上です。
お目汚し失礼しました。