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生死ing

作者: 伊藤 悠


 一


「君は死後の世界がどうなっているか考えたことがあるかい?」


 しわくちゃな顔をさらにしわくちゃにしながらドクは僕にそう尋ねた。


「人は誰しもが一度は考えたことがあるはずだ。死んだらどうなるのだろうと。不安で不安で仕方なくなるはずだ。そうして死にたくないという思考に行き着く。だが――」


 そこでドクは冷めているコーヒーをのどを鳴らして彼の手にしているマグカップに入っているすべてを飲み干した。


「誰もがそのことを忘れて生きている。いや、忘れたふりをしているといった方が正しいか。誰も死んだ後のことなど考えたくないし、自らが死ぬことを考えたくないのだよ。なぜならば怖いからだ。だから誰もが自分は死なないと考えているし、ニュースかなんかで他人の死を知ったところで次は自分かもしれないなどと考えもしないのだろう」


 ひとしきりしゃべった後、ドクは席を立ちマグカップに新たなコーヒーを入れ始めた。しかもぬるま湯でインスタントを、だ。彼曰く熱すぎるコーヒーはおいしくないのだという。しかし僕からいわせれば単に猫舌なだけなのだが。


「じゃあ僕はそろそろ大学に戻るよ。講義の時間だ」


「そうか。頑張って勉強し、早く私の話についてこれるようになるのだぞ」


「はは、それはどうかな。ドクの話はいつも科学的だけではなく、哲学的な話が混じっているからね。凡人には理解しがたい・・・・・・いや、理解できるキャパはないのだと思うよ」


「そうかそうか。しかし君は凡人ではあるまい。なぜならこの天才科学者の助手を務められている位だからな」


「といっても、雑用だけだけどね」


 そう。彼――佐藤 ドク・マッケンジー。日本人とアメリカ人のハーフで、ファミリーネームは日本名にもかかわらずわざわざミドルネームとファストネームを分けている変な名前の科学者だ。まぁ名前は親がつけたのだろうから彼に全く非はない。自称天才科学者で学会からはほとんど干されている齢六十のじいさんだ。しかし、天才というのは嘘ではない。彼は本当に天才なのだ。何を作らせても何をやらせても世界一といっても過言ではないくらいの天才だ。しかし、天才故の性なのか彼の発想はいつも斜め上過ぎた。誰も彼の考えについて行けず、ついには誰も相手にしなくなったある意味で哀れな人物だ。しかし、彼が大学に講師として来て以来、私はすっかり彼の虜になってしまった。彼のその斜め上過ぎる発想が僕をどれだけ見せてくれるのか。そう考えただけでワクワクしてきた。


「ああ今夜開発室へよりなさい。新発明品を見せてあげよう。先程の話と少し関係ある話だ」


「分かったよ。じゃあ行ってきます」


そうして私は研究室を後にした。この研究室から外に出て駅に向かう。ここから電車で十五分程したところにある明大前にあるしがない大学に通っている。まぁせいぜいFランクくらいの大学だ。毎日律儀に通う必要など感じられない。それならばドクの話を聞いている方がよっぽどためになるというものだ。しかし毎日律儀に通っているには理由がある。しょうもない理由だけれど。



  二


「おはよう。今日もドクの講義効いてきたの」


席に着いていた僕にそう声をかけてきたのは美和子という女性だ。茶髪のセミロングに赤渕眼鏡をかけた今時の女性にも見える風貌だ。まぁ彼女は成績がいいのと常に目尻にクマを作っているから全然今時の女性には見えない。僕の今時の女性というのが偏見の塊であるためその表現はいささか間違っているかもしれないが。


「うん、まぁね。今日は人の生死について語られたよ」


「ふふん。人の生死ねぇ。あの人は本当に科学者なの? 科学者なら人の生死についてよりも人の生と死のメカニズムを説くべきじゃない。哲学者じゃないんだから」


「ははは。だよね」


 そう言って彼女は僕の隣に陣取る。まぁなんというか。彼女は僕と交際関係にあるわけで。彼女はドクが嫌いなのだ。彼女もドクには劣るが天才気質だ。なんでこんなFラン大学に在籍しているか分からないくらいだ。そして何故僕なんかとつきあっているのかも。


