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The モモタウロス 〜桃太郎の悲劇な喜劇〜

作者: いっちゃん

初投稿ですのであまり期待はしないで気軽に読んでくださいm(_ _)m

よろしくです( ̄Д ̄)ノ

あるところに合馬(あいま) 桃太郎(ももたろう)という少年が居ました。

ある日その少年が趣味で馬に乗っていると1台の車がこちらに突っ込んでくるではありませんか。

そして、桃太郎は馬ごと車に跳ねられてしまいました。

この事故は桃太郎の運命を大きく変えることになりました。

物語はここから始まります。

「ん...ここは...何処だ?」

桃太郎が目覚めると、見知らぬ部屋のベッドの上に居ました。

「お目覚めになりましたか」

するととなりから声がしました。

「ここはどこですか?」

「ここは病院です。あなたは車に跳ねられ、今まで眠って居ました。」

「そうだったのですか...」

その時、医者らしき人は急に表情を変えて、こう言いました。

「桃太郎さん、あなたに一つ残念なお話があります...」

「え?...まさか体のどこかに異常が⁉︎」

桃太郎は体を動かしてみるがそれといって動かないようなところはなかった。

「いや、異常と言いますか...何と言ったら良いか...」

「なんなんですか!はっきり言ってください‼︎」

「では、率直に言います。あなたは...」

「あなたは⁇」

「あなたは今日からモモタウロス♪」

「は?....」

桃太郎は意味がわからなかった。

「あのですね、手術の時に一緒に居た馬のパーツを間違えてあなたにつけてしまいました。」

「.....」

「.....」

一瞬の沈黙。そして

「何してくれてんだぁぁぁぁぁあ‼︎」

桃太郎の渾身の叫びだった。

「あなたは今日からモモタウロス♪っじゃねぇよ‼︎人の名前が桃太郎だからって何ちょっとうまいこといってんだぁぁぁぁあ‼︎」

桃太郎は体から足までかかっていた毛布をめくり、確かめた。

「ちょwww毛布めくらないでくださいよww笑ってしまいますww」

「もう笑ってるよ‼︎」

「す、すいま...すいませwww」

「ちゃんと喋れぇぇぇえ‼︎」

それから10分後、2人がある程度落ち着いた頃に

「で、残りのパーツはどこに行ったんだよ?」

「残りとは?」

「だから俺の元の足と馬の頭だよ!」

「あぁ、あれですね。あれはなんとなく余ったなぁ〜と思いながらくっ付けてみたらたちまち動き出して走り去ってしまいました。」

「何してんだぁぁぁぁあ‼︎」

「毎回うるさい人ですねぇ」

「誰のせいだ!何が余ったなぁ〜だよ‼︎人のパーツで何してんだ‼︎」

「まぁ、過ぎたことは仕方がありませんねw」

「お前が言うなぁぁぁあ‼︎」

桃太郎あらためモモタウロスの叫びが響く。しかし、叫んだところで何も変わりません。仕方なくモモタウロスはその日、家に帰りました。不幸中の幸いでモモタウロスは一人暮らしでした。なので家族にはバレずにすみました。そして次の日、モモタウロスが出かけると、街には次々と悲鳴が鳴り響きました。モモタウロスを君悪がる物や、笑うものなどいろいろな声が上がりました。

