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オペラ探偵 毛利さくらの美学 第二話「アイーダ」 第一回

日本で唯一の市立オペラハウスである、桜園シティオペラハウス。

落成10周年記念公演「アイーダ」の開催を前に、

「オペラ探偵」こと毛利さくらと、その相棒、有沢みなみの間に亀裂が・・・

何とか仲直りしたい有沢の思いは、果たして実を結ぶのか。

「アイーダ」の開幕です。

桜園音楽大学ホームページより、毛利華江理事長インタビュー(抜粋)


我が校の最大の特色といえば、やはりオペラ公演でしょうね。学内では、毎年、年に2回、オペラ公演をシティオペラハウスで開催します。普通の音大だと声楽科の学生が中心になると思うんですが、我が校の場合、舞台演出やプロデュース、メイクや衣装、大道具や舞台美術まで、舞台制作の全てを学ぶ舞台総合芸術科が、企画の中心になるんです。そして各学科から希望者を募り、学内のオーディションを経た選抜メンバーで、各公演を作り上げていく。

企画の良し悪しはチケット収入という形ではっきり成果になって現れますし、オーディション含めて、参加者全員の納得感を得るためには、舞台総合芸術科の企画担当者の視野の広さ、その年の学生たちの能力や個性を見抜く力など、まさに総合的なプロデュース力が問われます。総合芸術と言われるオペラの制作を、特定の音楽学科ではなく、全体を俯瞰できる舞台総合芸術科がリードすること、そして、その企画に学内の全ての学科生が同じ立場で関わることで、チームとして一つのものを作り上げるチームワークの大切さを学ぶんですね。

このオペラ公演のメンバーに選抜されることは、各学科のトップクラスの優秀な生徒である証ですし、競争率も高いです。一年生の時は選ばれたのに、二年生では脱落したり、途中でオペラ以外の表現を選ぶ学生もいます。付属の音楽高校在学中から特別推薦で公演に参加する学生もいますし、卒業後もアドバイザーという形で公演に関わり続ける学生もいます。4年間、あるいはそれ以上の期間、学内オペラ制作に関わり続ける学生の間では、年に2回のオペラ公演を成功させるために繰り返される毎日の練習や合宿などを経て、家族のような強い絆が生まれます。このオペラ制作に携わった学生たちは、卒業後もお互いを先輩後輩と呼び続けてますね。

さらに面白いのは、その先輩後輩関係が、各学科の垣根を超えていることです。バイオリン科の学生が、衣装担当の学生を先輩と呼んで、自分のリサイタルの衣装の相談をしたり、指揮科の学生と舞台総合芸術科の舞台監督志望の学生がカップルになったりね。音楽の世界ではこういった人的なつながりがとても大切。

オペラを総合芸術としてまとめ上げていくノウハウを学べたり、個々の楽器だけではない横の繋がりを作り出せるのは、相互協力関係にある桜園シティオペラハウスの存在が大きいです。シティオペラ管弦楽団のプロの奏者だけでなく、オペラハウスのバックステージを支える制作方の方々も、学生の講師として学内オペラ公演を指導します。卒業生の多くがシティオペラ管弦楽団の団員として活動していますし、バックステージも同様。

桜園シティオペラハウスが日本で唯一の市立オペラハウスと言われるのは、学校組織と協力することで、オペラハウスが持つべき、オーケストラ、声楽家、舞台スタッフの人的ネットワークというソフトを一通り備えているからなんです。一旦オペラからはなれて、ポップスやロックといった全く違う分野で活躍している卒業生や、音楽から離れて一般企業に就職した卒業生まで、時々、シティオペラ管弦楽団のエキストラのオーディションを受けに来て、実際に舞台に乗ったりします。受け入れる側も、あの先輩が戻ってきた、と大喜びだったりね。私たちが、この学校と桜園シティオペラハウスのコラボレーションによって実現した様々な成果の中で最も価値あるものは、そういう人と人との絆だって思っています。



東銀座駅近く、歌舞伎座地下、木挽町広場


「毛利さくらと喧嘩してるの?」

歌舞伎座の下のカフェでキャラメルマキアートのストローくわえながら、穂高先輩が言う。さっきまで2人で見ていたのは、メトロポリタンオペラ、通称METのライブビューイングの「ルサルカ」。相談事がある、と連絡したら、「METライブ奢ってくれたら」と言われて、お付き合いに都心に出てきたけど、お洒落な街並みに圧倒されてしまって息が詰まりそう。地下のカフェなら落ち着くかなと思ったけど、歌舞伎座の下なんか、逆にゴージャス過ぎて、なんだか目が回ってくる。