 まぁ彼女はドクが嫌いな訳なので僕がドクのところに通っているのが気に入らないのだ。


「ねぇ。今夜久しぶりに食事でもどう? 少し話したいこともあるし」


「今夜・・・・・・かぁ」


「なに? 何か用事?」


 用事といえば用事だ。今夜はドクに新発明品を見せてもらう約束をしている。しかし、ドク嫌いの彼女には少々話しにくい。適当にごまかそうか。


「またドクのところ? 好きねぇドクのこと」


「え、なんで分かったの」


「どもったからね。私にいいにくい事柄でしょう。なら一つしかないじゃない」


「ははは・・・・・・お見通しなのね」


「じゃあ明日ね。本当に大事なことだから」


「ああ、分かったよ」


「じゃね」


「あれ、講義受けていかないのかい」


「この講義私とってないの。今日はこれを伝えに来ただけだから。またね」


「うん、また」


そう言って彼女は席を立った。これだけのために来てくれたのか。


「・・・・・・僕も今日はふけようかな」


なんだかやる気が出ない。ドクの新しい発明品。彼女からの大事な話。とてもじゃないが集中して講義を受けられる気分じゃない。外に出て気分転換でもしよう。

僕も彼女の後をつけるように外へと赴いた。


  三


ドクとの約束の時間になった。今は彼の後に続いて彼の研究室へと向かっている。


「これはな、人類史上初となる世紀の発明品となることだろう」


「それはなんなんだい」


「まぁこれを見てみなさい」


 そういって案内されたのは彼が大事に育てているモルモットのモルモル君の入ったケースだ。彼はなにやら金庫から液体が入ったケースを二つ取り出し、それをスポイトで少しだけすくった。


「それは何だい? 薬?」


「そうだ。なかなか鋭いな」


 そしてケースからモルモル君を取り出しなにやらいろいろなケーブルをつけてモニターにつなぎだしたかと思えばスポイトを口に押しつけその薬を飲ませた。


「見ていなさい」


彼はモルモル君をケースに戻すと、モルモル君は急に息苦しそうに嗚咽を始めたかと思ったらぱったりと倒れた。モニターはどうやら心電図の用で、ぴーという電子音を立てているだけで何も反応がない。


「ま、まさか」


「そうだ。モルモル君はたった今死んだよ」


「なっ」


 なんとうことをすしでかすのだ、この博士は。まさかあらゆる実験の道具にはしつつも生死に関わる実験は絶対にしてこなかったあのドクが。かわいがっていたモルモル君を実験台にするとは。しかもあらかじめ心電図をつけていたということはモルモル君が死ぬことを想定した実験だったいうことだ。


「ばかな。こんなものの何が世紀の実験なんだい、ドク!」


「まぁそうカリカリするではない。見ていれば分かる」


 そう僕をなだめた後もう一つのケースに入っている液体を同じくスポイトで救って既に動かないモルモル君へ注射器を使用し注入した。


「見ていなさい」


 まさか。


 彼が今朝話していた生死の話。いやまさか。そんなこと、ドクでもできるはずがない。

 僕はそう自分に言い聞かせて考えるのをやめた。見ていれば分かる話なのだ。


 すると、ゆっくりと。


 そのまぶたを開けて自分の足で立ち上がった。


 モルモル君が、だ。


「・・・・・・」


 絶句だ。まさに言葉が出てこない。


「成功だよ、君! これは仮死状態からの蘇生なんてものではない。先ほど注入したのはただの毒さ。モルモル君は間違いなく先程まで死んでいたのだ。つまり、今彼は実際に死を体験したのだ」


 まさか。本当の話なのか。ということはこれは――


「蘇生薬・・・・・・?」


「その通りだよ!」


「馬鹿な! そんな馬鹿なこと!」


「何を言う。今見ただろう。目の前でその奇跡を!」


「し、しかしこんな倫理の外れたことを! こんなことしていいのか! これを学会に発表する気か!? そんなことをしてみろ。世の中は大混乱になる。当然だ。生き返れる薬なんてそんな・・・・・・それに学会からだって干されるどころじゃあない。いや、学会どころじゃないだろう。国からだって・・・・・・」


「まぁ落ち着きなさい。今コーヒーを入れよう」


「しかし・・・・・・!」


「私はこれを発表する気はないし他人に使わせる気もさらさらない」


「えっ・・・・・・?」


 静寂が続いた。騒いでいたのが僕だけだったと分かる。ドクはコーヒーを入れるのに自ら開発した瞬間湯沸かし器でお湯を作り僕にインスタントコーヒーを渡してくれた。自分の分には水を入れ少しぬるくしていた。


「まぁ一口飲んで落ち来なさい」


 そう言われ、僕はコーヒーを一口口に運んだ。インスタントだからか、あまりおいしくない。


「いいかい。今朝も話したが人間誰もが一度は気にするものなのだ。死後の世界というもが存在するのかどうか。しかしどの研究者もそれの証明はできなかった。何故だと思う?」


「・・・・・・そんなのきまっているじゃあないか。死んだら証明のしようがない。かえってこれないからだ」


「その通りだ。しかし、私はこうして帰ってこられる薬を発明した。もし人間に魂というものが存在するのならば、私は一時的にだが肉体から放たれ死後の世界にいけるというものだ」


