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世界2周目、君はモブ。  作者: 有在ありおり
プロローグ
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プロローグ とある少女の独白

私を特別な名前で呼ぶ彼が好きだった。


飴玉を転がすような甘い声でもない、こちらとしては少々不本意な、彼特有の平均的な、親愛だけが篭った声だったけれど、それだけでよかった。






それだけでよかったから、その声を永遠に失った時、全てがどうでもよくなった。

だから私は


「次の世界では、貴方がいないことを祈るわ」

「俺は君のこと、嫌いじゃなかったけどね」


赤い赤い世界で。次の世界では、神様がいることを祈りながら。


引き金を引いた。


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