戦いの兆し
第8話です!設定大変です!友達こねぇ!まぁ初めてだし。多少はね?それではどうぞ!
支度を終えバイト先へ向かう途中、スカーレットから戦い方を教えてもらった。僕が人間だった時は頭が悪く理解力ほぼゼロだったが、竜の力をもらってからすんなり理解できた。武器とかも作れるらしい。
(アニメかよ)
と思った。炎竜は剣、水竜は槍、木竜は弓やハンマーなど昔使われていた狩りの武器。光竜は近未来な武器。銃とか銃と剣が混ざったような武器など。闇竜は鎌、短剣など暗殺とかできそうな武器。(鎌はどうかと思うが)
スカーレット曰くイメージすれば出てくるらしい。疑ってはいたもののとりあえず出た。形は日本刀みたいではなく、ド○クエの勇○の剣みたいな形だった。すまない、こういう表現しかできない。
攻撃の避け方とかも教えてもらった。至って簡単だった。縦に来れば横へ、横からくれば上下へ、斜めから来ればその斜めの方向に体を傾けるだけ。そういうのはやってみないと分からないな。
ちなみに僕のバイトは当然力仕事。30kgの荷物をギリギリ運べるくらいだった。てことはそこから20万倍……600万kg!次元が違いすぎる。うん。バイト変えよう。
『理解できたか?』
『う〜ん、90%くらい?』
『なら十分じゃ。なんせ戦い方は適当だからじゃ。死ななければそれで良い』
僕は『死』というワードに対し過剰に反応した。そうだこれは漫画でもなければ僕が見ている小説でもない。いつだって死ぬんだ。主人公でもあるまいし、だから戦い方を聞いたんだけどね。多分僕の予想だと今日はもう戦うと思う。だって今まで普通に暮らしてきた人に戦い方を言葉で説明するものか?普通はもっと竜界で特訓とか、練習とかあると思う。これはただの推測に過ぎないが、それをする時間がないほど事態は深刻であり、言葉だけになったのではないだろうか?
『相変わらず勘のいいやつじゃ。そうじゃ、今日はもう来る。わざわざ我に今日実行することを言ってきおった。それに暴走竜もいつ来るかわからん。いつでも準備しておくのじゃぞ』
『簡単に言ってくれるな。大変なのはこっちなのに』
『だめじゃったら我が入る。体を我に預けてほしい』
『分かった』
そう言い僕は自転車で今日辞めてしまうかもしれないバイト先へ行く。
いよいよ覚悟を決めた大地君その後どうなってしまうのでしょうか?作者もわくわくしなら書いてます。
○○「やめろ変態め」
大地め、なぜここへ来る?本当になんでもありだな。そうです。作者もかなり変わってます。
ではまた。あ!不明な点とかあれば受け付けますのでそこもよろしくお願いします!
少し設定を追加。竜たちはそれぞれの武器を、竜力を使って精製することができるのですが、本来は爪や竜力のリーチを補うためだけのものであり、投げたり飛ばしたりするのが一般的。当然そのまま使う竜もいます。