プロローグ
警備員、警備業法第2条4号で「警備業者の使用人その他の従業者で警備業務に従事するもの」
セ〇ムやア〇ソックなどの大手から
交通整理等専門の警備会社まで
会社の数は約9,700社
警備員の数は約550,000人
業務は多岐にわたる
警備業法第2条の条文は以下の業務を「警備業務」としており、警備業界で条文の各番号順に1号業務 - 4号業務と称される。何ら特別に権限を与えられているものでない(同法15条)。
1号業務(施設警備業務) 事務所、住宅、興行場、商業施設、駐車場、遊園地、空港等[4]における盗難等の事故の発生を警戒し、防止する業務
警備業務対象施設における盗難、火災、不法侵入等を防止するための監視・巡回業務および人・車両の出入管理等
万引き警戒。警備会社貸与の制服着用と私服着用の場合がある。
2号業務(交通誘導・雑踏警備業務) 人若しくは車両の雑踏する場所又はこれらの通行に危険のある場所における負傷等の事故の発生を警戒し、防止する業務
3号業務(運搬警備業務) 運搬中の現金、貴金属、美術品、核燃料等に係る盗難等の事故の発生を警戒し、防止する業務
現金等の輸送を行う際の強盗等に対する警戒
4号業務(身辺警護業務) 人の身体に対する危害の発生を、その身辺において警戒し、防止する業務
ボディーガード(用心棒)。
「ボディーガード」と「SP」の混同も散見されるが、「SP」は、「ポリス」が含まれており(日本で言う)警察官の職務であり、民間のボディーガードは「SP」ではない。
芸能人や企業の代表者などの著名人は、裁判の証人または反社会勢力(暴力団や右翼団体など)からの付きまといなど格段の事由がない限り警察官の警護対象にあたらないため、警備業者が護衛する。
出典wiki
そう俺は警備員
警備員歴20年のベテランであり、つい最近警備会社を立ち上げた38歳独身のおっさんである
名前は佐藤 護
だが仕事がない・・・
営業活動が上手くいかない
このままではマズイ
それなりに貯蓄はあるが・・・・
だが今日は仕事の打ち合わせでクライアントが来ている
狭いオフィスで申し訳ないと思いつつ
少し奮発した高級な緑茶を出す
この商談は逃せない!
「粗茶ですが、どうぞ」
「いや〜嬉しいですな、中々引き受けてくれる人が見つからなくて、お!中々良い茶葉ですな!」
お茶のチョイスが良かったと安堵しつつ打ち合わせを始める
「御使さん、ご依頼内容を確認したいのですが、ニューワールドでの警備業務となっていますが、時間帯はどうしましょう?あと具体的な警戒対象はどうなりますでしょう?警備計画書の作成が必要ですので」
ニューワールドって遊園地とかか?
まぁ兎に角契約が先だ!
もっと詳しく確認すればと後々後悔することになるとは
「とりあえず現地を見てもらえますかな?私が車を出しますので」
「そうですね、まずは現地を見てからにしましょう」
「では早速行きましょう!今からでも大丈夫ですかな?」
今からか
初契約の為だ仕方ないな
「はい!問題ありません!」
◇車に揺られること一時間
結構山奥だな開墾してるのかな
またトンネルか
このトンネル長いな
お!やっと出口か
眩しいな〜
ん?
あれ?
立ってる?
車に乗ってたよな?
周りが真っ白だ
なんだ?どうなってる?夢?
「お疲れ様、因みに夢じゃなから」
「誰ですか?御使さんじゃない?」
「御使は帰ったよ」
何故?
「えーっと、どちら様ですか?」
「ん?君のクライアントだよ、御使は部下だから、それより契約ありがとう」
「いや、まだ契約完了していませんが・・・」
「え?ここに来たってことは、契約完了を意味してるんだけど御使から聞いてない?」
「いや、聞いてないです、とりあえず現地を確認しましょうって言われたので来たんですが」
「はぁ〜アイツ後で説教だな、申し訳ないけどここまで来たら引き返せないから、君には仕事をしてもらうよ」
「全然話が見えないんですが」
引き返せない?
ヤバい仕事か?
「本来は、御使がちゃんと説明して納得した上で連れてくるはずだたんだけどね、まぁ10年も対応してくれる人がいなかったからなぁ〜自棄になったのかもな」
10年!?
「あの〜、帰っても良いですか?」
「駄目だね、さっきも言ったけど後戻り出来ないから、その代わり報酬に色は付けるよ」
「・・・一介の警備員に出来る仕事なら」
「警備員?とりあえず御使の代わりに説明するね、ニューワールド(異世界)である村の警備(防衛)をしてもらうから、期間は5年、報酬は無事完了すれば100億円を支払おう、あとは準備金として1,000万円を出すよ」
「100億!!?前金1,000万!?是非!是非受けさせください!!」
「お!良い返事だね!気に入ったよ!迷惑料も含めて準備金を倍に、報酬もプラス20億しよう!」
「おぉ!!」
ヤバい金額だ!五年は他の仕事は出来ないけど、これならとんでもない黒字だ!
「じゃあ報酬はOKだね」
「はい!!」
「まず、この水晶に手を触れてくれるかな」
「はい!」
ほわぁ〜っと暖かい感じがする
「ふむ、適正職業は警備員?初めてみたな、とりあえず言語自動動変換を追加して隠匿処理、年齢は38歳から25歳に変更、外見は年齢に合わせて若返り、身体能力はサービスでスキルを追加と初期値を一律一般人の平均より1.5倍に設定、こんな感じかな、あとは警備員に必要な装備品を一式付けて完了」
なんかブツブツ言ってるけどなんだろ
「よし、このカードを渡すから」
「ん?IDカードですか?」
「そうだね、写真は無いけど、それがないと困るから無くさないようにね、あと困ったことがあったら、この番号に連絡して」
「わかりました、一つ確認ですがお名前を伺っても?」
「あ!忘れてた、まぁ名前何て決まったものは無いけど強いて言うな『神』だね」
「へ?神?」
「まさか気づいてなかった?ショックだな〜結構オーラが有るって言われるんだけどな」
「・・・・」
え?マジ?
「とりあえず気にしなくて良いからね!それでは出発!」
俺は暖かい光に包まれ姿を消した