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エッセイまとめ

寝ている時に見る夢は中々参考になるというお話

作者: あるとん

 偉人が夢の中で見たことから着想を得る、なんて話をみなさんも聞いたことあると思うんですけどね。

 確かに「この場面やあの設定は面白そうだし流用できそう」だと思うこともたまにあるのですが、みなさんはどうでしょうか?

 今回はその中でも印象に残ってるというか、記憶に残ってる面白い例を挙げてみます。



 場所は高い建物の、長さ一辺数十Mくらいの広い屋上床下から、コンクリートを貫いて鉄塔が突き出てるみたいなところを自分は走っている。

 何かから後ろから追いかけられているのが分かる、そう、きっと相手は自分を殺そうとしているのだと。

 それが恐ろしくて走って逃げる。

 邪魔な鉄筋を潜り必死に、生き残ることだけで頭がいっぱい。

 息は絶え絶えだが、足を止める選択肢はなく、後ろを見たら追いつかれてしまうのではないかという恐怖から振り向くこともできず、今にでも刺されてしまうかもしれないと思いながらも足を動かす……みたいな。



 もう一つの夢が、どこか河原か何かで砂利道を走っている。

 後ろからは戦闘機が迫り、すぐ後ろを機銃で掃射しているのが分かった。

 全力でただ前を走る事だけ考えた。死にたくない。このままでは殺される。

 嫌だ、自分は生きたい。死んでなるものか。

 しかし無情にも戦闘機に追いつかれ、体を貫く弾丸……というところで目覚めた。

 心臓をバクバクさせながら。



 当然夢なので実際に自分が殺されそうになったわけではないですよね。

(時間帯が違ったならば、危うくニュースになる様な大事件に巻き込まれて死んでいたかもしれない、はあるのだが)

 しかし、迫って来る死の恐怖、押しつぶされそうな圧迫感、生きたいという必死の願いと思いで満たされた精神状態を味わったというのは、これは間違いなくリアル、現実なのです。

 追体験などという生易しいものではなく、幻想から生まれた現実体験という、訳の分からないことになっていますが……


 海外のyou tuberで一般人に包丁で襲うドッキリを仕掛けたら、逆に銃殺されるという事件がありましたが、あれもドッキリを仕掛けられた側からすれば、その時は本当に身の危険を感じていたのですからリアルな命のやりとりという体験ですよね。





 結局なにが言いたいのかと言うと、夢だったとしてもその時に抱いた気持ちは紛れもない本物なわけで、貴重な死の体験というのも夢の中では実際に起きたものとして体験できる、夢とは可能性の塊、経験の金山であることを言いたかったのです。

 自分は目覚めた時に、この時に抱いていた感情をありのまま、忘れないうちに書きなぐりました(笑)

 そんなリアルで貴重な経験、記憶が薄れたら参考にできなくて勿体ないじゃないですか!



 ところで、高い所から落ちる夢、ありますよね。

 あれって落ちてる最中に目覚めるんですけど、目が覚める瞬間にフワっという浮遊感と共に、魂というか精神の様なものが体の上から落ちて来て、肉体という器にスポッと戻ってきたような、変な感覚があるんですよね。脳の錯覚なんでしょうけど……

 肉体で上から落ちてきた精神を受け止めたというかなんというか。

 実は幽体離脱でもしていて、別の時間軸や異世界に飛んでいってませんかね?

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