情報交換
前回より、大分時間が空いてしまいました。
本当にすみません。
苦悩もそこそこに、その日は久しぶりに休息を取る事にした俺は、自室のベッドにダイブするとそのまま毛布にくるまって自堕落な一日を送った。
休息を取る日なのだからノルもフロストも思い思いに過ごしていいと言ったのに、フロストは俺の元まで食事を運んでくれたり、衣服の洗濯をしてくれたりしてくれている。
思えば修行中の半年間もずっと、炊事から何からフロストに世話になっている。ノルも分担してやっていたようだが、主にフロストが率先してやっていたはずだ。
正直、何もしていなかった俺が恥ずかしい。
何だかんだ言いながら面倒見がいい所はフロストの良い所だと思う。
一方、ノルはと言うと……
「はい、シンヤ。あ~ん」
「あ、ありがとう」
俺の横で甲斐甲斐しく世話を焼いていた。
いや、可愛い。
この上なく可愛い、のだが。
何故だろうか、休日にしたはずなのに、自分も何かした方がいいのではという使命感に駆られてしまうのは。
こんな、亀のように毛布にくるまっていてはいけないのだ。
「何かやること無いかなあ」
「うーん。シンヤのやることは、今日一日中私に甘やかされる事?」
「俺が駄目になりそうだな」
「その……恋人、だから。たまには私にも甘えて」
「グフッ……可愛い過ぎるのも毒だ……!」
「もう……お世辞はいいから」
「世辞じゃないぞ。ノルは本当に――」
俺とノルの間を遮るようにフロストが割って入り、フルーツの盛り合わせであろう大皿を、中身が跳ねる勢いでゴトリと置いた。
心なしか不機嫌そうな表情で、眼光鋭くノルといがみ合うような視線を交わしている。
あの二人、いつの間に喧嘩したのだろうか。後で詳しい話を聞いてみる必要があるかもしれない。
「果物じゃ。ゆっくり、黙って食べよ」
「黙ってって……明日の事とか話し合おうかと思ったんだけど、話しながら食べるのはまずいか?」
「真面目な話ならよい。明日……とは言え、ヒューゴとか言う勇者を討つのじゃろ?」
「ああ。現状で俺達の情報を直接見知っているのは、あいつと土の勇者くらいだ。まあ土の勇者については今しばらく放っておいてもいいだろう。何かあればヒューゴの後で潰しに行く」
「シンヤ、怖い顔してる。秘境での事は許してあげて」
「そう咎めずともよいではないか、ノルよ。シンヤは妾の為に怒ってくれているのじゃ」
フロストが頬に手を宛て、嬉しそうに頬を綻ばせる。
俺としては普通の事をしただけだが、あれは相当ギリギリな場面だった。
フロストとしても込み上げるものがあるのだろう。
「むむむ……まあいいや。シンヤは私のだし」
「ん? 今何か言ったか?」
「何でもない。それより、次の勇者は確かマリアナに居るって聞いたけど。当面の目的はマリアナに行く事だけじゃないの?」
「確かにそれもそうなんだが……ちょっと戦力の確認をと思って。ほら、互いにどんな攻撃が得意だとか、何も分からないだろ?」
「言われてみれば、確かに」
「今のうちに連携や指示の具体的な材料を得ようというのは名案じゃ。互いに干渉しあって邪魔になってもいかんしのう」
「そういう訳だから、明日は山に行こうと思う。一角を消し飛ばしてもバレなさそうな所がいいな」
「そんなに派手にやるの?」
「ものの喩えだ。いくらなんでもそんな攻撃は――」
「最上位の攻撃なら出来なくもないのう」
「私も。出来なくもない」
「マジか……」
俺は口をバツの字にして黙りこんだ。
種族差によって戦力はこんなにも違ってくるものなのだろうか。幾ら何でも力量に偏りがある気がする。
ただ、それだけの強さを誇る種族を相手に少ない数で挑んだ勇者はそれ以上の化け物だという事だ。
ガザルや土の勇者の二人組を見ているとそこまで強そうな気配は見えないが、これでもタイマン勝負なら双方ともにノルやフロストを組伏せる程の実力はある。
やはり両者は強いのだろうか?
