第一期 第13話R 『山田艦長とホスト部隊』&『山田艦長とキャバ嬢部隊』
こちらが、裏になります。
■京都の桂川沿い、貧相な一軒家
●ここは、山田艦長の家である。
■その家の居間
小さい赤いテレビで、ニュースを観ながら、日本酒とスルメを食べている山田艦長。
■漢艦シリーズ 大弩號 第一期 第13話R Aパート『山田艦長とキャバ嬢部隊』
■ニュース番組『関東圏の防衛を考える!』
●関東圏で活躍中の対大型魚介類部隊についての内容だった。
●東京都は、関東圏一帯の大型魚介類に対抗する為、防衛艦隊の発足。防衛艦隊の艦艇の開発に入るが完成するまでの間、外人部隊を中心に対処する予定だった。だが、大型魚介類が増加傾向の為、急遽、部隊を増設する事になった。その増設部隊の一つが、キャバ嬢部隊である。
●キャバ嬢部隊のメンバーは、関東圏の人気のキャバクラ店やキャバ嬢から部隊を構成している。
ちなみに、このキャバ嬢艦隊は、デビューと共に、オフィシャル番組を作り、CDデビュー、多数のオフィシャルグッズを速攻販売。この辺りは、さすが東京ビジネス。アイドル要素を取り入れた、戦うキャバ嬢を売りに展開中。
■装備について…
使用している戦艦は、以前、大弩號が倒した大型の貝類の殻を再利用した戦艦である。
◎各艦の名称
○1号艦 春
○2号艦 夏
○3号艦 秋
○4号艦 冬
※各艦、微妙な個体差はあるが、同型艦4隻が稼働中。5号艦以降も予定。
その他、大型母艦クィーンキャバベース(仮)も開発中。
●スペック…
○乗組員8〜20名程度
○高速や小回りが売り
○装備は駆逐・護衛艦クラスの砲台。
●そして、人気のある関東圏のキャバ嬢部隊の活躍を楽しみにしているのが…
そう、大弩號の山田艦長である。
■艦長の家の居間
山田艦長、日本酒の入った器を片手に…
『いいの〜』
●山田艦長に、MLが届く内容
『仕事依頼、キャバ嬢部隊の救援』
山田艦長、すかさず
『参加』と返信
■大弩號の艦橋
山田艦長
『姫を救いに行くぞ〜』
おやじ隊員達
『お〜!』
■大弩號が、発進する
■ビッグママが、仁王立ち。
『やはりね…帰ったら艦長達は、せっかんだ。黒ちゃん、スタンバイだよ』
黒沢
『は…はい!(汗)』
◎翌日
■貧相な山田艦長の家
■その家の居間
小さな赤いテレビで、ニュースを観ながら、ビールとあられを食べている山田艦長。昨夜のせっかんのせいか、顔に包帯や、ばんそうこう姿である。
■漢艦シリーズ 大弩號 第一期 第12話R Bパート『山田艦長とホスト部隊』
■ニュース番組『関東圏の防衛を考える!続報!!』
●翌日も、関東圏の対大型魚介類の部隊の活躍映像と、組織についての内容だった。
●東京都は、関東圏一帯の増大するであろう大型魚介類に対応する為、防衛艦隊を設立した。その艦艇が完成するまでの間、外人部隊を中心に対処する予定だったが、大型魚介類が急激に増加した為、急遽、部隊を増強する事になった。その増強部隊の一つが、ホスト部隊である。
●ホスト部隊のメンバーは、新宿、池袋、渋谷、銀座、六本木を中心に、人気のホストクラブやホストから部隊を構成。
●キャバ嬢部隊同様、オフィシャル番組を作り、CDデビュー、多数のオフィシャルグッズを速攻販売。
戦うホストを売りに頑張っている。
■装備は、軽巡クラスの潜水艦。
●従来の潜水艦をコンパクトにしただけでなく、戦闘能力等をバージョンアップした潜水艦である。
●スペックは…
○各艦、2〜10名乗り
○超高速と潜水能力が売り
○装備は高性能ミサイル。
■同型艦が多数存在
1192号艦
794号艦
005号艦
120号艦
072号艦
102号艦
007号艦
069号艦
151号艦
1919号艦
他、多数
■通常は、補給潜水母艦ホストベース【1〜20】に接続されて出撃、戦闘圏内近くまで運ばれる。
●ホストベースでも補給は可能だが、中型の補給専用の大型潜水母艦キングホストベース(仮)も開発している。
●その他、キャバ嬢部隊との共同の超大型母艦グランドクラブ(仮)も着手している。
●人気のあるホスト部隊を良く思わないが…
そう、大弩號の山田艦長である。
■山田艦長の家の居間
山田艦長
ビールを片手に、テレビを見ながら…。
『感じ悪いな…』
●山田艦長に、MLが届く
内容
『仕事依頼、ホスト部隊の救援』
山田艦長
『甘えるな若造が!…でも、家賃稼がないと…(涙)』
少し考えて、返信する山田艦長
『とりあえず参加します』
●着替えて、地下ドックに、しぶしぶ向かう。
■地下ドック
●地下ドックに山田艦長が着く直前に、大浪漫が発進していく。
●乗りそびれた山田艦長
『出番が無かった…家賃どうしょう〜(涙)』
●それをモニターで見ている黒沢達
相田
『艦長、おいてけぼりですね…』
今里
『肩、落としてますよ』
黒沢
『可哀想だから、そっとしときましょう』
今里
『可哀想なのに、ほっとくんですか?』
黒沢
『それが大人の対応だよ』相田
『そんな大人になりたくないです』
表と裏、それぞれ微妙な差を楽しんで頂けたらと思います。