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竜の希望  作者: 猫☆ライフ
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竜化

第6話です!今回は過激なTF付きです。あらかじめご了承ください。それではどうぞ!

「それでお主には」


「多分竜界で暴走した竜が人間のいるところ(以降人間界と呼ぶことにする)に出てきてそれを止めて欲しいって感じか?」


「ぐぅむ、ほとんど当たりじゃ。じゃが意図的に襲ってくるやつもおるのじゃ。最近思想に違いが出てきて人間を滅ぼして人間界も竜界にしてしまおうと言う間抜けがおるのじゃ。因みに暴走した竜のことを我らは暴走竜(ライオット)というぞ」


 少し怒っているのか「間抜け」だけ強調して聞こえた。つまり


「あんたの種族からそういう思想のやつがいるのか」


「……」


 何も言わなかった。あたりのようだ。


「そ、それよりお主に竜の力を授けよう。ある程度なら自由に使っても良いぞ」


 そう言った途端スカーレットから出た赤い光が

 僕を包んだ。


「ガ、ハァッ…………!」


(体が燃えるように熱い!熱い熱い!ていうか燃えてんじゃね?)

 心の中でそう思ったが全然声に出なかった。息ができない。

(し、死ぬのか?)

 そう思った矢先、体に変化が起きた。

 両手の薬指と小指がくっつき4本になった。

 爪は長くなるだけでなく太く鋭くなっていった。

 指の先端から徐々に赤い鱗がパキパキという音をたて生えていった。


「ハァァッッ……!腕がァ……!」


 両腕全てに鱗が生えると体にも鱗が生えてきた。

 今度は足に広がっていった。足の爪も手と同様に太く鋭く長くなっていった。足はミシミシと音をたてて伸び、65cmくらいになった。その結果踵が地面につかなくなった。

 鱗が首にまで達すると同時に体は膨張し大きくなっていった。


「アァァ、あァッ!ガァ……。」


 そして首は長く顔は伸びていった。自分でも何を発音しているかわからない。耳も長くなっていった。

 なんとも言えない感じだった。視界も広く300度くらいは見えているのではないだろうか?歯や髪の毛がボロボロと落ちていき鋭い犬歯が生えてきた。そして2体の角がゆっくりと生えてきた。


「グゥァァッ!グゥガァ(お尻がっ!)」


 そのタイミングでお尻に違和感を感じた。何かが伸びてきた。尻尾だ。こちらもゆっくりと伸びていき1mくらいになった。まだ体の変化は終わらなかった。肩甲骨らへんにも違和感を感じた。それはバキバキと音を立て出てきた、翼だ。蝙蝠みたいな翼で思ったより大きかった。(多分僕を包めるくらい)最終的に体長は3.2mほどになった。


「アアアァァァッッッ!!(目がァァァッッッ!)」


 最後に目が焼けるような痛みに襲われた。瞳孔が縦になっていくのを感じた。姿は竜人みたいになった。

 ようやく終わったと思ったらスカーレットがいきなり僕の変身した体に入ってきた。


「しばらく休ませてもらうぞ」


 と言われ僕は疲れてその場に倒れ、寝た。


やっぱりTFいいなぁーと思いつつ書きました。

ずいぶん長くなりました。まぁ、そこが一番こだわってるんですけどね。今回も読んでいただきありがとうございました!ちなみにスカーレットは

ずっと陽炎状態です。

喘ぎ声を追加し、苦しさを倍増させました。

暴走竜のいい感じの呼び方を発見。以降ライオットでいきます。

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