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S博士の研究所

S博士の発明 究極のお風呂 (二百文字小説)

作者: 会津遊一

  S博士は天才科学者である。


「私は究極の風呂を完成させたぞ、L助手よ」


「究極ですか」


「食事、健康、睡眠、風呂から排泄まで永遠に管理してくれる生命維持システム付きだ」


「それは凄い」


「だが実験をしていない。そこで相談だが、一つテストを頼めないか?」


「はい、科学の礎となるのでしたら」


 L助手は白い浴槽に入った。




 100年後。


土木作業員が作業中に死体を発見していた。


「変わった白い棺桶で寝ているな、このミイラは」





200文字というのも難しいですね。

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― 新着の感想 ―
[一言] 信じがたい話なのですが、世の中には家に居る大半の時間を風呂場で過ごすというツワモノがおりまして、トイレはともかくメシくらいなら済ませてしまうのだとか。 世の中は広いです。 それにしても、助手…
[一言] 初めまして^^ 人間の欲望の行き着く先が、はたから見れば棺桶で生きながらえることという皮肉に考えさせられます。 とても面白いと思います。
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