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イケダ

ふむ、コウエーキに到着したけど

どうやって警備員としてやっていこうか


とりあえず村を見て周るか


そういえば言語自動変換のお陰で

言葉も文字も分かるし助かるな


さてまずは宿を探そう

金が有るのに野宿は嫌だからな


えーっと中々広い

やっぱり村レベルではないんだな



お!宿を発見!

名前は月の雫か

国名とかに比べるとまともだな


「いらっしゃいませ、宿泊でしょうか?お食事でしょうか?」

受付はたぶん20歳前後の茶髪の可愛らしい女性だ

宿と食堂を兼ねてるのか


「宿泊でお願いします」


「わかりました、料金は三等級が2,500G、二等級が5,000G〜15,000G、一等級が15,000G〜45,000Gとなります」


「等級の違いを聞いても良いかな?」


「はい、三等級は雑魚寝の大部屋、二等級は個室又は四人部屋でベッド有り、一等級は個室又は四人部屋で寝具のグレードが高くお風呂の入浴券も付きます、食事は別料金になりますので、ご注意ください」


「なるほど、じゃあ一等級の個室で頼むよ、とりあえず5日で」

金は有るし風呂には入りたいから一等級以外は無いな

あと料金プラン的に4人で泊まる方が少しお得なのか


「はい!かしこまりました!料金は前払いのみになりますが大丈夫でしょうか?」

あー、見た目的に金持ってなさそうで心配したかな


「大丈夫だよ、あと朝食も5日分予約をお願い」


「朝食5日分ですね!そうしますと宿泊費が75,000G、朝食が5,000Gの合計80,000Gとなります、お支払はカード、現金のどちらになさいますか?」


「カードで」


「それではこちらの水晶にカードをかざしてください」

水晶に金額が表示されてる


『にゃお〜ん』


「え?猫?」


「マモル様はニャオンを知らないのですか?」


「あ、あぁ、遠くから来たから知らなかった」

ニャオンってワ〇ンのパクりだろ!


「遠くからですか、チート王国内での支払いの際は大体鳴りますから、ただ、たまに『わお〜ん』と鳴る水晶が有るとか無いとか」


「へ、へぇ〜」

はい!アウトー!


「あれ?名前言ったっけ?」


「支払いの際には金額と名前が表示されるんですよ」


「なるほどね、鍵はどうすれば良い?」


「マモル様、私はアンと申します、部屋の鍵は最新魔道具を導入しましたのでカードをかざしていただければ開閉します、他に何かあればいつでも言ってください」」

へぇ、このカード便利だな


「わかった、アンさんよろしく!俺はまた出かけてくるよ」


「はい!よろしくお願いします!お気をつけて、いってらっしゃいませ」




次は日用品を買いに行くか




アンさんに商店の場所聞けば良かったかな




ん?

んん??


マジか・・・・

転生者達はかなり阿保だったらしい


目の前に現れたのは超大型商店

その名も・・・

『イケダ』

うん、ブルーの看板が眩しいぜ!



とりあえず入るか


「いらっしゃいませー!初めてのお客様は会員登録をお願いしまーす!」



しかも会員制かよ、するけどね

「会員登録をしたいのですが」


「はい!ありがとうございます!それでは簡単に説明をさせていただきます、入会金が5,000Gとなり登録にはカードが必要となります。買い物の際のお支払はカードのみですので、お気をつけ下さい」


「わかりました、因みに会員登録するメリットはあるのでしょうか?」


「はい!会員登録無しでも買い物は出来ますが、会員登録していただくと特典として専用買い物袋をプレゼントさせていただき、更に商品に不備があった場合は購入履歴を確認して、交換や返品に対応させていただいております、また大型の商品はコウエーキ村内でしたら無料で配達をさせていただきます!それではこちらにカードをかざしていただければ登録が完了します」

かなり進んだサービスだな、元の世界と変わらんし


『にゃお〜ん』


「これで登録が完了となります、当店は三国の商品を直輸入価格で販売しておりますので、お客様にも満足していただけると自負しております!どうぞ存分にお楽しみ下さい!」


さて、まずは下着とか衣類かな

かなり広いしブラブラしながら探すか



「そこのお兄さん!試食はどうですか?」


「ん?俺?」


「そうそう!イケダの人気商品モーレツ牛のプルンコギ是非召し上がって下さい!」

いちいち突っ込まないからな!


「いただくよ」


「はい、どうぞ!」


「ありがとう・・・・・美味い」

甘辛いタレが絶妙な割合で肉に絡んでる!

しょっぱ過ぎず、どんどん食べたくなる!

白飯が食いたい!


「どうです?美味しいでしょ?」


「本当に美味しいね、因みにお米は売ってる?」


「お米と一緒に食べるなんて通ですね!お米なら少し先の穀物コーナーに有りますよ!小麦とかよりは高いけど結構好きな人が多いんですよ!」

米との組み合わせは通なのか?


「それじゃあコレ買うよ、量はどれくらいなの?」


「ありがとうございます!プルンコギは500gで1,500Gか1kgで2,700Gの二種類になります!」

なるほど一キロの方がお得なのか・・・

バッグの劣化減退機能あるし大丈夫かな?


「じゃあ一キロで」


「ありがとうございます!こちらの壺が一キロのプルンコギになります!壺は50Gで引き取りもしていますので!」

ラップとかトレーが無い代わりに壺か、返却でキャッシュバックは良いね

だけどこの壺は他にも使えそうだな




次回はきっと警備員的な展開が!

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