「勇者の中ではあいつらって強かったのか?」
「あれは末端だと思う。少なくとも精霊やドラゴンの上位種族が束になっても勝てない勇者がいた……はず」
「うむ。確か『破滅の脅威』と称された勇者が数人いたのじゃ。抵抗なぞ無意味と恐れられていたのう」
「そもそも勇者とか強すぎるだろ。装飾品が力を貸してくれているのかと思っていたのに、俺なんかめちゃめちゃ修行した挙げ句に竜脈にまで頼ったんだぞ?」
「ううむ、そればかりは何とも言えんのう。勇者の事情なぞ知らぬし、もしかしたら同じように竜脈を得て修行しているのかも知れぬ」
「そういえば、皆の実力を測るなら秘境でいいと思うんだけど。ダメなの?」
「あの地底湖が崩れるのは嫌だ。綺麗な場所だし、何より俺がノルと初めて出会った場所だろ?」
「ぁう……シンヤ、不意打ちは卑怯」
「妾は……アルトイラの牢獄?」
頬を染めて幸せそうに笑うノルの隣で、フロストが複雑そうな微妙な表情になる。
流石に牢獄を思い出の場所と呼ぶのは酷だろう。
そんなこんなでお互いの戦力を確認することとなった訳だが、方針が決まったからと言って、すぐに行動を起こしては折角設けた休息の日が無駄になってしまう。
休みは休み、活動は活動。
決してブラックな環境になってはならないのだ。
しっかりノルに甘やかされながら怠惰に過ごした翌日。
フロストの背に乗ってリエル村から少し離れた山岳地帯に降り立った俺達は、当初の目的通り戦力調査を行った。
「それでシンヤ、情報交換はどうやるの」
「実演も交えてゆっくり解説していくとか……? 順番とかは決めてなかったけど、取り敢えず俺、ノル、フロストの順番でいいんじゃないか」
適当に順番を決め、俺はノルやフロストから少し離れた場所に移動する。
始める前に、ふと気になってステータスを見る事にした。
思えばガザルを倒した時以来、自分のステータスをしっかり確認する機会はなかった。
「……ステータス開示」
☆
【水澄 深夜】 Lv.3 性別:男
体力:24000×2 (魔王の加護+12000)
知力:60000×2 (魔王の加護+30000)
筋力:36000×2 (魔王の加護+18000)
敏捷:18000×2 (魔王の加護+9000)
頑強:12000×2 (魔王の加護+6000)
(星渡ル威光ノ龍帝の祝福……全ステータス2倍)
【不落の鉄壁要塞】Lv.4
常時発動。 危険察知・自動防衛・魔力変換・攻撃アシスト・援護・予測演算・解析
【魔王の加護】Lv.3
常時発動。 肉体強化・超速再生・治癒促進・基礎能力倍加・知覚能力倍加・覇気威圧・魅力・魔法術昇華(魔導)・種族愛
【星渡ル威光ノ龍帝の祝福】Lv.1
常時発動。 成長レベル付与・基礎能力二倍・保有魔力量倍加・獲得成長値+20%・クリティカル攻撃5%
【魔王の福音】Lv.2
眷属契約・ステータス開示・転移・転送・真言・弱点看破・超越者
☆
「何か増えてるし……星渡ル威光ノ龍帝? いかにも凄そうな龍だな。最近手に入れた物と言えば竜脈くらいしか無いし、もしかしたらこれが竜脈の正体だって事なのか」
一番大きな変化は、やはり竜脈による能力の向上だろう。
なにやら御大層な名前が付いているものの、その効果に関しては目を見張る物がある。
特に基礎能力二倍はデカく、竜脈を手にした後の身体能力に関してはこれで説明がつく。肉体強化を使えば、ノルをして「見切れない」と言わせる速度も出せる。
今なら、足場さえあれば壁をも走れるかもしれない。
そして「成長レベル付与」。
これだけなら何かは分からなかったが、各スキルにレベル表記がある事が決定的だ。同じく「獲得成長値+20%」と関係があり、一定の成長値でスキルレベルが上がる仕組みなのだろう。
レベル上昇の恩恵についてはいまいちはっきりと分からないが、何かしらの変化はあるはずだ。
「おーい、シンヤ。立ち止まってどうしたのじゃ?」
「もしかして体調悪い?」
「いや、何でもない。自分の能力を確認していた所だ」
今俺の目の前に浮かんでいるステータスウインドウは、他人には見えないようになっている。
端から見た俺はただボーっと立っているだけだ。
意識すれば他人にもステータスウインドウが見えるようになるのかもしれないが、試したことが無いので何とも言えない。
最後の「クリティカル攻撃5%」が気になる所だが、まあ攻撃しているうちに分かるだろう。
俺はステータスウインドウを閉じて二人に向き直った。
「悪かったな、待たせて」
「うむ、よいのじゃ。しかしのう、シンヤは別に修行の時も相手になっておるから、大体の戦い方については分かっておるぞ?」
「むしろ飛ばしても問題無い?」
「二人してひどくないか……?」
ヒューゴの件に始まり、修行中も失態ばかりが続いている。
別にノル達の態度が変わる事は無いが、やはり男として見栄の一つでも張りたい所である。
少し張り切っていたのもあってか、出鼻を挫かれた気分だ。
落ち込む俺の姿を見てノルがくすくすと笑う。
その天使のように可愛い笑顔には、いつ見ても思わずドキリとさせられる。
いや、もう天使だろう。翼もあるし。
黒い翼は堕天使?
