3話 ヴァルキュリア警察学校・特別機動隊
「その……異性に撫でられることが少ないので」
……理由は知っている。ここエレミヤは圧倒的なまでに男女の比率が傾いている。その比率は1:9、いやそれよりも男子の人数は少ない‥‥、三度目の否定だ、子どもの男子の人数が極端に少ない、それは各学園に5、6人くらいである。それだから、異性との関りがほとんどない。
「嫌じゃないのか……その、撫でられるのは?」
見ず知らずの大人に頭を急に撫でられて怖いはずだ。そう思ってもう一度確認する。自分のミスに気づき落ち込んでるのを保野華直ぐ気づきフォローする。
「大丈夫ですから、そんなに気にしないで下さい。撫でられるのは嫌いじゃないので」
「本当か?」
「はい!」
眩しいな、子どもの笑顔は。そう内心で思ってヘッドホンを引き出しに戻す。
「それにしても、狙撃の任務ってどこの学校なんだ?」
今日の疑問点、狙撃の任務についてだ。どれだけ銃国家でもあるエレミヤでも狙撃の任務は少しいかれている。勿論、保野華はいかれていないからね。
それで思った事は何処出身なのか?学園によっては狙撃の任務はあり得る話だ。
俺が予想していた学園は対軍事特殊学園(Anti-Military Special Academy)省略してAM特殊学園。もしくは、ヴァルキュリア警察学校。どちらも連邦政府直下の専門学園である。どちらも治安維持を名目にしている学園である。
「私はヴァルキュリア警察学校・特別機動隊、第一番隊隊長です」
……
…………
‥‥‥‥‥‥
特別機動隊?そんな部署ヴァルキュリアにあったか?だって、
「あ、特別機動隊は極秘部隊なので一部の上層部の人しか知りません、多分伊織先生も知らないと思います」そう言い保野華は話を進める。
「特別機動隊を略して特隊。有事の時にだけ活動する、ヴァルキュリアの専門機関です」
「ちょ、極秘ならそんな簡単に言っていいのか、俺に」驚いて足を机の角にぶつける。
「痛っっっっっっった!!」打った所は脛、それも勢いよくぶつけてしまった。脛を手で押さえて暴れ回る。大の大人←24歳
「伊織先生大丈夫ですか⁈」驚いた保野華は慌てて伊織の方に駆け寄る。心配そうにあわあわしている保野華を見て無意識に、
「大丈夫だ、ありがとう」頭を撫でて慌てている保野華を落ち着かせる。
「本当ですか?」
「あぁ、すまん心配かけて」そう言い立ち上がると同時に視野がぼやけ始めそして体から力が抜けて行ってしまった。
「ヴァルキュリア警察学校・特別機動隊」が題名なのに話の内容がほぼない?
……それはミスです