そんなお洒落でゴージャスな街並みの中でも、通り過ぎる人達が思わず一瞬視線を止めるのが、私の目の前に座ってキャラメルマキアートを召し上がっている穂高真里亞先輩。


ノースリーブのジャンパースカートは月の光を思わせる柔らかで光沢のあるアイボリー。下に着ているブラウスも、フリルの柔らかさにナチュラルな生成り感を共存させていて、首元の薄いブルーのレースチョーカーと共に、自然な雰囲気を醸し出す。細い肩紐の右の胸元にはシャンパンゴールドに輝く大きなブローチ。METの象徴であるシャンデリアを模した華やかなブローチで、ニューヨークに行ってきた人からもらったものだそうだ。ジャンパースカートの胸元から縦に走るレースはゴージャス感と可憐さを演出して、少し引き締めた腰の周りにあしらったシフォン生地のリボンと共に、身体のラインをあまり強調しないノンセックス感を出している。ふんわり広がったスカートの裾にはたっぷりのフリルが施されていて、白ソックスにブラウンのパンプスまで全て、何だかそのまま木々の緑の中に溶けていきそうな淡い雰囲気。


「今日のテーマは、『妖精』ですか」私はため息をついた。ゴシックロリータファッションが趣味の人ってのはそんなに世の中にゴロゴロいるわけじゃないと思うんだけど、なんで私の周りには2人もいるんかなぁ。しかもどっちもそういう出立ちが違和感なく似合ってしまう美人ときている。綺麗な人は何を着ても似合うからいいよなぁ。

「『ルサルカ』だからね」穂高先輩が言う。ルサルカは水の妖精だけど、有名なのは「月に寄せる歌」だから、森の妖精感と月の光の感じを合わせてみたわけですね。

「テーマがずれてる」穂高先輩が言う。「喧嘩の理由は?」

「『アイーダ』です」私はボソッと言う。誰かと喧嘩したことを思い出すのって不愉快だよなぁ。でも思い出さないと仲直りもできないしなぁ。


「『アイーダ』って、次のシティオペラハウスの演目だよね?」穂高先輩が言う。

「オペラハウス落成10周年記念公演です」私はうなずく。「穂高先輩もエントリーされてますよね?」

「まぁね」と、森の妖精はストローをくるくる回す。「あれは編成も大きくて、ハープが2台いるからさ。」

「今回はエキストラも多いみたいですね。アイーダトランペットとか、バンダもあるし」私が言うと、穂高先輩はストローから唇を離して、ちょっと遠くを見る目になった。「シティオペラの本公演は久しぶりだよ。」

言われてみれば、ここ1年ほど、穂高先輩をオペラハウスのピットで見かけなかった気がするな。大学構内ではよく見かけてた気がするけど。

「私、大学の講義手伝ってるからね。ほら、由里子先生の。」

そうか、それでしょっちゅう見かけてた気がするんだ。このゴスロリ美女がでっかいハープをゴロゴロ押しながら大学構内移動していたら嫌でも記憶に残るしなあ。


ハープってのはお嬢様楽器の印象あるし、実際楽器が高価なこともあって、穂高先輩みたいな良家のお嬢様が嗜む楽器、という傾向は否定しない。でも意外とガテン系の楽器なんだよな。穂高先輩も、このなりで、フォルクスワーゲンのワンボックスカーに、でっかいグランドハープを、ほとんど人の手借りずに一人で積み込んで首都圏走り回ってる。ハープ奏者をエキストラに招くオケ公演は結構多いから、需要もそれなりにある楽器。


「お忙しかったんですね」と私が言うと、ちょっと曖昧に頷いた。「まぁ色々あったんだけど、私のことはいいから。なんで毛利と喧嘩してるの?」

「『アイーダ』で着る服を新調したから見に来てって言われたんですよ」私は渋々思い出す。毛利さくらの家にお邪魔したのは初めてじゃないんだけど、あんまり心地よい体験じゃない。今回は特に、捨て台詞吐いて飛び出してきちゃったから、余計に不愉快な気持ち思い出しちゃうなぁ。

「新調とは、気合入ってるねぇ」穂高先輩が言う。

「まぁ、10周年記念公演ですからね。普段の公演なら既製服を少し手直しするくらいで済ませてるみたいですけど、演目も大きいし、気合も入ったんでしょう。でも、」

そこでちょっと言葉に詰まる。あの時の恥ずかしさが蘇ってきて、顔が火照ってくる。「行ってみたら、いきなり私の採寸始めようとしたんですよ。袖丈だの股下だの測り出して、挙句にスリーサイズだのなんだの確認し始めて。」

