ギャスパル・ランドウォーカーと四翼の竜
原初の竜——それは〈世界の王〉が二番目に造り出した被造物。〈第四の獣〉の飽くなき侵略を監視、抑止する装置だ。
雪原の王——六翼のヴァノックは、空と大地を。
どこまでも巨躯である大蛇に与えられたのは、羽衣にも似た六枚の翼と破滅の焔であった。六翼で柔らかく世界を薄らと覆い尽くすと、その下で蠢く獣を監視し、許されざる歪みを察知したのならば焔で焼き尽くし使命を果たす。
大海の王——無翼のエキトルは、世界壁を。
〈リードラン〉を取り巻く断絶の壁、世界壁。その向こう側を知る者は皆無であったが少なくとも原初の種族は壁の向こうへ姿を消した。故に獣が壁を渡らぬようエキトルは無限に伸縮する体躯と忘却の焔を与えられた。尾を喰らうように世界を囲うと壁を監視し、獣がやって来たのであれば忘却の焔で焼き尽くすのだ。そうやって、壁へ至る旅路の心象を獣から抹消する。その逆も然り。もっとも、その逆の意を正確に答えられる者はいないが〈外環〉からの異物であることは確かだろう。
生命の王——四翼のオルゴロスは、世界の焔を。
〈世界の焔〉とは——世界に点在する——見果てぬ背の祭壇である。
万物は〈リードラン〉での役目を終えると〈世界の焔〉に呼ばれ、〈生命の起源〉へと魂魄を還す。そうやって還った魂は、〈世界の王笏〉が再び役目を与えるその日まで静かに眠りにつくのだ。つまり、オルゴロスが護ったものは祭壇であったが、一連の様式を守護したと云ってよかった。
そのために与えられたのは四枚の鈍重な翼と生死の焔だ。
翼は遍く世界の大地を継なぎ四翼が望んだ地へ巨躯を運んだ。それだから、不遜にも〈世界の焔〉を目にした者は必中の死——逃れえぬ死を迎える。オルゴロスに与えられた焔は、全ての生と死を選別し、不遜の者には咎人の烙印を刻むと永遠の死を与えた。つまり咎人の魂は死に継ながれ、二度と大地を足元に見ることはない。
※ ※ ※
洋館の夜から数日後——フリンドーシャ大森林。
ギャスパルは、件の夜に誓った二つの約束と一つの任務を果たすため、黒の剣術士を追跡した。元とは云え裏路地に名を馳せた大盗賊だ。悪目立ちする剣術士を追いかけるのは容易である。
あの剣術士の名は、アラン・フォスターであること。フリンフロン出身ではなく、ベルガルキー王国のエドラス村出身であること。血相を変え街道を西へ馬鹿正直に駆けたことも判った。おそらく、エドラスに向かうのだろう。ギャスパルは、そう踏むとアランとの距離を詰め、背後から情報を集めることにした。だから、今は街道を行くよりも遥かに距離を稼げる鬱蒼とした大森林の只中を——絶叫しながら駆けていた。
先ほどから何度もバクン! バクン! と忙しない重音が響くとギャスパルは、ひらりと跳躍したり、はたまたは地に手が着くほどまで前屈みになると襲いかかる何かを避け、その度に叫びを挙げていた。「なんで、こんなのが居やがるんだ!」や「畜生!」や、遂には「神様!」などと信じてもいない神に助けを求めるほどに切迫していたのだ。それもそのはずで、耳の奥を揺さぶる忙しない重音、その正体は木々の向こうでギャスパルと並走した山程もある大蜥蜴の顎が発したものだったからだ。
「くそったれ! 大蜥蜴が何を喰えばそんなになるんだよ!」木々が途切れる隙間へ身を踊らせたギャスパルは、遂にそれと対峙すると叫んだ。重音の主は木々を薙ぎ倒し、とうとうその全貌を露わにしたのだ。
それは大盗賊の身の丈をはるかに超える山のような大蜥蜴であった。それは、苔むした鱗肌は深く濃い緑、背に分厚い四翼を持ったが、翔ぶための物ではないだろう。しなやかさはまるで感じられない。
※ ※ ※
口角から緑色の霧を立ち昇らせた大蜥蜴はギロリとギャスパルを一瞥すると、巨躯を器用にくるりと回し、大盗賊の真正面に位置取った。
「あの霧……。見るからに猛毒だよなあ——」
大蜥蜴の尻尾を避け大蜥蜴の様子に、ひとりごちたギャスパルの洞察は半ば間違っていた。確かにその霧は周囲の草木を見るみる内に腐らせていた。だが、大蜥蜴の意思によるものなのか、朽ちた残骸から新たな蔦や草を産み出すのだ。それは意思を持った生き物のように素早く這いずり、今や大盗賊の周囲を取り囲んだのだ。「——って。なんだよ、逃す気はないってか」
