第一期 第18話R 『黒沢の野望への道 その1?』
長く期間が空いてしまいました。今回は、作品に未来への夢を繋げたい的な話になります。(笑)
■地下ドッグ管制室
今里&相田
『皆様、こんにちは!』
今里
『今日は、最近、リクエストの多い??…(笑)、いろいろな場面で使われているカードについてのお話です』
相田
『そう言えば、一撃砲の時等、カードをスラッシュしますね』
今里
『そう、あれがいわゆる武装入力コード&安全装置解除の役をしています。そして、あのカードは、必殺技カードの種類になります』
相田
『必殺技カードと言う事は、その他にもあるんですか?』
今里
『もちろん、あります。隊員カード、団体カード、戦艦カード、艦載機カード、外装カード、艦首一撃砲カード、主砲カード、サイドバンカーカード、機関砲カード、兵装カード、武装カード、弾薬カード、ヘルプカード、共闘カード、その他にも、多々種類はありますし、今後もどんどん増えて行きます。』
相田
『かなりありますね。カードゲームみたいだあ』
今里
『確かに…でもセキュリティやISO等の事を考えたら必要不可欠なんです』
相田
『なんで、ISO??…あれの絡みかな?それにしても、かなり細かい種類に分かれてますねえ…何故だろう?』
■後ろのドアが開く
黒沢
『それは来るべき商売の為に必要なのだぁ〜』
今里&相田
『やっぱり…』
黒沢
『これから大弩號がメジャーになり、アニメ化、実写化、さらには、グッズ展開、極めつけはゲーム展開。中でも、カードバトルゲームは必需品。玩具や、メディア連動で、購買力アップ、作品の人気、認知度アップ=版権活性に役立つ。カードの活用展開は、先行きを考えた、未来金儲けに繋がるドリームカードなのだ〜』
相田
『だから、市販のカードゲームと同じ作りで、同サイズなんだぁ〜』
黒沢
『良くわかったねえ〜。後、カードの角や裏を良く見てみなさい』
今里
『あ!これは…OBCと書かれています』
黒沢
『漢艦バトルカードの略である。その文字は、箱押しやカラーに対応していて、オリジナルは箱押しラメなのだ。やっぱ、将来はプロップレプリカを売らないとね。その為に、入れておきました。』
相田
『す…凄い。集めなきゃ』今里
『…市販されたら、逆に紛らわしくなりそうな気も…』
黒沢
『ちなみに、各自、専用カード収納ケースで携帯しています。もちろんケースは、各セクションや各担当ごとに色分け、事前に細分化しているので、商品展開も楽チンなのだ!凄いでしょ〜!!』
漢艦シリーズ 大弩號 第一期 第18話R 『黒沢の野望への道 その1?』
今里
『それでは、気を取り直して、各カードの機能について簡単な説明と、実演をして貰います。実演は、我々のアシスタントオペレーター女性二名です』
内海
『皆さん、こんにちは。いつも、助手の今里と相田さんの横で作業している内海です。』
蔵前
『同じく蔵前です。2人が、アシスタントオペレーター二人組になります。』
内海
『いつもは影が薄いのですが、今日は、一生懸命、頑張ります。』
内海&蔵前
『宜しくお願いしま〜す』今里
『頑張ってくださいね〜。では、まず、人物・隊員・団体カードについてです。このカードは、いわゆる隊員証の扱いになります。日常の機能もかなり使えます。詳しくは、内海さん!』
内海
『は〜い。まずは、このカードはかなりの個人情報がインプットされています。家族構成、生年月日、身長・体重、健康診断結果、動物占い、何故かスリーサイズ、その他もろもろに、キャッシング・クレジット機能等もあります。そして、専用カードリーダーでパソコンやタブレット等、通信可能。専用の携帯電話に差し込むと、関係者との通話がタダ。今後も、カードを使用しやすいように、いろいろなハードを開発しています。まさに、至れり尽くせりのカードです。中々、使えますねぇ〜。そして、このカードは、大弩號のある地下ドッグに入る為には、必ず必要です。ちなみにゲートは、いくつかありますが、だいたい幼稚園口か、駅口がメインになるかと思います。地下ドッグに到着したら…蔵前さん、宜しく』
蔵前
『は〜い。隊員達は、ここロッカールームで隊員服に着替えます。ここでもカードがロッカーの鍵になります。周りにある自販機や、シャワールームの使用等にも、カードを使います』
今里
『ありがとう。ちなみに団体カードは、アルバイト、派遣社員他用に分かれます。日常機能はありませんが、その他は、ほぼ同じ機能です。そして、この隊員カードは、大弩號の艦橋でも使われます。内海さん』
内海
『こちら大弩號の艦橋です。この中でも活躍する沢山のカード!まずは、起動時に使います。艦長及びリーダー席等で、戦艦カードをスラッシュすると起動キーの差し込み口が出てきます。そこに、専用起動キーを差し込むと、艦のエンジンに火が入ります。その後、各隊員が、隊員カードを座席で使用します。基本的に、隊員は自由参加ですので、メンバーの座る座席が代わる事が多いので、座ったら隊員カードをスラッシュして座席登録します。ISO対応です。ちなみに艦橋は二層式で、上が、おやじ隊員ルーム、下が、キャバ嬢隊員ルームになっています。座席数は…
