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拭えぬ罪

作者: 姫歌

君が昔いっていた話

あれは本当のことだったの?

もういまの僕に真実を突き止める方法はない


皆は君を笑い

僕も一緒に笑った

少し傷ついた顔、冗談よと笑っていたね



ねぇ、君はいったいどうして

僕の前から気配を消したの

何もかもがわからないんだ


僕が約束をやぶったせい?

待ち合わせに遅れたせい?

好きだと言わなかったせい?

笑ったせい?

それとも...?



ごめんねごめんねごめんね

の声も君にはもう届かない


鈍感な僕は君を傷つけた


二人一緒に漫画読んで

バカみたいって笑いあった

いなくなって気づくだなんて

ありえないって笑いあった


でも 僕も 気づいた

君のたいせつさ...



君が僕の心を端から端まで侵食してるだなんて

知らなかった

それが普通になっていた


気づかなかったんだ

気づく予定もなかった


でも


君が戻ってこないことはいまの僕も知っているよ


君がいなくなってから僕の中でなにかが

こ わ れ た よ う だ


今更都合よすぎって?

僕だって思うけれど


でも

でも

こんなに愛してる

もう戻っては来ない君を

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