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明日は一緒に

作者: ああああ


涼の単身赴任先で行われる会議に間に合わせるため、子供達は実家に預け、早朝、高速を飛ばしてきた。


涼のマンションについたのは7時前。

多分、起きた頃だろう。

朝食を食べて、一緒に出勤すればいいや…

私は会議まで少し時間あるけど…


ドアチャイムを鳴らして、しばらく待つ。

「まだ、寝てるのかな?」

スマホを取り出し、連絡を取ろうとしたら…

「はい?」

ドアが開き、若い女性が顔を出した。

「え?」

あれ、間違えた?

慌てて部屋番号を確認するけど、涼の部屋だ。

「あの、朝から…何ですか?セールス?」

「へ?」

女性はシャワーを浴びたばかりらしく、まだ半乾きの髪をかきあげながら

「主人も今シャワー浴びてるの。じゃ」

と、目の前でドアを閉められた。

ドアが閉まる瞬間、

「前田、誰か来たのか?」

と、涼の声が聞こえてきた。

え?え?

どういうこと?

単身赴任先のマンションにシャワーを浴びた若い女性…

それはつまり…


それから、私は、コーヒーショップで時間を潰して、会議に間に合うように会社に出勤した。


「お、久しぶり!」

「うん」

「え?どしたの?ダンナのとこ寄ってラブラブ出勤したんでしょ」

同期の佐伯梨香とは、支社は違うけれど、同期で時々集まっていることもあり、仲が良い。

「…それが…マンションに…女がいた…」

「…へ⁈」

会議室で突拍子もない声をあげた梨香は、部屋の片隅に私を引っ張っていく。

「いや何、それ、どういうこと」

「…私が聞きたい」

「涼さんって、そんなキャラじゃないでしょ。私は接点ないけど、開発部はめちゃくちゃ忙しくて、連日残業っぽいし…ていうか、女っ?」

「シャワー浴びたあとみたいな若い子が出てきて…涼の声も聞こえたから、部屋にはいたみたい。髪の長い…キツめの美人」

「キツめ…」

「前田、とか言ってた」

梨香の表情が変わる。

「知ってる?」

「…あー、前田って子はいるけど…」

確定か。

まさかの社内。

嫁も社内なのに。

どんだけあほなの。

「や、でも、何かの間違いかも」

「単身赴任先のマンションで、男女が一緒に部屋にいて、早朝からシャワー浴びるって。アウトでしょ」

実は、実は、駐車場の車の中でさんざん泣いた。

今はもう、何も考える気力がなかった。

「とりあえず、仕事はきっちりして帰るわ」


他の支社の人間がチラホラ見える。

「今日、何かあったっけ?」

「ああ、新システム導入の講習会らしいぞ。あちこちの事務方が来てるって」

なるほど。

「嫁さんも来てるんじゃないのか?」

「いや、何の連絡もないけど」

結香が来るなら連絡してくるだろう。

単身赴任して半年、俺の仕事がハードすぎて、ほとんど家に帰れていない。

結香はフルタイムで働きながら、子供達の面倒も一人で見ている。

申し訳ないと思いながら、あと1年は頑張らないと…

「係長、ありがとうございました。」

部下の前田が声をかけてくる。

毎晩残業続きで終電を逃すことも多く、会社から近い俺のマンションは、時々、こいつのシャワールームと化す。

もっとも、俺自身が会社に泊まり込む事が多く(男子シャワー室は完備だ)、問題はないのだが…

「お前なあ、自分のシャンプーとか置いとくのやめろよ」

「だって、いちいち持って行くの面倒くさいし。服も置いときました」

そんな二人の会話を同僚の平田が呆れた顔で聞いていた。

「あのなあ、ここんとこ開発が大詰めで帰れないからって、そういうのまずいだろ。急に嫁さんとか訪ねてきたらどうするんだ」

「そんなことあるわけないだろ」

「あ。そういえば…今朝、女の人が。」

「へ?」

「今朝は珍しく、係長、帰ってきたでしょ」

「俺の部屋だからな」

「私がシャワーあびたあと、ドアチャイムが、鳴って、出たら女の人が」

「へ、誰!」

