第一期 第11話R 『艦長がお休みの日は、ビッグママの大浪漫!!』
ちょっと空きましたが、更新です。実は、大浪漫の登場の誤算から始まり、13話の完結コンセプトが完全崩壊しました。その為、どのような方向が良いのか模索していた時期の話です。
●世界的な大型魚介類の総攻撃以降、平穏では無いものの、一度に大量の大型魚介類が現れる事は無かった。
■地下ドッグ大型整備工場
今里
『修理・整備の仕事が、どんどん来るから、こちらの作業が全く進みませんね』
黒沢
『目先の金儲けを優先に、進めましょう』
相田
『やっぱりお金かい…』
黒沢
『あのね〜、お金は現実、仕事は想像力なんだよ〜』
今里
『じゃあ、給料アップは?』
黒沢
『んなわけないんだな〜』
相田
『やっぱりブラック企業…じゃあ僕たちの未来や人権はどうなるんですか?』
黒沢
『多分、ないよ〜!でも信じる者は救われる。合掌!』
今里&相田
『あ〜あ』
と、肩を落とす。
■漢艦シリーズ 大弩號 第一期 第11話R 『艦長がお休みの日は、ビッグママの大浪漫!!』
●これから予測される、同業者との連携や戦略の変化に対応する為、大弩號、そして、新たに導入された、大浪漫のクルー編制が行われた。
さらに、各艦にシーイーグルが、正式に導入された。導入されたシーイーグルは、今までとは形状が少し違う正式採用の量産タイプである。それに伴い、偵察機・兵員輸送機も一緒に採用、それらを含め、各艦に、艦載機部隊を編制。
※シーイーグルや偵察機・兵員輸送機は、元々、皇に残っていたパーツや艦載機等の残骸、皇のコンピューターに残っていた沢山の図面データをベースに、黒沢がいろいろなタイプの外観を復元しつつ、エンジンや兵装他を開発した機体である。ちなみに、シーイーグル種類は、まだ工事内に置かれている、形状の違う試作タイプ(かなりの種類があり、同型機も多数、存在する)、プロトタイプ、初期生産型、先行量産型、試作の無人タイプ、哨戒機プロトタイプ、そして、今回の正式量産タイプ等々、切りが無いくらいの種類が存在する。もちろん、すべてが稼働状態である。
●乗組員の編制
※あくまでも基本的な編制であり、フルメンバー時の場合のみである。
■大弩號 乗組員
艦長=山田
おやじ隊員 9〜15名
【運航2名、戦闘2名、機関2名、戦闘機3名他】
黒沢
キャバ嬢隊員6〜12名
【レーダー及び通信、戦闘機】
幼稚園の先生5名前後
【緊急時のレーダー及び通信他の補助要員】
一般55名前後
(セミオート時は、0)
あ!艦長の名字は、山田なのだ〜!何故、山田??
■大浪慢 乗組員
キャプテン=ビッグママ
今里&相田もしくは、蔵前&内海のどちらか。
キャバ嬢隊員30名
【運航2名、武器2名、機関2名、戦闘機部隊】
おやじ隊員 6〜10名
【運航等のサポート、ヘルプ要員】
幼稚園の先生7名前後
【緊急時の補助要員】
一般50名前後
(セミオート時は、0)
●そして、艦載機の編制
■大弩號 艦載機部隊
ローズマリー隊
シナモン隊
ミント隊
各三〜四機編成
【有人三、無人一】
偵察機二機
兵員輸送機三機
■大浪慢 艦載機部隊
ジャスミン隊
ウーロン隊
ハーブ隊
オリーブ隊
ウインナーコーヒー隊
リキュール隊
カシス隊
ローズヒップ隊
ローリエ隊
各三機編成【全て有人】
偵察機五機
兵員輸送機十機
黒沢
『以上、筆者に代わり、設定オタクの黒沢が、お届けしました!(笑)』
今里・相田
『…』
ビッグママ
『黒ちゃん、そんな話をしてる間があったら、早く大浪漫の塗装をちゃんと塗りなさい。でないと、せっかんだよ!』
黒沢
『ひぇ〜!(汗)』
■地下ドッグ
戦闘機シュミレーター
●おやじ隊員達は、艦載機の訓練をしていた。
おやじ隊員A
『編制が決まっても、二隻同時の出撃ってあるのかなぁ〜?』
おやじ隊員B
『今のところ、そうそう無いでしょ。それに自由参加は変わらないし、フルメンバーが揃う事も少ないだろうし…』
おやじ隊員C
『じゃあなんでだろー?』おやじ隊員B
『やっぱり、今後の事態を考えてだと思う』
おやじ隊員A
『だよね。やっぱりこの前の出来事の後だし…』
会長
『でも、ここまで来たらやるしかないと思う』
おやじ隊員D
『そうだよね』
会長
『じゃあ、もう少し訓練して、飲みに行きましょうか?』