大いに結構。ただの天使より堕天使の方が好きだ。
「ノル、翼を出してみて」
「ええと……こう?」
「光輪……いや、闇の輪でもいいや。頭上に出せる?」
「何か意味があるの?」
可愛らしく首を傾げつつ、少し間を置いて頭上に闇色の光輪を浮かべる。簡単にやってのける辺り、流石は闇精霊だ。
ふむ、素晴らしい。
天使っ娘万歳。
「シンヤ……お主、ノルで遊んではおらぬか」
「少しくらいはいいだろ?」
「不思議な格好。頭の上に浮かんでいる輪がバカみたいだけど……シンヤはこんな感じの格好が好きなの?」
「ん? それは天使と言ってだな――」
フロストが呆れたように溜め息を吐く。
ノルは天使について興味が湧いたようで、真剣に話を聞いてくれている。
「もうよい、シンヤは飛ばしてノルから始めるのじゃ」
「マジで飛ばすのか!?」
「いつまでも始める気配が無いのでな」
「い、いや。しかしだな」
「どうせ基本は肉体強化術を生かした速度とパワーでゴリ押しする接近戦、合間に紡いだ魔法術で勝負を決めるのじゃろ? 特化とも言えるほど近接に強い魔法術士はそうそうおらんからの、相手の意表も突けると」
「ぐっ……その通りだ。でも――」
「勇者と同じく使えるスキルとやらの事かの? 今の所は転移というスキルを多用している様じゃが、もしや他に攻撃的なスキルが無いのではないか?」
「そこまで知っているのか……」
「修行でのシンヤはずっと私達に本気で来ていたから、全部筒抜けなのは仕方ない。私も修行中に本気で相手をしてあげられなかったのは謝るから、今回は諦めて」
これから説明しようとしていた事が全部バレていた。
返す言葉が無くなった俺は、四つん這いになってがっくりと項垂れる。
ノルが俺の頭を撫でて励ましてくれる一方、後半の方で少し貶されているような雰囲気を感じたのは気のせいだろうか。
「じゃあシンヤは飛ばして私から始める」
「俺の代わりに頑張ってくれ」
「うん……と言っても本気は出せない。闇精霊の私は、光の満ちている昼間では出来ることに制限がかかる」
「そういうものなのか?」
「光の前では闇も薄れてしまう。この間空気を浄化した時のあの規模がギリギリ。でも逆に言えば、最も闇の深まる夜だと私は強い。勇者なんて怖くない。てっぺきむてーき」
ふんす、と両手を腰に当て、得意気に胸を張ったノルがしてやったりという表情になる。
ここぞとばかりに主張してきたノルの胸部に熱い視線を送っていると、フロストに頭を叩かれた。
着痩せするタイプだろうと予想されるノルのプロポーションを確認できるタイミングは少ないんだぞ、と心の中で反論しておく。
閑話休題。
「成る程。前回は昼間だったからガザルに手も足も出なかたのか。そういやノルを縛っていた魔法術、【封磔光鎖】も光の鎖だったし、やっぱり光が弱点なのか?」
「光と闇は相互関係にあるから昼と夜で優位性が違う。圧倒的な闇の中では光も覆い隠されるし、その逆もまたある」
「ふむ、昼間に光で縛られた事によって力を発揮出来なかったと。妾はその場面を知らぬからどのような状況であったか等は分からないが、ノルは昼間でも闇を繰れるのじゃろ?」
「うん。まあ多少は」
「身体に巻き付いている光の鎖程度であれば強引にも闇で染める事が出来たのではないかの?」
フロストの最もらしい指摘にノルがはっとした顔になる。
落ち着いていて何事にもあまり動じないノルにしては珍しく、頬をほんのり赤く染めてあたふたと慌てている。
「あ、あの時は私も色々考えていて焦っていたり、まず逃げるとか、鎖をほどこうとかは考える余裕がなかったから……」
「いや、責めているのではないのじゃ。悪かったの」
「あの時はノルも焦っていたのか。全く表情が動かないから全然気付かなかった」
「うぅ……シンヤまで」
ノルが少し涙目で恨めしそうな目を向けてくる。
そろそろ話題を変えるべきだろう。
「コホン。まあとにかく、ノルが扱う闇の能力については何となく分かった。大筋の戦い方はノルがいつも使っているあの刀での戦闘という認識で間違いないか?」
「基本的にはそうなる。闇を使役するのは凄く疲れるから、あくまで補助か最後の止めにしか使わない」
「闇、のう。精霊自体が出会う事すら珍しい種族じゃから何とも思わなかったのじゃが、そもそも精霊が司り、操るモノとは一体何なのじゃ?」
「まあ確かに。魔法術とも違うんだろ?」
「そこは重要な機密事項だから駄目。シンヤもフロストも信用していない訳ではないけど、それを知るべき資格者ではない相手には話せないから」