「・・・・・・」


「私は一度でいいから見たかったのだ。死後の世界というものを。それを見たいがためにこの薬を発明した。もちろん使用するのはこれ一度きりだ。他人に使わせる気などない。ただ私がそれを見たいから使うのだ」


 そうか。彼は探求者だ。例え倫理に外れた道を選ぼうとも探求することをやめられない。そうして死後の世界を見るという自己満足の探究心を満たすためだけにこの薬を作ったのだ。というか、それを他人に見せてやる気はないのだろう。その秘密を自分だけが持っている。そんなひねくれた楽しみ方をするのがこのドクという科学者でなかったのか。そのことを今更思い出し、なんだかほっとした気分になった。


「まぁ本来なら君にも見せたくなかったのだがな。しかし、この実験には助手が必要なのだ。だから君を呼んだ。私一人では死んだままになってしまうからな」


「そうか。では早速手伝おう。後で報酬として死後の世界がどんなだったか教えてくれよ」


「それは保証できんな。そんなものなくてただ眠っているような感覚になるだけなのかもしれない。肉体から魂が抜けている間は記憶を保持できない。別の魂が入るなどいろいろ考えられるからな」


「分かった、分かった。見られなかったらそれでいいよ」


「よし、では私はこの薬を飲む。一時間ほどでその注射をしてよみがえらせてくれ」


「分かった」


「では、行くぞ」


そう言って彼は毒を飲んで、死んだ――


   四


「ドク。ドクったら。起きてくれ」


「む・・・・・・」


ドクが死亡してから一時間が経過した。


 僕は彼に注射をしてもなかなか起きなかったので呼びかけてみたら反応があった。先程よりも顔色がよくなっているし鼓動もしている。どうやら成功したようだ。


「大丈夫かい」


「・・・・・・」


 ぼーっとしている。無理もない。先程まで死んでいたのだ。頭が回っていなくても当然だろう。


「私は・・・・・・ドク・マッケンジーだな」


「? 何を言っているんだい。当然だろう。それとも記憶障害かい」


「いや・・・・・・」


 長い間があった。


「何ともない。今すっきりとしたようだ。先程は意識をはっきりとさせる為と、記憶障害がないか念のため名前をいってみただけだ」


「ああ、そうか。安心したよ」


 どうやら成功したようだ。ドクの状態も問題なさそうだ。となればすることは一つしかない。死後の世界の話をしてもらおう。不謹慎だがとても気になっている。


「ドク。どうだった死後の世界は」


「そうだな・・・・・・何もなかった・・・・・・といえばいいのか。寝ているような、寝ていないような不思議な感覚だった。寝ているわけではなく脳に電気信号が流れていないので寝ているという感覚ではないのだろうが、そう・・・・・・あえていうならば“無”という表現が正しいのかもしれない。何もないよ。というか、意識がシャットアウトしているのだから何も感じ取れるはずもなく・・・・・・むぅ。言葉にするのは難しいな」