「さあ、朝から勧誘かなあとか思って。適当にかわしました。肩ぐらいの髪で、目のぱっちりした可愛い感じの人。」

「それって…お前…」

平田が絶句する。

「な、何か言ってたか?」

「さあ、何も言わないから、主人もシャワー浴びてます、とか言ったら、帰っていきました」

まさか…まさか。

慌てて結花に連絡をとろうとするが、つながらない。メッセージも既読にならない。

研修を担当している部署に問い合わせると、結香は講習会に来ているようだ。

「自業自得だな、前から言ってただろ」

「ああ、うん…」

「その、一応確認だか、前田とは…」

「ない!何もない!」

「お前はそうでも前田はわからんぞ」

平田は真面目に言う。

「いい機会だ、ちゃんとケジメつけろ」


仕事を抜けて、部屋に戻る。

この一カ月、ほとんどマンションに戻ってなかった。

洗面所や風呂場に行くと、前田のものらしきグッズがあちこちにある。

それらをかき集め、袋につめた。

まさか。

結香は疑ったかな。浮気とか。


「俺もケジメなさすぎたな。もう、うちは出入り禁止だ」

袋を前田に渡すと、一瞬、彼女は泣きそうな顔になった。

「シャワールームがなくなったのが、そんなに残念か?まあ、佳境は越えたし、今後は残業も減るように調整するから」

「…はい、わかりました」

いつもの調子で突っかかってくるかと思ったら、案外、素直に引き下がった。


講習会が終わり、会議室を出ると、涼からのメッセージや着信に気づく。

どうすればいいか悩んでいると、こちらをじっと見ている女性に気付く。

今朝の子だ。

「あの、係長の奥さまですか?」

「はい」

「係長の部下の前田と言います。少しお時間いいでしょうか」


「今朝は大変失礼しました。奥様と知らなくて…」

「あの…いつから…」

「毎日残業で終電を逃す事が多くて…自宅が遠いから、係長のマンションのシャワーをお借りするようになったんです」

そんなきっかけ。

使わせる涼も信じられない。

「さっき、係長にもう出入り禁止だって。シャンプーとか置いてたのも返されちゃいました。」

ほら、と。

袋の中を見せられる。

そんなものまで置かせてたなんて。

私はショックで言葉を失う。

「私は、係長の事、上司として尊敬してます。」

前田さんは私をまっすぐ見つめて言う。

「男性としても好きです」


前田さんが立ち去ったあと、しばらくぼんやりしていた。

「あ、いたいた。結香、すぐ帰るの?」

「あ、うん、妹に保育園の送迎は頼んだけど…そろそろ出ないと」

「ねぇ、それより、涼さんと話した方が…」

「ううん、今は…」

多分、辛そうな顔をしてたんだろう。

「わかった。いつでも話し聞くから」

「ありがとう」

梨香と別れて駐車場に行くと、車のそばに涼がいた。

「結香!」

私は無言で車に乗り込むと、涼も乗ってきた。

「何」

「誤解だから」

「何が?」

「だから、前田とは何もない」

「部屋に一緒にいて?シャワー使わせて?シャンプーまで置いて?同棲じゃない」

「違う!ほんとに違う」

「あの子、あなたのこと好きって言ってたわよ」

「え⁈」

本当にびっくりしている。

嘘はついていないだろう。

「からかってるんだろう。あいつはそういうとこあるからさ…」

「知らないから!」

大きな声を出した私を、びっくりした顔で見る。

「前田さんって人がどんな人かも知らないから!単身赴任の既婚者のマンションのシャワー使って、シャンプーとか置いて。

冗談ですむの?それを許してる涼も一緒だよ!」

言ってることは支離滅裂なのはわかってる。でも、冷静になれない。

「ごめん…やましいことは何もないけど…結香のこと傷つけて…」

涙がポロポロでる。

悲しいのか悔しいのか…

「その、開発が大詰めで、ここ1カ月はずっと会社に泊まり込んでた。今朝は着替えを取りに帰ってて。女子シャワー室がないから、前田は終電逃した時におれんち使うようになって。言い訳になるけど、男の後輩に貸してるのと同じだった」