「はぁ...まぁこうはなるとは思ったけど...あの野郎、なんて事してくれたんだ」

モモタウロスが嘆いていると何人かの集団が近づいてきました。

「おい!そこの...ケンタウロス見たいな生物!」

「俺ですか?」

「お前以外だれがいる?お前を捕らえにに来た。このまま放置していても人々が混乱するだけだ!」

そう言うと銃らしきものを取り出しました。

「やべぇ!逃げるしかない!」

そう言うとモモタウロスは全力で走りました。さすが馬力!すごいスピードです。そしてモモタウロスが向かった先はあの病院です。

「おい!お前のせいで大変な事になったぞ!」

「あぁ、タウロスさんww」

「略すな‼︎そして笑うな‼︎」

「それはさておき、居場所がわかりましたよ!」

「何の?」

「あなたのパーツです」

医者が言うにはモモタウロスの残りのパーツは鬼ヶ島にいるそうです。

鬼ヶ島は昔、退治された鬼の生き残りが住んでいるとされ、誰も近づかない島です。船を漕ぐ事15分、鬼ヶ島です。

「ここが鬼ヶ島かぁ...そうだ!パーツを探すついでに鬼を倒して失った世間からの信用を取り戻そう!」

そう言ってモモタウロスは鬼ヶ島に入りました。

しばらく歩くと。

「ん?あれは...」

林を抜けると村らしき物が見えてきました。

「あ!鬼が居る!」

モモタウロスは鬼を見つけました。小鬼2体と大人らしき鬼が1体、畑を耕して居ました。

「なんか、思ったより鬼って人に近いな...」

鬼たちが畑を耕す姿はとても家族愛みたいな物を感じました。

「だが、ここで辞めるわけには行かない。世間からの信用のためだ。悪く思うなよ!」

そう言うとモモタウロスは、突っ込んで行きました。

「お、お父さん!なんかケンタウロス見たいな変な生物が近づいてきたよ!」

「俺はモモタウロスだぁぁぁあ‼︎」

「む、息子たち、逃げるんだぁ。ここはお父さんが食い止める!」

「お、お父さん...」

「早く行け!」

「帰ってきてね、お父さん」

小鬼たちは小屋の中に入って行きました。

「さぁ、化け物。俺が相手だ!」

「この馬力、舐めるなよ!」

鬼の拳とモモタウロスの蹴りが交差する。しかし、流石の鬼も馬力にはかなわない。

「くっ...た、頼む息子たちは見逃してくれ」

「ダメだな、鬼は狩り尽くさないと。俺はこの島を手にいれ、世間からの信用も手に入れる。」

「そ、それだけは...この島はやっと安定してきて畑もできた。やっと幸せに暮らせるのに...俺はいい...だが、せめて、せめて息子たちの明日は」

「明日だと?今日、お前が死んだら意味がないじゃないか!」

「今日より明日なんだ」

「知ったことが!死ねぇぇえ!」

「そこまでにしておけ!」

「だ、誰だ⁈」

「あ、あなたは!」

そこに現れたのは上半身は馬の首、下半身は人という奇妙な生物だった。

「たまたま流れ着いてきたよくわからない馬の人‼︎」

「キモッ‼︎俺のパーツじゃねぇか!下半身に直接馬の首とか、キモッ‼︎」

「そこについては触れるな!それよりも、その鬼を離せ!」

「なら、先にお前を倒してから鬼を倒してやる」

「今日より明日、お前より人間らしい言葉じゃないか。お前は人の道を外れた。そして俺は馬の道を外れた。道を外れた者同士ここでともに消えるべきだ。俺はお前を倒し、ともに海に消えようぞ」

「手がないお前に何ができる!死ねぇぇえ!くらえ、馬力アタック」

「はぁぁぁぁあ!あたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたた‼︎馬頭百烈拳」

なんと馬の頭を使い、一瞬でモモタウロスに百連撃を喰らわした。

「百烈拳って拳じゃなくて頭じゃねぇかぁぁぁぁあ!ぐっ...あがが...あべし‼︎」

モモタウロスは敗れた‼︎

馬頭によって鬼ヶ島の平和は守られた。ありがとう馬頭。その後モモタウロスと馬頭の行方を知るものは居なかった。また、いつか平和が乱れる時まで、また会おう!馬頭‼︎

The end

初投稿でこんな感じですw

正直、学校のテスト前の深夜に変なテンションで書きましたwww

感想などいただければ嬉しいです。(=゜ω゜)ノ

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― 新着の感想 ―
[良い点] まぁ、以外に笑えたよ・・・ [気になる点] 先生はこの小説に対して何とも言えん・・・ww? あと、喉が痛いww [一言] 普段の日常はどうなっとるのかね!?www By English…
2014/03/04 20:18 陸上部顧問 田中先生
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