表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/5

第2話-1❮依頼❯

時間開けすぎたので全然書けてなかったのを急いで書きました。

まだ2話の途中です。


翌日の朝。


いつも通りに教室に入る。


相変わらず教室内は騒ぎ立てられ騒々しいのだが、いつもと違う風景が新の視界に入った。


まだ、教室に入ったばかりの新の前に昨日会ったばかりの由衣が寄ってきた。


その様子はとても焦っていて、なにかを言いたげだった。


その様子に見かねた新が問う。


「何か用?」


一瞬だけ由依は止まったかのように見えたが、すぐに笑顔になっていた。


「いやぁ〜、大したことじゃないんだけどね?昨日図書室にとあるもの失くしちゃったみたいなんだ。」


「それって大事なの?」


「いや、そんなに大事ってことでもないよ?ただあれがなきゃ困るなぁってね。」


「なら今取りに行けばいいじゃん。」


新は真顔で接する。それと今のセリフが気に食わなかったのだろうか、由依はむすっとした表情で新の頬

をつねる。


「もう少し女の子に優しくしなよ!!」


別に優しくしてない訳じゃないじゃんと思ったが、ここは無理に言わず自分の中で留める。


「もしかして一人で行くのが恥ずかしいとか?」


これは頬をつねられたお返しだ。


ほぼ図星だろう。由依は顔を少し赤らめていた。


正直、なんでこんなことになってるのか未だに理解不能なのだが、周りの視線が気になってしょうがない。


「しょうがないから一緒に行けばいいんでしょ?」


最後は諦めだ。


由依はさっきとは比べ物にならない笑顔でうん!と言い、新たの右手を引っ張る。


「さぁ!しゅっぱーつ!」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