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00・歪んで壊れた世界の中で

妙に蒸し暑い日。


俺は、人も、車も通らない、静かな交差点の真ん中に寝そべって、雲一つない青空を見上げた。


今は、たぶん昼飯どき。

あいにく、俺は時計を持ち合わせていなかったものだから、正確な時間はわからないが。

本来この場所は、この時間、たくさんの人と車が行き交う、騒がしい交差点なはずだ。


だから、こんな風に交差点のど真ん中でのんびり寝そべってたら、大変なことになる。

なる、はずなのに……。


誰も、いないのだ。


誰も。


車も、人も、イヌも、ネコも、カラスも、スズメも、アリでさえも。

まるで、俺以外のこの世の生き物という生き物が、消えてしまったみたいに。


辺りはしんとしていて。


自分の呼吸する音と、空っぽの胃が空腹を訴える音だけが、空気を震わせる。


もう、……いいかげん認めなくてはならない。


あの黒神とかいう女の言う通り、とうとうこの世界は歪んでしまったのだと。

壊れて、しまったのだと。


俺一人を残して。

ちょと不思議系中の話が書きたかっただけです(^-^)

できれば最後まで読んでいただけたら嬉しいですっ‼

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