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おしるこ。

 

「お待たせ」

「! ……大事な時期なのに、来てくれてありがとう」

「楠木さんたってのお願い事だからね。断るわけないよ」


 十一月某日。

 隔週の土曜授業も無い、本来なら休みであったはずの土曜日にあろうことか出不精の僕は制服に袖を通していつもの愛車であるママチャリ……ではなく、電車で学校最寄りの駅にやってきていた。


 冬将軍が姿を現して短かった秋に終わりを告げるように冬の寒気が運びこまれ、残留していた残暑が瞬く間に蹴散らされて気温が急転直下を見せたのが、週の初め。

 寒さに慣れない僕達は悲喜こもごもな感想を吐き出したのだが、お陰でコートにマフラーに耳当てに厚手のタイツと、寒さが苦手な様子の楠木さんのモコモコ姿を見れたことだけは感謝を告げたいと思う。ありがとう、冬。

 実際には日本に訪れる冬将軍というのはシベリア気団から追いやられた負け組の部類らしいが、それでも貴重な楠木さんの姿を目に焼き付けることが出来たこの一時だけは、僕に勝利をもたらしてくれた女神として手のひらを返して扱うのも悪くはないだろう。


 受験本番まで残り二ヶ月を切った僕は本来なら机に齧り付いてでも勉強しなければならない身分。

 だというのにもかかわらずこうして楠木さんと休みの日にまで待ち合わせをしている理由はただ一つ。彼女から誘われたから以外に存在しない。

 僕が呼び出された理由、それは、楠木さんと約束をしていたから。

 その約束というのが──、


『私が合格したら、一緒に文化祭を回って』


 というもの。


 そして今日。

 我が校の文化祭が開催される当日にこうして待ち合わせをしているということはつまり、そういうことだろう。


()()()()、おめでとう」

「もう何回も聞いたわ。……でも、ありがとう。次は、涼村くんの番ね」

「そう、だね。そうなんだけど、ね」

「……呆れた。ここまで来てまだ実感がないとでも言うの?」

「うぅ、ごめんなさい……」

「別に怒ってないわよ。模試は【B判定】取れてたじゃない。十分合格ラインでしょ? 自信持ちなさいよ」

「ひめ姉にも同じこと言われたよ。でもこればっかりは性分というか、生まれ持っての気質というか……その、アレだからさ……」

「アレって何よ」


 楠木さんは、見事に志望校である梅ヶ峰女子大学に合格した。

 彼女は見事に自分の手で未来を勝ち取ったのだ。

 今の時期、合格を喜ぶのは受験を目前に控えた生徒達に不躾だ、という声が上がるが、そんなこと関係無い。楠木さんだって努力してきたのだ。その努力を間近で見てきたからこそ、彼女の合格は自分のことのように嬉しかった。


 けれども、実際に自分のこととなると分からなくなるのが僕である。

 恐らく僕は受験当日にも同じように行き渋ることだろう。

 本当の本当に土壇場というものを味わわない限り、僕の気持ちは前を向くということを知ることがないから。

 前だけ、上だけを見て進んできた楠木さんのような僕にとって見上げるのが当然のような存在ですらも、大学受験という魔物に食われかけていたのだ。常に下を向いて生きてきた僕はきっと、受験という魔物の口に瞬く間に呑まれて、抵抗する余裕すら生まれずに蹂躙されるのがオチだろう。


 誰かが言っていた。

 いつもの調子を出せるのなら、これまで勉強してきた人は誰でも合格できると。

 そのいつもの調子を如何にして引き出すか。それが受験の肝であると。


 僕にとってみれば、大学受験の魔物に襲われながら「いつも通り」に振る舞う、というのは逆立ちしてパスタを鼻から食べるよりも難しいことである。

 それが出来ていればひめ姉にも心配をかけることは無かったし、学校でも孤立していなかった──は言い過ぎだとしても、今とは状況がきっと変わっていたと思うから。そんな僕のヘタレな性格に加えて、ただでさえ緊張感が張り詰めた受験会場なら、尚のこと。

 受験勉強に集中すればするほど、受験の日が近付けば近付くほど僕はそんな思考に逸れて行ってしまい、受験まで二ヶ月を切ったというのに思うように受験に本腰を入れることが出来ていなかった。


 それを一目見ただけで見抜いた楠木さんの観察眼は相当に優れていると言えるだろう。僕が分かりやすいだけ、とも言えるが。

 溜め息交じりで吐かれた言葉に返す刀として渇いた笑いを張り付けた僕であったが、ジトっとした目で見つめてくる楠木さんは肩を小さく竦ませるだけで「この話はお終い」とばかりに身を翻す。