よく見れば大蜥蜴の腹のあたりから仄かな橙色の輝きが漏れ出ている。それが脈動すると産み出された蔦や草が呼応し、さらに退路を絶った。
抜け目なく周囲を観察したギャスパルは、視界から大蜥蜴を外すことなく更なる情報を収集した。どう考えても、この状況はジリ貧だ。
そうやって、暫くの睨み合いが続くと大蜥蜴の巨躯に変化が起きた。身体のあちこちに赤や白、蒼の小花が咲き乱れ蔦や草にも広がったのだ——ギャスパルは、その様相に顔を青くした。
その昔、盗み出した絵画に描かれた地を這う竜。原初の竜の一翼。世界を形作る源流を身体へ宿した大地の竜——生命の王。盗み出したそのときは「こんなのよく想像で描けるもんだぜ」と作者は、とんだホラ吹きだなと蔑んだものだ。だがしかし、その考えは悔い改める必要がある。対峙した大蜥蜴は、まるでその原初の竜そのもののようなのだ。
その刹那だった——橙の眼光がギャスパルを捉えると、大盗賊は身動きが取れなくなった。それは魔力なのか、はたまたは畏怖が心を縛ったのか、それは判らなかった。声すら挙げることのできないギャスパルは頭の中が真っ白となった。
※ ※ ※
——神話ってのは、もうそこに無いから神話なんだろ? 違うのか? じゃあ目の前のこりゃ一体なんだ。悪魔か? いずれにしてもだ。コイツを何とかしなけりゃ、フォスターを追うことが出来ねえし、そもそもアーティファクトだって持って帰れねえ。それでだギャスパル、あれをどうにか出来るのか? あれが〈四翼のオルゴロス〉だって云うのなら勝算は? 欲をかくんじゃあねえぜギャスパル。逃げ出せれば上々だ。それだけを考えろ。生きてエドラスに着くことだけを考えろ。情報を集めるのは、それからだ——。
ギャスパルは猛烈に自問自答した。それは何人ものギャスパルと会話をするように幾つもの可能性を心の中の円卓にあげ、検討をする。何を採択するべきか。決めるまでにわずか数秒の猶予しかない——そして方法は決定した。
「おい、大蜥蜴。お前がなんで俺を追い回すのかは知らねえが、かかってこいよ。俺はこんな所で死んでる場合じゃあねえんだ」ギャスパルはゆらりと立ち上がると腰から短剣を抜き逆手に構えた。そして、スッと短く鼻で息を吸い込み息を止め、眼前に立ちはだかるギャスパルの死——それがどのような動きをしようとも、ヒラリと避け隙を見つける自信があった。
「不遜だな人間。六翼が嘆く通りお前ら人間は大地に巣食う病理と云うのも頷ける。ところでだ——〈世界の焔〉から持ち出した王笏をどこへやった?」眼前の竜は鼻から緑の霧をフンッと噴き出すと、呆れたように言葉を返した。それは重たくまるで岩のような声だった。どこかひび割れているようでもあったし、どこか揺るぎのない硬さも感じる。
正直なところ、ギャスパルはこれまでに竜と対峙をしたことはない。竜族が言葉を話すとは聞き及んでいたが、それは魔導師たちの与太話である可能性もある。故に、この駆け引きは一か八かだった。言葉が通じるならよし。ギャスパルには幾許かの勝算が与えられるだろう。通じないのであれば、どうにかして逃げ出す他ない。だから、ギャスパルは半ば安堵をジリジリと顔に滲ませた——勝算は残されている。「な、何だよ。話す気があったのかよ」
「答えろ人間」大蜥蜴——無骨な竜は橙の双眸を、更にギロリと輝かせ云った。ギャスパルが滲ませた安堵に幾許か機嫌を損ねたのだろう。
「ああ? 話が見えねえんだよ大蜥蜴。そもそも王笏ってのはなんだ? 探し物なら、その大層な翼で空から探したらどうなんだ。お前らは金ピカなものには鼻が効くんだろ?」実際、王笏を知らないギャスパルだったが、それを鍵に会話を続けることに専念した。こと舌戦においてギャスパルが人に遅れを取ることはない。だが相手が悪い。相手は叡智の底から言葉を紡ぐ竜だ——明らかに大盗賊は気の持ちようで遅れをとっている。だから、言葉を重ね命を拾うための言葉を見つけ出すため必死になった。
「随分と吠えるな虫螻」
「良いから答えろよ大蜥蜴。王笏ってのはなんだ?」
「お前からは腐れた泥の臭いがする。ならば王笏を持ち出すことも叶うだろう——」
「おいおい、気持ちよく話しているところ悪いが、その王笏ってのがお宝なら、お前は口にする相手を間違えたぜ。俺は、一度知ったお宝は綺麗に盗み出すぜ」