◆おやじ隊員ルーム
艦長席1
副艦長席1
戦闘指示席2
各武器担当席10
運航席2
機関席2
予備席15以上
(緊急時、パイロット用)
◆キャバ嬢隊員ルーム
レーダー席3
通信席2
艦長予備席1
運航補佐席2
戦闘補佐席2
予備席15以上
(緊急時、パイロット用)
です』
今里
『ありがとう。次の…』
相田
『質問!』
今里
『いきなり現れて、質問かい!』
相田
『この隊員カードに書かれている、回数、ヒットポイントや、技能ポイントその他はなんですか?』
今里
『あ、それね。回数は出撃に参加した回数、ヒットポイントは体力測定値、技能はシュミレーターの結果、その他はその他って感じかな?その部分は、唯一、上書きされる所です。あ、その辺も、これからの商売を考えてる事になるのかな?…』
相田
『なるほど〜』
今里
『それで納得するんだ…ま、いいか!書ける文字が、あまり無いから、続いて、戦艦カード、艦載機カード、外装カード、艦首一撃砲カード、主砲カード、サイドバンカーカード、機関砲カード、兵装カード、武装カード、弾薬カード、必殺技カード、ヘルプカード、共闘カード、その他をまとめて説明します。このカードは、管制室や出撃準備の作業指示にも使われます。このカードで入力したデータを確認しながら、整備員の皆さんが出撃準備の作業をします。整備班の整備部長や班の皆様、いつも、ありがとうございます。』
相田
『で、艦橋も同じカードを使うんですか?』
今里
『艦橋用のカードは、整備班とは色ちがいになります。で、カードの詳細は…』
●戦艦カード、艦載機カードは、起動時に。
●外装カードは、緊急時の外装換装やパージ等に。
●通常の武器系のカードは、主砲カード、サイドバンカーカード、機関砲カード●兵装や補給系のカードは、兵装カード、武装カード、弾薬カード、緊急時の弾薬チェンジカード等
●必殺技カードは、艦首一撃砲カードのみで、もちろん一撃砲の起動に使います。
『簡単な詳細になりましたが、以上になります。』
相田
『ヘルプカード、共闘カード、その他は?』
今里
『知りません。多分、何かの時に使われるだろうし、黒沢さんが何か考えてると思います』
黒沢
『その通り!まだまだ、進化するカードだから、次に、どんな機能が追加されのか?また、ヘルプカードや共闘カード、変形カード、合体カード、マルチカード、アニマルユニットカード、アニマルズカード、アルティメットカード、オリジンカード、やったるで〜カード、エマージェンシーカード、ジャッジカード、リモコンカード、コントカード、コントロールカード、ストーリーカード、プリンターカード、料理法カード、レシピカード、コンタクトカード、コンサートカード、スリリングカード、なんちゃってカード、イルミネーションカード、セリフカード、同伴カード、鈑金カード、一夜漬けカード、浅漬けカード、Gカード、ゴージャスカード、ハートカード、解放カード、ゴーストカード、指名カード、ウィングカード、ウィニングカード、バイオレンスカード、デンジャラスカード、唯一無二カード、唯我独尊カード、猛者カード、コンビニカード、ボケカード、突っ込みカード、え〜加減カード、仲直りカード、一期一会カード、以心伝心カード、遺言カード、風林火山カード
、ギフトカード、風俗割引カード、薬局のポイントカード等々の秘密は!?そのうちに公開予定、お楽しみに〜!』
今里
『意味の無い、適当にカード名並べただけの長セリフで、いきなり登場かい』
相田
『知らないカードもいっぱいになってるから楽しみです』
今里
『…』
黒沢
『最後の締めは顔を出さないとね。ところで、蔵前、内海!』
蔵前&内海
『は〜い』
黒沢
『最後に、彼らが知らない事を、一つだけ教えてあげなさい』
蔵前
『は〜い。一撃砲や装備関係で、考えるのが邪魔くさい時は…』
内海
『昔の電子ルーレットゲームで適当に決めてま〜す』
今里
『そんな適当な…』
黒沢
『野生の感の時もあるぞ〜』
相田
『流石ですね』
今里
『感心する所じゃないですよ。隊員達、聞いたら、びっくりしますよ』
黒沢
『話したら殺す』
今里
『ひぇ〜』
●逃げる今里、チェンソーとハリセンを振り回し追いかける黒沢。
●黒沢のパソコンが、メールを受信
動きを止めた黒沢
『あ!仕事依頼ですね〜。皆さん、作業準備開始してください。』
今里&相田
内海&蔵前
『了解』
■出撃準備で、慌ただしい地下ドック
●何やら印刷機のような機械の前に、黒沢
『今日の一撃砲は…。これに決〜めた』
●機械の操作を開始すると、カードが出てくる。そのカードを掴み、機械横に設置されている機械のキーボードを打ち込み、完了したら、更に横のカードリーダーに、カードをスラッシュする黒沢。
カードリーダーの液晶画面が光、登録完了の文字が現れ、ニッコリ微笑む黒沢。
●黒沢の野望は、これからも続くのだ〜!
次回は、いよいよ大弩號が、進化する話です。