「そんな言い訳通るの?」

「最低だよな。ケジメがなさすぎた。」

「彼女だって、上司のマンションに通ってるなんて噂たったら、どうなるの?涼だって、上司として責任問われるんだよ!」

「…そうだよな。平田にも散々言われてた…」

開発部は男女関係なく体育会系でサバサバしている、とは聞いた事がある。

一つの案件をチームで詰める、佳境になると徹夜当たり前。

だからって許される事じゃない。

それに

「あの子は…多分、涼の事…」

まっすぐな目で「好き」と言われた。

涼が何か言いかけようとすると、彼のスマホが鳴った。

ポケットからだした画面に前田、と表示されている。

「…ごめん…もしもし。ああ、それは…いや、それじゃだめだ、いや…わかった、すぐ行く」

私はぎゅっと手を握る。

「ごめん、仕事が…」

「…そう…」


「何とか時間作って帰るから」

「…そう…」

涼が車を出てからもしばらくは動けなかった。


涼が本社異動になって2年目。あと1年は帰って来ない。

下の子の育休から復帰したばかりの私は、一緒についていくならば退職しかなかった。

仕事は好きだし、環境もいい。

3年、何とか頑張ってみよう、ということになった。ワンオペ覚悟で。

まさか、こんなことになってるとは…。


「あ、係長!」

「…悪い。遅くなった…」

前田は何か言いたそうだか、かまわず、作業にうつる。

「どうだ?」

平田がやってくる。

「ああ、大丈夫、すぐにリカバリーする」

「そっちじゃなくて」

「…大丈夫じゃない」

平田は横の椅子に座ってきた。

「確かに開発は男も女もないとこだけど、今回ばかりはまずいぞ。前田はその気だろ」

え、と、平田を見る。

「わかってないのお前だけだろ。皆気付いてたぞ。まあ、お前の愛妻家ぶりは知ってるから、前田気の毒…って目で見てたけど。」

俺はキーボードをたたく手を止める。

「気付かなかったのか?」

「まったく」

「はぁー」

「だって結婚してるぞ!しかも社内」

平田は何とも言えない顔をする。

「平田…その、今週、帰っていいか」

「わかった。まかせろ」

「頼む」

俺は平田に頭を下げた。


金曜日の夜、子供達を寝かしつけた後。

「何とか1週間、終わった…」

乱雑に散らかったへやを眺めながら、独り言がでる。

今週、子供達は元気だった。熱もでず、呼び出しもなかった。

それだけでOKだ。

ダンナの浮気疑惑なんて瑣末な事だ。

…と、思えればいいけど…

「そんなわけない」

洗濯をしようと洗面所に行き、鏡に映った自分を見る。

5歳と2歳の子供と一緒の入浴は、自分のことは後回しだ。

風呂上がりの手入れだって、適当にオールインワンを塗って終わり。

ドライヤーなんて夢のまた夢。

女子力ないなあ。

こういう時、若くて美人がシャワー浴びてたら、そりゃ、その気になるわ。

しかも好きだとか言われて。

スマホが鳴る。

涼だ。

「はい」

「ごめん、帰って来た。内鍵開けて」

「え?」

私は慌てて玄関に行く。

ドアを開けると、神妙な顔の涼が立っていた。

「ただいま」

「…おかえり…仕事はいいの?」

「…ああ、平田に頼んで…あいつもすごい心配してくれて」

とりあえず、コーヒーを入れてリビングに行くと、寝室から涼が出て来た。

「子供達にも忘れられてそうだな」

最後に会ったのは2カ月前。

子供達は父親不在に慣れてしまった。

下の子は忘れてるかも…

「その、ホントに悪かった、ごめん」

涼は頭を下げる。

「俺の考えが足りなかった。仕事が絡むめば何でも許されると思ってた。」

私は言葉が出なかった。

というより、頭が働かない。

涼はちゃんと非を認めてる。謝ってる。

じゃあ、これで終わりになるの?

私はわかった、と、受け止めなければいけないの?

「結香?」

「…わからない…」

「え?」

「わかないの…わからないの。涼が本社に行ってから、ホントに必死で頑張って、頑張って…自分で決めた事だから、頑張らなきゃって…」

「わかってる、結香はホントによくやってくれてる」

「わかってなんかない!わかってたら、あんな、平気で女の人を家に入れるなんて…こうやって、仕事忙しい中無理して帰って来て、謝って…私は許すしかなくて…」

「結香」

「でも、きっとまた考える。また誰かと一緒じゃないかって。私はこの家と子供達が一番大事だけど涼は違う!涼にとって私達はただの義務。大切に思ってくれてるとは思えない!」