「ならば、まだ盗んでいないとでも?」
「ああ、そうだぜ大蜥蜴。ここまで話したんだ王笏ってのが何なのか教えろよ。事と次第によっちゃあ探し出してやる。俺なら、その王笏を運べるんだろ?」
「よく口の回る虫螻だ。詭弁を滔々と垂れ流す。これで最後だ。王笏はどこへやった?」
話の最後に四翼の竜は再び鼻から霧を吹き出すと、次には耳をつんざく咆哮を挙げた。
すると、遠くの空で雷鳴が響き——雨を呼んだ。
※ ※ ※
とうとう、風が噴き出すと冷たいものがギャスパルの鷲鼻を強く叩いた。随分と大粒な雨だった。このままでは足場が悪くなり、得意の軽技が制限される。あれは足裏に伝わる摩擦の重さがなければ真価を発揮できない。だからギャスパルはいつだって長靴の手入れを入念にし、雨が降る日は仕事に出なかった。なのにだ——不運は不運を呼ぶのだろう。そう思うとギャスパルは雨雲の空へ毒付いた。「くそったれが……」
動いたのは四翼の竜だった——答える様子のないギャスパルへ、大きく一歩を踏み出し前脚を振り抜いたのだ。
その動きの——最初は——緩慢に写ったからギャスパルは一呼吸を置き軌跡を見極めようと構えた。このノロマと蔑んだのもそうだ。だがしかし、それが間違いであった。振り抜かれた前脚は瞬く間に音よりも速く宙を裂き、空間を歪めたように見えた。間一髪で竜の爪を短剣で捕らえ身を護ったが、一撃のあまりもの重たさに破城槌で撃たれたような錯覚を覚えたギャスパルは身体をくの字に折り吹き飛ばされた。
大盗賊は白目を剥き半ば気を失うと巨木に身体を打ち付け、大地に転がった。
竜の一撃は、竜のひと撫では、切り裂く事ではなくただただ乱暴に撃ち付けることでギャスパルの中を粉砕したと云ってよかった。血反吐を撒き散らし地に転がったギャスパルは、空気を求めたのか、口を魚のように動かしながら頭上に見える竜の顔をぼんやりと眺めた。重たい声が降ってきたのだ。
「矮小で——不遜で、そして獰猛な腐れた泥よ。いいか、かの王笏は、この世界の〈原初の海〉で眠る名もなき魂へ役割を与える聖遺物。あれを扱える者は我らの王とそれに属する者のみ。お前は、どうだろうな。泥の匂いはするが——その血は獣に穢されている。さしずめ、エキトルが逃した聖域の泥の末裔なのだろう? 故にあれは手にすることは叶うだろうが、過ぎた代物だ」
血の泡を吹き出したギャスパルは、竜の言葉が理解できなかった。
身体中を走る苦痛が思考を妨げている。頭を駆け巡るのは一つだけだった。それ以外のことには、どうにも頭が回らない。だから、竜の尊大な物云いに突いて出た言葉は、実に情けなく、そして肝要なものであった。「なあ、大蜥蜴。見逃してくれよ——俺は王笏のことなんて知らねえ。知っていることと云ば、妹を助けるために森を渡っていたってことだけだぜ。なあ、大蜥蜴。見逃してくれよ……」
その言葉は空虚だった。
ギャスパルは判っていた。身体を駆け巡る痛みはただ内臓が破裂しただけではない。肋骨は折れ、砕け、そして肺を突き破り胸の皮を貫いていた。もう数刻も息をしていられないだろう。だからなのか、ギャスパルは虚な目で竜を見上げ、物悲しげに微笑み——寂しい夢を見るような顔をした。そして——ゆっくりと瞼を閉じようとした。どの道、このまま竜が姿を消したとしても——もう絶命は直ぐそこまでやってきている。
「オルゴロス!」
ギャスパルが無念に瞼を閉じようとした、その時だった。
周囲を取り囲んだ緑の壁が破裂する轟音と、何かの名を叫んだ声が聞こえた。その声は確かにオルゴロスと叫んでいた。であれば、ギャスパルの頭上に見える苔むした大蜥蜴は、やはり〈四翼のオルゴロス〉——生命の王、原初の竜の一翼なのだろう。そう心中で、ひとりごちたギャスパルは、一度は見開いた瞼を再び閉じようとした。
※ ※ ※
名を呼ばれ、そちらへ頭を向けたオルゴロスが眼にしたのは、黒外套に身を包んだ男の姿であった。
男は、たったいま撃ち破った木々の壁に取り付いていた。そして、オルゴロスと目があった矢先に手で脚を強く叩くと、破裂した大木から雷のような勢いで身を撃ち出し竜の頭に迫っていた。
男の右手に握られた短剣は緑輝を強く纏い空気を震わせている。それが、額を狙っていることを悟ったオルゴロスは巨躯を素早く運び、すんでの所で男の一撃を回避した。直撃をしていれば額を割られ脳髄をぶちまけていただろう。オルゴロスはそれを思うと、ブルブルと巨躯を震わせ鼻から緑の霧を吹き出した。