「本当に大丈夫かしら。……でも、今日くらいは息抜きだと思って楽しみましょ」

「それはもちろん。切り替えるよ。楠木さんのためだからね。でも、ご褒美ならもっと他にも──」

「何度も言わせないで頂戴。私がこれでいいって言ったの。今更他のことなんて思い付かないわよ。それに、あんたも楽しんでくれなきゃ、ご褒美にはならないから。一緒に羽を伸ばしましょうね?」


 自信無さげに楠木さんの横に並ぶと、彼女は「覚悟しておきなさい」と異次元の美貌を放つ顔に年相応の笑みを浮かべ、指先が赤くなった手を差し出してくる。


「……学校の前までだからね」


 差し出された手を、今度は僕が呆れ半分、照れ半分で僕の手を重ねる。

 すっかり雪ん子のように防寒対策がばっちりとなされている中で、手袋だけはしていなかったことに疑問を抱いたのだが、その答えがコレであろう。


 夏休み以降、楠木さんは少しだけスキンシップが増えたような気がする。

 その代表格とも言えるのが、こうして二人で並んで歩くときは決まって手を繋ごうとするところだ。

 切っ掛けと呼べるものがあるとするならば、夏休みに二人で行ったオープンキャンパスでのことだろう。大勢の人混みを前にした楠木さんが「この前みたいにならないように、きちんと握っておいてね」と言って寛永大での出来事を持ち出された僕は頷く他なく、今回のように「○○までだからね」と言って差し出された手を取ってしまったことがあった。

 それからというもの。二人で出かけることがあれば何かと理由を付けて僕と手を繋ごうとするようになったのだが、今日は遂に何も言わずとも僕に手を取らせるまでに至っていることに僕自身驚きつつも、すっかり普段の流れに組み込まれた一連の流れを拒否することもできないのは、僕自身彼女と繋がっている実感を得られるこの手の熱は嫌いじゃないからだ。


「……」


 自分の心の中でも素直になれない自分も嫌いになるのだが、そんな凍り付くような感情も彼女の手から伝わってくる熱によって容易く溶かされていって、結局は素直に楠木さんと手を繋げることが嬉しいと素直な一面が顔を出すのがいつものことだった。


「ねえ、見て。出店、意外とたくさんあるみたい。私はそんなに量を食べられないから、全部半分こね。あ、ステージの時間も決まってるみたいよ。ほら、軽音部と合唱部に続けて先生の時間も設けられてる。これは絶対見に行きましょうね。それから──」


 駅から続く学校までの道すがら、僕が自分の内面に一人反省会を開いている横で楠木さんはいつの間にか取り出した文化祭のしおりを手に、あれやこれやと期待に満ちた横顔を見せる。それだけ楽しみだったのだろう。

 そんな人が隣にいるものだから、僕は生まれて初めて学校の文化祭と言うものに並々ならぬ期待感を抱くのだった。


 学校に近付けば近付く程、期待感が上を向く。

 期待感が上を向けば向く程、学校が近付いてくる。


 僕達よりも一足も二足も先に開催されている文化祭。

 我が校の校名を加えた文化祭の看板がでかでかと正門に飾られており、賑やかな声はもうずいぶんと前から聞こえていたような気がする。

 文化祭に熱中する在校生の目が向かない場所にやってきた僕達は、静かにお互いの手を握る力を弱めていき、指先から取りこぼすみたいにしてお互いの手が離れていく。この瞬間だけは、どうにも寂寥感が取り繕えなくて。


「──そんなに寂しそうな顔しちゃって、どうしたのかしら」


 その感情をあっさりと見抜かれた僕は、はっきりと答えまで見抜いているにもかかわらず嬉しそうに、そして愉快そうに小悪魔な笑みを浮かべて僕の顔を覗き込んでくる楠木さんに大して唇を尖らせる。


「……そういうところ、なんだか遊佐さんに似てきたね」

「は? それだけは聞き捨てならないんだけど? 訂正して。今すぐに」

「悪いことじゃないと思うけど?」

「他の誰かに言われるのは構わないけど、あんたには、涼村くんにだけはそんなこと言ってもらいたくないの。……私は、私のままで──」

「な、なんか良く分かんないけどごめん……。訂正するよ。そういう顔もするんだね、って言いたかったんだ」

「……なんか腑に落ちないけど、今は許してあげる。さ、早く行くわよ」


 話す言葉は棘があるように見えるが、聞こえる声と足取りからは不機嫌さなど一切感じられず、待ちきれないとばかりに門を潜って行く楠木さんの背中はとても明るいように見えていた。


 我が校の文化祭は土日の二日に渡って開かれる催しである。

 土曜日は生徒達が優先的に楽しむ日、日曜日が父兄や近隣の人にも開かれる一般開放日として設けられており、僕達は人込みを避けるべく土曜日に足を運んだのであった。


「!!!」


 しかし、楠木さんの誰彼構わず人を惹き付ける注目度というのは並々ならぬようで、一度校門をくぐってしまえば直前まで騒がしかった文化祭の空気に様々な緊張が乗ったかのように一変させ、彼女の到来に気付いた後輩たちが揃って息を飲んだのが分かる。


