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神社育ちの巫女ですが、“壊れた自然を直す力”のせいで冷徹王子に手放してもらえません
神社で育った少女は、ある日突然、崩壊した世界へと迷い込む。
そこでは、森も街も「死んでいる」のではなく、“途中で止まっていた”。
触れた場所の自然を“元に戻してしまう”異常な力を持つ彼女は、
その力ゆえに冷徹な王子に捕らえられてしまう。
「お前は危険だ。だが、手放さない」
監視されるだけのはずだった関係は、
やがて少しずつ変わっていく。
壊れた世界と、壊れかけた心。
その両方を繋ぎ直すのは、
触れるだけで“自然を修復してしまう”巫女の力だった。




