無題
彼女は燦然と光り輝いている。まるで太陽のように。
しかし、それはガス灯のような危うさと不安定さを秘めたものだった。
いつ、消えるのか。はたまた、自分の身とともに燃え上がるのか。
あの日の彼女はきっと笑って私の見立てを否定するのだろう。
まぁ、うん。今となってはどうでも良いことだ。
◇
私は彼女が愛して執着した箱庭、すなわち『落伍者たちの楽園』の守り人。来るものは拒まず、さりとて去る者を引き留めず。「ひと時の安息を。」これは彼女の言だ。ここを訪れるものは皆、胸の内に暗い何かを飼っている。「そんな人たちに寄り添いたいんだ。」これも彼女の言だ。(彼女は、赤い羽根だとか、ユニセフだとか。そういうのが大好きな人間だった)私は自分が非人間に近い存在だということを理解している。(この見立ても彼女は笑って否定するのだろう)故に彼女の思想信条には共感できない、が、理解はできた。私にも人間らしい感性が残っていた、ということだろう。…そして残っていたからこそ、だろう。私の眼は確かに眩んでいた。そこに理屈はなく、ただただ、眩しいと。そう感じた。
『落伍者たちの楽園』に住まう者たちは様々だ。虐待、DV、ハラスメント、それ以外にも“大”多数。ここにはそんな経験を持つ者達がやってくる。過去を捨てられずに、わざわざ背負って。その内容如何は知る由もないし知る気もない。(これは珍しいことに彼女も同じ方針だった)ただ、何らかの事情は察せられるし、そうしてここに来た者たちの安堵の様子を見れば分かる。そして踏み込まない故に彼らは、楽園の守り人たる私が無感情な男であることに安心するのだ。
私は彼らを愛さない。人の形をしているから、とりあえず人間のように扱ってやるだけ。それでも過去を念願にて~~~しようとする彼らは、喜んで私を園長さんと仰ぐ。
彼らは、私を居場所として選ぶ。
私は何もしない。在り方に干渉せず、感傷せず、勧奨せず。何の感情も持たない。
あえて言うなら、水やりをするだけの植物。
でも、ああ。
落ちて久しい太陽よ。
不滅を意味する、その名の君よ。
なぜ君は私を焦がすのか。
不死鳥(DQNネーム)
やったぜ。
ホントすいません!そのうちちゃんと書いて投稿しなおすから許してください!何でもしますから!(何でもするとは言ってない)
クッソ疲れたもぉぉぉぉん。今日が乗ったら核(五次はホモ)。