「さ、何から食べて行く?」


 彼女はそんな視線の数々に気付いていながら、気にした素振りを一切見せずに、この場に足を運んでくる時と同様に期待に満ち溢れた瞳で振り返ってくる。

 まるで、この空気に呑まれそうになった僕を無理矢理引き揚げるみたいにして。


「……慣れてもらわなきゃ、困るんだけど」

「む、無茶言わないでよ。まあ、努力はするけど」

「言質、取ったからね? それじゃあ、慣れるためにも一緒に歩いてちょうだい」

「ぅぐ、胃がキリキリする……」

「これからたくさん食べてもらうのに、こんなところでノックアウトされてたら先が思いやられるわね」

「軽めのものから始めてくれると嬉しいです……」


 一歩踏み出すことさえ怖れそうになる程の、視線の圧。

 その壁を前にして逃げ出さなかったのは、楠木さんが隣に来てくれたからだろう。

 周りの視線より、彼女の視線。並んで歩く楠木さんの視線の行方だけを探して見れば、頻繁に僕の様子を伺うのが分かるのだが、それだけで途轍もない安心感に包まれるかのよう。

 彼女と一緒なら、何処へでも行けるとすら錯覚できそうなくらいの万能感に包まれて次第に落ち着きを取り戻してきたところでようやく周囲に目を向けると、楠木さんの到来に一変していた空気も、いつの間にか元の賑やかな活力溢れる呼び込みの声に包まれていることに気が付くのであった。


「他の学校の文化祭とは違って、火も使えるのは良いわね。この時期に冷たいものしか売ってなかったら、怒って帰るところだったもの」

「運動場の屋台に限り、って条件はあるけどね。それでも、おしるこが食べられるのは嬉しいね」

「おしるこ、好きなんだ。初めて知った」

「お正月にひめ姉がよくおしるこを作ってくれてたからね。その名残かも」

「姫和さんの……私も食べたいわね」

「食べる?」

「……あーん」

「……しないよ?」

「あら。私の両手が塞がっているのが見えないの?」

「だから一度に買い過ぎだ、って言ったのに……。とりあえず、どこか腰を落ち着けられる場所に移動して……」

「嫌よ。今食べたいの。私がそのおしるこを食べる為には、涼村くんが私の口に給仕してくれる以外に方法は無いの。だから、ほら、早く」

「せ、せめて人目のない場所に移動してから──」


 フランクフルト、えびせん、うどんに焼き鳥丼。

 両手で持つには限度があるそれらを手にしても尚、次なる獲物に目線を向ける楠木さん。

 文化祭の屋台を満喫している感満載の彼女が子供じみた駄々を捏ねるかのような催促に、僕は周囲から降り注ぐ視線の数々に怯えるように身を竦める。

 如何に生徒達が文化祭に熱中しているとは言え、ここは衆目の往来である以上僕にそんな真似ができるような度胸などあるはずもなく、ならばせめて人目のない場所まで移動しようと提案を口にしたのとほぼ同時に、背後から声が掛かった。


「──オホン! あー、女王様はもう少し、人目を気にした方がいいんじゃないのかなぁ?」

「っ!? ゆ、遊佐さん!?」

「……チッ。なんであなたまでいるのよ」


 振り返った先にいた声の主は、呆れ果てた様子を隠そうともしない遊佐さんであり、彼女の顔を一目見た楠木さんは、眼力で射殺さんばかりの眼光を放って盛大な舌打ちをかます。

 普通の人ならば卒倒しかねない楠木さんの眼光を前に、遊佐さんは冷や汗を浮かべながらも軽く受け流して僕へと向き直る。どうやら彼女も楠木さんの扱い方を学んできているようだ。


「ダーリンと一緒に思い出を作ろう、って思ってね? ほら、あそこで並んでる」

「家帰って勉強してなさいよ。受験まで時間ないんでしょ」

「それは結月にも言えることでしょ~? そんなこと言っていいのかなぁ? あたしと結月が一緒に帰ることになるけど~?」

「そんなの駄目に決まってるでしょ。第一、帰るなら私も帰るから、あなたは一人で帰りなさいよ」

「へぇ~……?」

「何、その目は」

「いいや? 女王様ってば随分食いしん坊なんだねぇ、と思っただけだけど?」

「違うわよ。これは、涼村くんと一緒に食べる量だから。あなたもそうじゃないの」

「あたしのとこは──って、あたしの方はどうでもいいの。問題はあんた達の方。もう少し下級生のことも考えてやりなさいよ」


 呆れて物も言えない、とばかりに肩を竦めて首を振る遊佐さんの言葉に、僕はすっかり忘れかけていた周囲の視線に意識を向けると、誰も彼もが文化祭に熱中しているように見えてその実、誰もが横目で僕達のことを観察しているような視線を感じられて、今更になってハッとして我に返る。

