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君と僕とボクとキミ  作者: HK
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Whity

今日は窓ガラスが曇っている。きっと雨のせいなんだろう。


雨は好きだ。雨のリズムはとても心地よいし、雨の匂いも好きだ。


車が通っていく度に水が生きてる音がする。


電車が通っていく度に線路が生きてる音がする。


今日は少し気分が良い。いや今日じゃないな。今だ、今だけだ


きっとまた急にやってくるんだ。キミはいつも急なんだ。


ふっとやって来ては僕の心を傷つけて、気が済んだら急にいなくなる。


そしてまた君は来て今度は優しく僕を包んでくれる。


僕は鬱病だ。心の風邪とか、脳のなんか物質が作用してないとか、僕には良くわからない。


一つだけわかるのは


時間が過ぎていく度に僕が生きてる音はしなくなってる事だけだ。





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