 そう言って後ろ頭をがりがりとかきむしり始めた。先程僕が用意してやったぬるいコーヒーを一口口に運んだ。


「うん? このコーヒーぬるくないか」


「何を言っているんだい。それが好きだったろう」


「・・・・・・いや、私のいっているのはいつもよりということだ」


「あのなぁ。そんな君の丁度いい温度なんて把握していやしないよ」


「いや全くその通りだよ。すまないな」


 なんだか調子が狂うな。


「まぁ一言で言うならばノンレム睡眠時と大して変わらないよ」


「なあんだ。つまらない回答だな」


「まぁそう言うな。事実は小説より奇なりとは所詮ことわざよ。事実は素朴なものなのだよ」


「そうですかい」


 僕は少しふてくされていた。先程までの緊張感や不安が何故か徒労で終わったような気がしたからだ。いや、実際にとろうに終わったのだが。


「今日は帰りたまえ。後片付けは私のほうでやっておく」


「ん。そうかい。ならばお言葉に甘えようかな」


 何かひっかかる感覚があるものの、僕はそれを大して気にもとめずに帰ることにした。不安な気持ちがあったが、その不安がなんだったのかはよく分からなかった。


   五


 昨日の不安がなんだったのか今日になって分かった。虫の知らせというやつだったらしい。


 美和子が死んだ。


 昨日深夜にコンビニに行く最中に居眠り運転をしていたトラックにひかれたのだという。


「・・・・・・」


 すさまじい喪失感だった。


 誰にも僕の気持ちは分からないだろう。僕がどれだけ彼女が好きだったかなんて。僕だって分からなかったくらいだ。


「しようがないさ。大切なものなんて、失ってから初めて気がつくものさ」


 ドクならこんなことを言いそうだ。まったく、なんて馬鹿なんだろう。


「こんなことになるのなら・・・・・・昨日あんな実験につきあわず彼女と食事に行くべきだった・・・・・・」


 彼女の大切な話を・・・・・・僕は結局聞けなかったのだ。

 彼女は僕に何を伝えたかったのだろう。何を・・・・・・語ろうとしたのだろう。


 すごく気になった。そして、僕も彼女に伝えたいことがあったのを思い出した。彼女ともう一度語り合いたい。もう一度彼女を抱きたい。そんな欲望が僕を支配していく。


 ――できるじゃないか


 悪魔がささやく。


 ――ドクの蘇生薬を使えばもう一度彼女と話せる。彼女と寝ることだって可能だ


 そんなこと、できるわけがない。そもそも彼女の遺体は今は病院なのだ。


 ――ドクの発明品を使えば分けないよ。あいつのガラクタもようやく役立つよ


 そんな、倫理の外れたことできるわけがない。


 ――何言っているんだい。昨日やっているじゃないか。それも君のその手で


 確かにそうだ。僕は昨日死んだドクをこの僕自身の手によって蘇生させている。それを考えれば僕は既に倫理から外れた道を歩いているのではないだろうか。


 ――さぁ、今からドクに会いに行こうじゃないか


 そうだ。会いに行こう。ドクに会いに行こう。そうしてあの薬をもらおう。いや、ドクはあの薬を誰にも使わせないといっていた。もらいに行くんじゃない。奪いにいくんだ。それこそ殺したって構わない。また蘇らせればいいんだから。


「いこう」


 僕はドクの研究室へと足を運んだ。


 そこには僕が来るとうれしそうに出迎えてくれるドクの姿はなかった。必死に何か難しい書物を読みふけるドクの姿があった。


「やあ、待っていたよ」


 僕に顔を向けることなく彼は僕を出迎えた。


「そろそろ来る頃じゃないかと思ってね。そこにすべて用意してある。使いたまへ」


 そこには僕が美和子の遺体を盗み、そして蘇生させるための道具が一式そろっていた。


「何故だ・・・・・・これは誰にも使わせないんじゃなかったのか」


「気が変わった。君だけには使わせようと思ってね。いいから持って行きなさい」


 違和感があった。しかし今はそれどころじゃない。美和子を“助け出さないと”。

 僕は美和子のいる病院へと赴いた。


   六


 結論から言うと成功した。


美和子の遺体を持ち出し、彼女に蘇生薬を注射した。彼女は蘇り、僕らは泣きながら喜び合い、その日は一日中彼女と愛し合っていた。ドクも気を遣ってその日は研究室に帰ってこなかった。そうして目を覚ますと、僕はベッドの上に横たわっていた。いや、正確に言うならば“僕がベッドに横たわっていた”。しばらくすると彼女とドクが研究室へやってきた。


「殺したのか」


「ええ、だって、邪魔だったから。私たちのこと感づかれても困るし」


「まあな。こいつ、生き返らせるのか」


「当然。だって彼は私の愛する人なのよ。まぁ“記憶の中だけ”だけどね」


 彼女たちは一体何の話をしているのだろう。僕を殺しただって?


「死んだら魂ごと死んでしまう。蘇生するとは肉体が活動を続けているだけはないのよ。活動を続けている肉体という器に魂が入ることで初めて生を授かるの。彼は最後まで私のことを美和子という女性だと思っていたようね」


「まぁ特別なケースではあるが、これが俗に言う輪廻転生というやつなのだろうな。私は間違いなくドク・マッケンジーだ。記憶をたどってもそれをうかがえる。しかし、別の人間だとはっきりと分かるのだ。不思議な感覚だよ」


 ば、馬鹿な・・・・・・。じゃあ、ドクも、美和子もとっくの昔に死んでしまっていたというのか。蘇生は失敗していた・・・・・・? ドク、話が違うじゃないか。


「これを使えばどんなこともできる」


「まぁそれは追々考えましょうよ。まずは私の愛しい人を蘇らせましょう」


「ははは、案外地縛霊としてそこにいるのかもしれないぞ」


「あら、だから何? それは所詮死人でしょう。私は生きている人にしか

興味ないの。さぁ起きて、ダーリン」


 そう彼女が声をかけた瞬間。僕がむくっと起き上がった。


 やめろ。


 なんなんだこれは。


 夢だろ。そうだ、悪い夢なんだ。


「おはよう。美和子」


 僕は僕の方を見て、にやりと笑った。


~後書き~

どうも。伊藤 悠です。


今回は私が子供の頃から抱いており、そしてずっと疑問だったことを書いてみました。

今回の議題はおそらく永遠に追求されることはないでしょう。少なくとも私の生きている間は。


事実は小説より奇なりということわざはありますが、実際は逆で有り小説は事実より奇なりなのです。


ならばこんな奇っ怪なオチがあってもいいのではないかと。


私の妄想爆発作品ですが、楽しんでいただけたらば幸いです。


またどこかでお会いしましょう。


伊藤 悠

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