「大丈夫——では無いですね——」黒外套は、ひらりと着地するとギャスパルを一瞥しそう云ったが、続けざまに「——ロア、治療を」と、傍へ姿を現した白外套に身を包んだ女に指示を出した。
ロアと呼ばれた女は、雨に濡れ随分と重たくなった頭両脇のブロンドを、鬱陶しそうに手で払うと「事象に干渉してはならないって云ったのはご主人様ですが?」と、不服を漏らした。
女は極めて端正な顔立ちで、人間味を何処かへ置き去りにしたような異質な美しさを見せていた。口元を薄いベールで覆っているのもあり、それが際立っている。だからなのだろう。たったいま漏らした不服は随分と冷酷にも聞こえた。
「その人は大丈夫。助けてあげて」黒外套は、フードを取り払うとロアの不服にそう答えた。
ロアの端正な印象とは逆に、黒外套のそれは特筆するべき特徴がない。肩まで伸びた黒髪。それは、雨に濡れてもなお、あちこちで毛先が跳ねている。きっと手入れをしていないのだろう。顔立ちも、それといって特徴がなかった。平凡な——きっと——フロン人といったところだ。だが、たった一つ挙げるのであれば、力強く輝く黒瞳は男の特徴であった。
ロアは、男の黒瞳をじっと見つめ大きく溜息を溢した。「知りませんよ? ただでさえメリッサの目がどこにあるか判らないのですから」
※ ※ ※
雨が酷くなってきた。
そうだと判る。いや、そうだと判る感覚が戻ってきたのだ。一度は呼吸を失い半ば諦めかけたギャスパルであったが、どう云うわけか助けが入り、とにかく命拾いしたのだと理解した。
全ての感覚が戻る少し前から、激しい雨音とは別に話し声が耳に入ってきていた。助けに入った何者かとオルゴロスが話し込んでいるのだろう。朧げに聞こえた内容だったが頭の片隅に残っていた。
ギャスパルを助けたのはアッシュ・グラントと名乗った魔導師。神派は判らない。短剣に魔力を纏わせていたところを見ると回帰主義派ではなく幻装の導師なのだろう。武技幻装、豊穣幻装、旅団幻装、はたまたは失われて久しいドルイドの幻装の使い手なのかは——やはり判らない。
それよりも重要なこともあった。それは、オルゴロスが魔導師に頭を垂れ「王」と呼んでいたのだ。今、大盗賊の胸へ手を当て仄かな緑輝で治療を施す二股ブロンドの女は、魔導師を「ご主人様」と呼んでいる。
どうだろうか——この状況は、よりにもよってオルゴロスを手懐ける魔導師に身柄を拘束されたと云っても差し支えない。良いか悪いかで云ば、きっと悪い状況なのだろう。ギャスパルは感覚が戻るや否や、その考えに慌て咳き込むと、喉に溜まった血を勢いよく吹き出した。もちろん、噴き出された血反吐は手当をしたロアと呼ばれた女の白外套を汚し声を挙げさせた。それが悲鳴と呼べるものであれば可愛げもあったのだろうがロアの口を突いた言葉はこうだった。「汚い! この溝鼠!」
ギャスパルの記憶が確かであれば、ロアという名が意味するものは二つあった。一つは行きつけの娼館の女。いつだってギャスパルの耳元で良い男だと囁く気の良い女だ。
もう一つは、どの神派の教会へ足を運んでも大概見聞きできる、謂わば常識だと云って良いものだ。その名が示すものは聖霊族の女王であり、世界の裁定者として毅然と振る舞う鉄壁の女王といった不可侵の象徴として描かれる。加えて云えば、女王は鈍い黄金色をした杖を持って描かれることが殆どだ。その杖で、冥界に眠る魂へ役割を与えるのだと伝えられている。神々しいとは、こう云ったことなのだろう。
だから、たったいま暴言を吐き捨てギャスパルの頬を張り付けた女はきっと聖霊族の女王ではない——ギャスパルは、そう思いたかった。しかしだ、女王は〈世界の王〉に付き従い使命を果たすと描かれていることも確かだ。オルゴロスは魔導師を〈王〉と呼び、ギャスパルを治療した女は〈ご主人様〉と呼んでいる。主従関係は自明である。大盗賊は、自らの思慮に最悪だと漏らし、張り付けられた頬を撫でながら身体を起こした。
「ああ、なんと云うかアレだ。怪我人を張り手で起こすのが——ああ、アレだ、お前らの流儀なのか? まあ、そうだとしても——何れにしても、まあそうだな。助かったぜ」