「有沢もドレス着るの?」穂高先輩が身を乗り出す。「どんなの?やっぱりロリータ風かな?それともセクシー系?プリンセス系?」

「乗らないで下さい」私はピシャリと言う。「私がドレスなんか、似合うわけないじゃないですか。毛利みたいに綺麗じゃないし、色気ないし。」

穂高先輩が黙ってこっちを見ている。「そもそも、『アイーダ』みたいな大きなものやるのに、舞台方もてんやわんやなんですよ。人手も足りないし、千葉さんも磯谷先輩もキューが多すぎてパニックになってるし。私がドレス着て客席にいられる日なんかないんだから。」

「そこは理事長権限使うって、毛利が言っちゃったんだな」穂高先輩がにっこり微笑んで言う。なんだろう、なんか、自分が情けなくなって、ちょっと涙出そうになる。「ドレスだって、理事長がお金出してくれるんですよ。私の分まで。」

「理事長っていうか、理事長のパパね。毛利のおじいさま」穂高先輩の微笑みは消えない。「毛利のおじいさま、孫娘にデロデロだからなぁ。」


毛利さくらの美学。オペラはできる限り、豪華な衣装で見る。

非日常の空間としてのオペラハウスを客席から演出するために。

オペラハウスの経営陣のスポンサーシップももらってる、なんて毛利は偉そうに言うけど、結局は孫娘がおじいちゃんにおねだりしてるだけじゃないか。そんなお金持ちのお嬢様のワガママに屈託なく付き合えるような、そんなハイソな家庭に私は育ってない。毛利さくらの家。大きな門扉から数分かけて歩いた先にたどり着いた立派な玄関の扉を、映画とかでしか見たことのないような家政婦さんが開けてくれる。私と私の友達の間にどれだけ距離があるか思い知らされる瞬間。そんな気持ちを逆撫でするように、毛利は、私を着せ替え人形にして、自分のそばに飾ろうとしたんだ。私が本来いるべき場所から引き離そうとしてまで。私は舞台裏で埃まみれになりながら大道具動かしたり綱引いたりしてるのが一番ふさわしいマッスル系女子なのに。


「ふざけんなって怒鳴って、飛び出してきちゃったんです。感情に任せて、結構ひどいことも言った」胸が急に締め付けられる。飛び出す前、呆然と私を見つめた大きな黒い瞳。邪気のない澄んだその瞳に涙を一杯溜めていた毛利。もうその一瞬から、私は後悔していた。こんなに綺麗なものに向かって、自分が放ってしまった言葉に。


「有沢はちゃんと分かってるわけだ。毛利に悪意はないし、有沢にマウンティングしようなんて優越感もない。純粋な善意で、有沢に喜んで欲しかっただけなのに」穂高先輩の微笑みは消えない。

「でもやっぱりズレてますよ。なんで私にドレス着せようなんて思いつくのか分からないし、そもそもなんでこんなに絡んでくるのかも分からない。」

「有沢が美人だからでしょうよ」穂高先輩が言う。何を言ってる。

「面白がってるだけじゃないかな。メイクや衣装で地味子がこんなに化けました、ビフォーアフターで比べてみましょう、なんて。」

「有沢は美人だよ」穂高先輩が繰り返す。「毛利は本物を見極める目を持ってる。あんたとつるみたがってるのは、あんたが本物のオペラオタクだって見極めたからだ。音大生にもそんなにいないタイプでしょ?」


それは確かにそうかもしれない。桜園音楽大学は、シティオペラハウスの運営に深くコミットすることで、オペラ制作に関わる人材を輩出している。理事長がどこかで言っていたその言葉は確かに真実だけど、でも現実はそんなに上手い話ばかりではない。オペラ公演からプロになる人の主流はやはり声楽家。楽器の専科の生徒にも、シティオペラハウスのハコ付きオケ、シティオペラ管弦楽団の一員になる、という道が用意されているのだけど、悲しいかな、市からの限られた補助金では、団員に充分な給料を払うことはできず、一部の正規団員以外の准団員さん達には、公演参加回数に対する出来高払いのお手当が出るだけ。自ずと、管弦楽団の団員として登録しながら、せっせと他のオケのエキストラや、自分の音楽教室の生徒さんからの月謝を稼いで食い繋ぎ、挙句に、ほかのオケの活動が忙しくなってオペラハウスの本公演に乗れません、なんて本末転倒なケースがゴロゴロ出てくる。ましてや、舞台制作の学科には、オペラにそれほど興味はないまま入学してきて、そのまま商業演劇や舞台制作会社のマネジメントといった分野に進む人も多い。それならまだしも、

