戦闘①
第9話です!いよいよ戦闘です!残酷な描写があります。気をつけて見てください。それではどうぞ!
バイトの内容は荷物運びだ。引っ越し業者的な?重い荷物がほとんどで疲れる。今日はどうだろうか?
「小野寺君ちょっとこの荷物運んでくれ」
「分かりました」
そう言い、持ち上げようとした。昨日みたいに全力ではなくゆっくりと。だが、それでも強過ぎた。持ち上げ過ぎた荷物はトラック内でゴンとぶつけた音がして、その後なんか壊れた音がした。ぶつけた音は聞こえたらしいが壊れた音は聞こえなかったらしい。
「何をしているんだね!壊れたらどうするんだ!」
「す、すみません!(壊れたような音したけど)」
(あ、そうだ!)
何か閃いた僕は荷物に手を置き早速もらった力を試してみた。
(直れ直れ)
と念じてみた。すると荷物が壊れる前の状態に逆再生している感じで戻って言った。すると荷物の確認の為さっき僕を叱った人がこちらへ来た。
「何にも壊れてなくてよかったが、次からは気をつけるんだぞ。(全く最近の若い子は……)」
「ハイ……。」
相手の心の声が聞こえた。しかもおじさんが言うテンプレな台詞だ。とりあえず最弱の力で持ち上げその場を乗り切った。これはこれで疲れた。次の場所へ移動しようとした時、突然その時はやって来たのであった。
目の前で爆発が起きた。
「何だ!?」
「……」
さっき僕を叱った人は反応を見せるが、僕は黙っていた。覚悟を決めていた。すると立ち込める煙の中からいきなり何か飛んで来た。それは隣の人の頭を貫いた。その人は飛んで来た『剣』によって絶命した。いきなりすぎてどうしていいか分からなかった。僕はあまりにありえない光景に吐いてしまった。飛んで来た剣が見えなかったわけじゃなかったので、助けられなかったと少し後悔した。いや、そんなことしている暇じゃない。すぐに戦闘態勢に入った。
「ハハハ、人一人守れないなんて炎竜神の目も腐ったか。適正反応が出たかと思えばこんな人間だったなんてなぁ!」
「くっ……!」
相手が「なぁ!」と言ったタイミングでものすごい速さで迫って来た。右からくる鉤爪をギリギリ躱す形になり思わず声が出た。というか躱せた。相手から見て右斜めから来たので左斜めに体を傾けた。感覚はつかめた。
(そういえば僕って何かするとすぐ慣れる特性あったんだけどそれも強化されてるのかな)
とか思いつつ、次々に飛んでくる攻撃を躱していくのであった。さっきものすごい速さと言ったが軽くマッハ30は超えてると思う。動体視力も強化されてるんだなと思った。
その後も激しい攻撃が続いた。
どうでしたか?初めて戦闘を描きました。
この小説書く自体、初めてなんですけどね。
分かりにくい等あればよろしくお願いします!
○○○○○○「何じゃ、我の出番がないではないか。」
今度はお前か、スカーレット。補佐してやれ。戦いの最中だろ。
スカーレット「できる限り一人でやらせたいのじゃ」
そう。まぁいいや、ではまた。