 楠木さんの方は相変わらず「見たければ見ればいい」というスタンスのようだが、僕はそこまで心臓を鍛えられているわけではないため、必死で彼女を説得して休憩所に移動することにした。


 遊佐さんと分かれる直前、彼女が突然僕の肩を捕まえたかと思うと、「()()()……って、結月。あんた、意外とやることやってんだね?」と揶揄うようにうししし、と笑う。

 初めは言葉の意味を理解できていなかったのだが、楠木さんによって遊佐さんが引き剥がされている最中に自分の発言の愚かさに気が付いた僕は、休憩所に向かうまでまともに楠木さんの方を見ることが出来なかった。

 去り際に「今度話聞かせてね?」と僕と楠木さんのどちらに語り掛けたのか分からない遊佐さんと分かれてパイプテントの下に設けられた休憩所に辿り着いた僕達は、椅子に腰を下ろすと同時に揃って深い溜め息を吐くのだった。


「はぁ……」

「はぁ~。変な邪魔が入ったわ」

「なんか、どっと疲れた気がする」

「……ごめんなさい。涼村くんに、嫌な思いをさせたかった訳じゃないの」

「そ、そういう意味じゃないよ。ただ、楠木さんと一緒にいると退屈しないな、って意味で」

「そう? 嫌になったりしてない?」

「……珍しく弱気だね? こんなことで嫌いになったりしないよ」

「受験の大事な時期に引っ張り出しているのは、事実だから。私だって少しはしおらしくなるわよ。……涼村くんに嫌われるのは、嫌だもの」


 楠木さんが俯いたせいか段々としりすぼみになっていく声は最後まで聞き取れない。

 僕は発言の中身を推測することしか出来ないが、その言葉を想えば胸に溢れてくるこの愛おしさは、どんな烈風に吹かれようとも、どれだけ雨が降りしきろうとも、僕の生涯において決して消えることのない火種となることだけははっきりと分かるものだった。

 おしるこを口に含んでから久しいものの、途端に口の中に溢れてきた甘さに耐え切れず、僕は楠木さんの方へと弱々しく器を差し出すのであった。


「……おしるこ。大分冷めちゃったけど、食べる?」

「食べる、けど。何笑ってんのよ」

「これはー、その……。う、嬉しくて?」

「……あっそ」


 流石の楠木さんも照れ臭いのか、これ以上の羞恥には耐えかねるようで、僕の手から残り少ないおしるこをひったくって白玉もあんこもかき込んでいってしまう。

 外気に触れて冷めてしまったおしるこは決して美味しいとは言えず、容器から口を離した楠木さんは、その表情から察せられる感想を一言口にするのであった。


「……微妙ね」

「ひめ姉のはもっとおいしいよ」

「なら、次はそれを食べさせてくれる?」

「それじゃあ、年明けだね。本当においしいから楽しみにしててよ」

「えぇ、本当に楽しみにしてるから」


 そのお陰で、というのも変なことだが、すっかり元の調子を取り戻した僕達は、買い漁った屋台飯を二人で分け合って口に運んで行く。

 味は特別コレが美味しい、という訳ではないが、やはり文化祭の空気も相俟って、僕達は満足いくまで何気ない会話と食事を楽しむのであった。


「意外と、食べれるものね?」

「量も調整してくれてるのかも。色んなの食べられるように、って」

「なら次は、校舎内の方を見て回りましょ。カフェとかもあるみたい……って、玉こんにゃくもあるじゃない。私、玉こんにゃくが焼かれる音とか好きなのよね」

「玉こんにゃくって……また渋いところを。それに、好きな所が味、とかじゃないんだ……」

「嫌い?」

「好きだけど、食べ過ぎじゃない?」

「あら、知らないの? こんにゃくはゼロキロカロリーだからいくら食べても問題無いんだから」

「……お付き合いしますよ、っと」

「ふふっ。付いて来られるかしら?」


 そう言って軽口の応酬までできるくらいいつものペースを取り戻した僕達が食べ終えたゴミを集めて移動しようとした、その時だった。


「あーーーーー!!!!!!!! いたーーー!!! み、見つけましたぁーー!!!!」


 僕達が休憩所から出た直後に土煙を上げて駆け寄ってきたのは、顔も名前も知らない後輩。

 そんな少女の口から放たれた爆音は、休憩所を通り越して校庭全体に響き渡るかのような声量で僕達の鼓膜を震わせたかと思うと、その爆音に続けて放たれた言葉に僕達は二人揃って盛大に顔を顰めるのであった。


「──た、助けて下さい!!!」










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