おやじ隊員達
『了解!』
黒沢
『単に、設定オタクの筆者が考えた事で、大して意味は無いかもね…(笑)』
今里
『それを聞いたら、おやじ隊員達、ショックかも…』
相田
『この会話、誰に話してるんですか??』
黒沢
『読者の皆様、いや、秘密…(大笑)』
■それから数日後…
静岡近郊…
戦闘中のサフラツー&サフラスリーとシシャモ軍団。
サフラタイプの必殺武器の一つサフラフラッシャーで、シシャモ軍団全滅した…と、思われた瞬間!シャコ軍団が現れる。
サフラスリーの艦長
『まだ居たのか!』
●おやじ隊員達に、出撃参加のMLが流れる。【外人部隊 サフラツー&サフラスリーの救援要請】
■地下ドッグ
ブリーフィング・ルーム
集まったのは…
ビッグママ
おやじ隊員9名
キャバ嬢12名
会長
『あれ?艦長は??』
ビッグママ
『今日は、艦長はお休みだよ』
黒沢
『救援と言う事もあり、艦載機の方が有利と判断、今回は大浪慢で行きます』
会長
『いきなり変則…ま、いつものことか(笑)』
ビッグママ
『出航準備』
■地下ドッグ
001から、大浪慢が出てくる。側面ハッチから艦載機が順次移動開始、リニアカタパルトへ向かう。
■大浪漫 艦橋
モニターの今里
『本日は、私達の代わりに黒沢さんが搭乗します。宜しく』
黒沢
『おまえら、ちゃんと仕事しとけよ』
モニターの今里・相田
『ひぇ〜』
モニターの相田
『今回は、静岡近郊です。ルート20と行きたいのですが、大浪慢用にカタパルトが出来ていません』
モニターの今里
『通常発進口からの出撃だと時間が掛かりますから、外付けブースターを着けます。』
黒沢
『カタパルトの増設は、稼いで造るから〜待っててくださいね!』
ビッグママ
『艦載機は、リニアカタパルトから出撃、大浪慢は、通常発進口から出航し、追い掛ける作戦で行きます。各小隊、出撃!』
キャバ嬢隊員達
『了解』
●リニアカタパルトから、シーイーグルが次々発進
●大浪漫の後部に、外付けブースターが装置。発進口へ向かう。
ビッグママ
『続けて、大浪慢、出撃!』
おやじ隊員達
『おー!』
◎サフラツー、サフラスリーは、東京及び関東防衛部隊所属のフェリーを改装した戦艦のサフラシリーズを中核に、小中艦艇等をプラスされた、外人部隊の艦隊である。
■サフラワン
●アメリカ・カナダ人
■サフラツー
●ロシア・中国人
■サフラスリー
●韓国・フィリピン人
■サフラフォー
●ヨーロッパ系
■サフラファイブ
●混載チーム
■サフラマスター
●自衛隊が中心
■サフラドクター
●情報収集、偵察、管制が主な艦
の7隻が稼働中
外人部隊の為、艦のスペックや隊員については、一切が未発表。謎の多い部隊である。ちなみに、同じ所属には、キャバ嬢の艦隊や、この前のホストの潜水艦部隊等がある。詳細は、またの機会に…
●サフラスリーが半分沈没しかけている。それを守るかのように、サフラツーが武器で応戦している。
シャコ軍団の攻撃に、サフラツーの隊員も、続々と怪我人が出る。
サフラツー艦長
『このままでは、もたない。スポンサーはどう言ってる?』
通信兵
『間もなく援護部隊が着くから、耐えろとしか言ってません』
サフラツー艦長
『スポンサーは、いつまで待たせてるんだ』
『サフラスリーの状況はどうなっている?』
通信兵
『これ以上の維持は難しい状況です』
サフラツー艦長
『…』
●敵の攻撃は続く…
通信兵
『サフラスリーから連絡、退艦命令発動』
サフラツー艦長
『退艦完了まで、電磁ワイヤーで、サフラスリーを支えろ。その後、こちらも退艦せよ』
サフラツー隊員
『艦長!』
サフラツー艦長
『我々は命あっての外人部隊、こんな相手は、私1人で十分だ!…命令を通達せよ』
●サフラツーから、電磁ワイヤーが発射、サフラスリーの沈没を支える。そして、サフラスリーから順次、兵員輸送機が発艦する。
●敵の攻撃は、サフラツーに向けて更に激しくなる。
●サフラツーからも退艦する輸送機が準備されている中、サフラツーの艦長が、スリーの艦長に連絡。
サフラツー艦長
『エンジンを臨界まで上げる。そちらも同じタイミングで頼む』
サフラスリー艦長
『了解した』
●兵員輸送機の発艦がすべて完了し、サフラツーとサフラスリーの艦長が、目線を合わし、エンジンのレバーに手を触れた時!