「予想はしておったが、やはり教えてはくれぬか。今回の議題とは関係無いのじゃし、ノルが駄目だと言うのであれば致し方ないの」
「そうだな。他には何もないか?」
「うん。あと、特別なものは何もないからやっぱり実演はしない」
「そ、そうか。分かった」
ノルの一言に俺は少し微妙な表情になる。
実演込みで各個人の戦力を見ようとした訳なのだが、これでは広いスペースを確保しに山まで来た意味が無いのではないか。
話し合いだけなら家でも良かったはずだ。
「えー、じゃあ次はフロストで」
「そうじゃのう、妾もシンヤのような肉弾戦が得意かしれぬ。人化した状態でも人間程脆くはできておらんからな、剣でも斬られにくい。ああ、それともう一つ。冷気を操るのは得意じゃぞ」
「剣でも斬られにくい? フロストの肌ってそんなに硬いのか?」
「ふむ……触ってみるか?」
フロストの目が悪戯っぽく光り、手を差し出してきた。
そう言うのであれば触らせてもらおう。
「じゃあ失礼して」
「うむ」
差し出されたフロストの手を無視し、遠慮なくその頬に触れる。
……フニフニ、ムニムニ。
「い、いやシンヤ。何をしておる。確かに触って良いとは言ったが、何処をと指定しなかった妾も悪かったのじゃが」
「うむ、柔らかく温かく実に良い触り心地だ」
「そう言うことでは無いのじゃがな……」
恥ずかしそうに頬を染めて狼狽するフロストはそう滅多に見れるものではない。
フロストの様子を楽しんで見ていると、今度は若干頬を膨らませたノルに頭を叩かれた。
何がいけないのだろうか?
「コホン。人化したドラゴンの皮膚は、衝撃を受けると硬くなるのじゃ」
「ダイラタンシー現象か。水溶き片栗粉みたいな」
「大胆? みずとき? シンヤは何を言っているの」
「俺も話を聞いた程度にしか知らないんだけどな。特殊な流体が示す、強い衝撃を受けた時だけ硬くなる現象の事だ。フロストの皮膚も似たようなものなのかと思って」
「ふーん……そうなんだ」
「さてはノル、信じてないな?」
「聞いたこともないから」
ノルの懐疑の目線が消えないことにがっくりと項垂れる。
地球にいた頃にテレビで見たことがあった程度の知識だから、詳しい解説を求められると言葉に詰まる。
魔法術があれば科学的な検証など容易に覆る。全くの無駄という事もないが、この世界で発表したとしても無意味だ。
ノルやフロストが知らないのは無理もない。
「むぅ。驚かれると思ったのじゃが、まさかシンヤに心当たりがあるとは。少しがっかりじゃ」
「それは悪かったよ。ごめん」
「まあよい。妾は部分的に竜状態に戻すこともできるから、腕を元に戻して爪を使えば剣が相手でも大丈夫じゃ」
「成る程なぁ。それと冷気を操れるんだったか。ガザルに止めを刺した時とか、俺がアルトイラから帰った時にノルを氷に閉じ込めてたよな」
「正しくそれじゃな。そういう意味ではもう見せた事もあるのじゃから、妾も実演は要らぬかのう」
「そ、そうだな。分かった。ありがとう」
「うーん。結局誰も実演とかしないなら家での話し合いの方が良かったと思う」
「ハハハ、ノルは手厳しいな」
ポツリとノルが呟いた言葉に俺は苦笑する。
どうやらノルも俺と同じような事を考えていたようだ。
だからその対策はきちんと考えてある。
「情報交換は終わったが……ここは一つ、模擬戦でもやってみないか? 二対一形式で連携とか皆の戦闘スタイルを見極めたり出来そうだし」
「うむ、悪くない考えじゃ。実演は効果的に見えるだけで、実際の所は大道芸と変わらぬしのう」
「うん、模擬戦なら悪くない。シンヤがどれくらい強くなったかも見たいし」
「今のシンヤなら遠慮は要らぬからのう」
「お、お手柔らかにな? まだ俺は竜脈の力にも慣れていないんだぞ。それ以前に自分の限界すら試せていない」
二人とも既に戦闘のスイッチが入ったようで、可愛らしく美しい見た目とは裏腹に一部の人が見れば喜びそうな、獰猛でサデスティックな笑みを浮かべている。
二人に加虐趣味があるとは思いたくないが、修行中での容赦の無い攻撃を見る辺り完全に否定も出来ないのが微妙だ。
あまり考えないようにしようと問題に蓋をし、俺は早々と戦闘態勢を整えた。
……結果? あまり聞かないでくれ。
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今後とも、転職魔王の勇者討滅録を宜しくお願いします!!