「ウチの大学の一番多い就職先は音楽の先生と一般企業だからなぁ」穂高先輩が言う。「あんたや毛利みたいにオペラ一筋ってのはむしろ少数派だよ。オケ屋だって、ポップスやらジャズやらロックに転向するやつもいっぱいいるし。」


「有沢はもっと色んな舞台を見た方がいい」毛利さくらに言われた言葉を思い出す。

「どんな舞台でも、どんなパフォーマンスでも、そこから学べるものは必ずある。面白いか面白くないか、自分の興味のあるものかそうじゃないか、そんなことは置いて、舞台にあるものを真っ直ぐ見つめれば、有沢が将来作りたいと思っているオペラ舞台につながるヒントは必ず見つかる。舞台に上がれば全ては平等だから。」


私たち2人にとって、全ては将来自分たちが作り上げるオペラ舞台に通じる道だった。同級生に人気のアニメ映画からヘヴィーメタルバンドのライブまで、色んなパフォーマンスにできる限り触れながら、でも常に気持ちはオペラ舞台に向いていた。それが2人の絆だったし、きっとこれからもそうだ。それは私も異論はない。


「でも、だからって、なんで私がキレイな衣装を着ないといけないんですか」何を着たって、私は毛利さくらの引き立て役に過ぎないのに。

「本気でそう思ってるの?」穂高先輩がまじまじと私の顔を見る。

「毛利の隣にいて張り合えるのなんて、穂高先輩くらいっすよ」私が言うと、「それはまあそうだけどね」と、しれっと言う。流石だなぁ。

「でもさぁ、有沢はもう少し、自分の価値に気がついた方がいいよ。毛利は綺麗なものが好きだし、プロデューサー気質だから、磨けば光る原石が磨かれずに放置されてるのが我慢できないんだと思うよ。」

「…自分が磨けば光るとは思ってませんが」私は言う。毛利も穂高先輩も、私のこの平凡極まりないのっぺりした顔や中肉中背のどこにでもいる体型に(まぁそれなりに出るとこは出てるし引っ込むべき所は引っ込んでると思ってますけど)一体何を見てるか知らんけど、それはさておき、私は、自分の夢の相棒と仲直りをしたい。あの綺麗な瞳に浮かんだ涙にちゃんと償いをしないといけない。「とにかく、自分のできる範囲で、毛利の望みを叶えてあげたいんです。それでなんとか仲直りできないかなって。」

「それで私の出番?」穂高先輩が目を輝かせた。そんなに乗り気にならんでほしい。「いや、とにかく予算が限られるんで、ありものや借り物で何とかできないかな、と思って。穂高先輩、今日の髪もウィッグですよね?」

「これ?」と豊かなウェーブで肩を包み込む栗色の髪をつまむ。穂高先輩の地毛は黒なのだけど、ゴスロリ衣装の時にはかなり色んなウィッグを使って髪色で遊んでいる。今日の栗色はおとなしい方で、水色とか赤とか、ショッキングピンクなんかも当たり前。艶やかな黒髪が自慢で、エクステでアクセントをつけることが多い毛利とはそこが違う。だから、私も相談する気になった。

「ショートヘアのウィッグとか、お持ちなら貸していただけないかと。」

「いいねぇ」穂高先輩の瞳がらんらんと光り出した。「ボーイッシュ路線は素材の良さが際立つんだよねぇ。やる気出るなぁ。」

「ウィッグ貸していただくだけでいいので」私はちょっとのけぞりながら言ったけど、穂高先輩の瞳の炎は一向に小さくならない。「リフトアップテープで目尻上げる必要はないか。そのままでも切長で綺麗だけど、アイメイクはした方がいいな。眉はもう少し凛々しくした方がいいけど、服によるよなぁ…」

本当にこの人に相談してよかったんだろうか。私は既に後悔し始めている。

オペラとアイドル、という、自分の大好きなものだけで作り上げてみた、軽いミステリー小説。第一話の「椿姫」に続いて、第二話ができてしまいました。こちらも全3回の予定。今回はミステリ色よりも、どちらかというと恋愛要素の方が強くなっていて、あの界隈の方々にとっては、2018年度の3人、で通じる方々も大事な役柄で登場してきます。毛利との喧嘩を激しく後悔している有沢が考えた、仲直りのための計画とは?次回もお楽しみいただければ幸いです。

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