●シャコ軍団に向けて、上空から攻撃が!
サフラスリー艦長
『救援?…来てくれたのか?』
●シーイーグル部隊が到着。
キャバ嬢隊員A
『救援に来ました。後は、任せてください。』
●惜しみ無く銛ミサイルを撃つ、キャバ嬢のシーイーグル。次々とシャコを撃退する。
●あらかた倒した後、海水から大きいシャコが現れる。
キャバ嬢隊員A
『うそ〜』
キャバ嬢隊員B
『このサイズじゃ、シーイーグルの武器では倒せないよ〜』
●旋回する、シーイーグル。
サフラツー艦長
『やはり無理かぁ、こうなれば…』
黒沢
『だから、大丈夫ですって!』と、通信が入る
●後方に、大浪慢が現れる。
ビッグママ
『ページの都合で、一気に片付けるよ〜。一撃砲コンテナへ、目標データ入力、電力伝達、充電開始』
黒沢
『了解!メインエンジン、スーパーチャージャーのサポートスタート!…増幅装置始動…コンテナへ伝達開始。10…30…70…90…100%』
おやじ隊員A
『目標データ入力完了』
会長
『キャプテン、行けます』ビッグママ
『各機散開、一撃砲コンテナ射出!』
おやじ隊員B
『了解!』
●大浪慢の下部コンテナが外れ、ビーコンが出る。その先は、大きいシャコ!
ビッグママ
『眠りなさい』
●コンテナがバージ、中から七色に輝くナイフタイプの艦首一撃砲が現れる。そして、大きいシャコ目掛けて突撃開始!逃げる大きいシャコ、だが、データ入力しているナイフは追尾する。そして、大きいシャコを真っ二つ!
隊員全員
『やった〜』
ビッグママ
『捕獲ネット用意、各機着艦、バーベキュースタンバイ、帰還するよ』
おやじ隊員B
『サフラツー、スリーは、どうします?』
ビッグママ
『黒ちゃんどうしたらいい?』
黒沢
『隊員が艦から降りたら、お金儲けの為、基地まで牽引してください。』
■大浪慢の甲板
おやじ隊員や、キャバ嬢隊員他が、バーベキューをしている。
●艦橋では、すっかり出来上がっているビッグママが、艦長と通信している。
ビッグママ
『艦長、大丈夫かい?』
艦長
『すまない。まさか再発するとは…二日酔いのダブルもあり、かなりこたえた…それにしても、艦さばきは、大したものだなhitomi』
ビッグママ
『やれば出来ちゃうのよねぇ〜、ま、昔とった杵柄って事かしら?』
艦長
『そうだな…(笑)。あと、この事はくれぐれも皆に秘密でな、みんなに知られる訳には…』
ビッグママ
『わかっているわよ。ただね、命に……』
グラスを傾けながら、会話が続いている。
●一方、バーベキューで盛り上がっている隊員達の後方の甲板を見ている黒沢。
黒沢
『大漁旗と商売繁盛旗…やっぱいるよなぁ〜』
●翌日、シシャモとシャコが大量に市場に流れ、食卓に沢山並んだそうな。
この話もかなり手直ししましたが、設定オタクの内容になってしまいました。
本編が、さくっと終わった割には、大浪漫には、スポットが当てられたと思います。