私の大きな声で、下の子が起きてしまった。

泣き声が聞こえる。

私は涼の顔も見ずに急いで子供のもとに行く。

自分でもびっくりした。そっか、私、そんな事思ってだんだ…。


結香が育休から復帰したばかりの異動は、かなり悩んだ。支社で頑張った案件を認められ、本社扱いとなり、責任者としての異動。栄転だ。

二人で話し合って、単身赴任となった。

正直、結香の大変さよりも、自分の仕事の事で頭がいっぱいだった。

俺が頑張れば、将来的にも我が家のためになる。

結香は何とかしてくれるだろう。

俺は仕事に没頭した。

仕事はホント大変で、だけど、チームもまとまり、忙しさも苦ではなかった。

家には月1も帰れないけれど、さして罪悪感もなかった。

今だけだから…と。

結香はいつも「大丈夫」と言っていた。

その言葉の裏にある気持ちを、俺は気付かないふりをしていたのかもしれない。


思いがけず登場した父親に、案の定、下の子はギャン泣きだった。

悲しそうな涼に「勝った」と心の中でつぶやいた私は、誰にも責められないだろう。

それでも、馴染んでくると、日曜日、出発する時には二人して、しがみついて離れなかった。

家族で過ごした週末、私の心の中のわだかまりは溶けないままだった。


「おはよう」

「おー、おはよう」

朝イチ、平田のもとに行く。

「助かった、ありがとう」

「ああ、話せたか?」

「うん、まあ。」

スッキリしない顔の俺に、平田は

「こじれた感じか?」

「まあ、そうだな。結香の気持ちとか、全然考えたことなかったって改めてわかった。最低だな」

自虐気味の俺に、平田は同情的な目を向ける。

「仕事一筋なのはわかるけど、いい機会だ、家庭とのバランスも考えるんだな。」

バランスかあ…確かに、結香の犠牲でバランスを取ってた。

離れたところに前田がいた。

何か言うべきなのか、迷った。

「ちょっと、前田と話してくる」

「ああ」

俺は前田をミーティングルームに連れ出した。

「週末も仕事にでたのか?」

「いえ、係長もいらっしゃらないし。休みました。」

俺は一瞬怪訝な顔をしたのだろう。

「あ、いえ。一緒の方が仕事の効率もいいし。あの、週末は、ご自宅に?」

「そうだ。それより、妻に何か言ったか?」

前田はまっすぐこちらを見た。

「朝、失礼したことをお詫びしました。それから、私の気持ちをお伝えしました。」

俺は目を見開いた。

「シャワーを貸していたことは、男の後輩に貸しているのと同じ感覚だった。思わせぶりな態度をしていたのなら謝る。君のことはチームの仲間だと思っている。

ただ、妻に悲しませたことは許せない。今後はやめてくれ。

ひどいことを言うようだか、はっきりしておきたい。」

「…私は…」

いつでもはっきり言う前田がいいよどんでいる。

「ここは会社で君の仕事ぶりは評価している。俺はそれ以上は何も言えない。一緒での仕事が難しいようなら、上に相談して、どちらかが異動になる。」

「…わかりました…」

前田はそれ以上は何も言わず、席に戻った。

入れ替わりに平田が来る。

「納得したか?」

「…いや、何も言わないから…。」

「すぐには無理か。」

「そうなのかな…」

正直、前田の気持ちを聞かされても、戸惑うばかりだ。

ともかく、あきらめてもらうしかない。

そう、願うだけで。


金曜日、仕事を終えて会社を出ると、前田さんが立っていた。

「すいません、少しだけ、お時間ください」

「お迎えがあるから…30分くらいなら」

近くの公園にいく。

「申し訳ありませんでした!」

前田さんは頭を下げた。

「係長に言われました、妻を悲しませたことは許せないって」

「…そう、なの」

「私、ずっと憧れて。係長、ずっと仕事一筋で、お家にも帰って無いし、奥様いらっしゃらないし…マンション使わせてもらってたりして、どんどん好きになってて…

でも、ホント、ただの片思いでした」

一生懸命謝る前田さんを見て、

涼も悪いよな、と思えてきた。

頼れる憧れの上司、家庭の気配もなくて、距離がどんどん縮まっていって…一線を引けなかった、それは涼にも落ち度はあるのでは…

「正直、あなたに言われたこと、ショックだった。人の気持ちは強制できないけど、そこは線を引くべき、でしょ。会社なら、特にね。」

「はい…」

前田さんはもう一度頭を下げて、帰っていった。


子供2人、毎日いっぱいいっぱいで。

泣いたことも何度もあったけど、

なんとか上手くいってると思ってた。

でも、思ったよりもギリギリ綱渡りだったんだな。


その夜、子供達を寝かしつけた頃、涼が帰ってきた。

週末の休みを捻出するために、無理したんだろう、目の下に隈ができている。

「帰ってきて、大丈夫なの?」

「ああ、帰りたかったんだ…え、結香?」

泣いた。

涼の前でこんなに泣くなんて。

「うらやましかった」

「え?」

「前田さん、ただ真っ直ぐに好きって…私は、色んなこと考えて、我慢して…素直になれなかった。辛いなら辛いって、涼に頼ればよかった」

「いや、俺が結香を我慢させてたんだ。ごめん、これからはもっと家族を大事にする。だから、俺を…」

見捨てないで、と、小さな声が聞こえた。

いつも自信満々の涼の言葉に、一瞬、え、と驚く。

「そんなこと考えてたの?」

涼は何も言わずに、私をギュッと抱きしめた。

「ずっと一緒にいてくれ」

「うん」

今度は私が子供達を連れて涼のところに行こう。

「会いたいから」

「え?」

「ううん、ずっと一緒にいようね」

































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