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竜の希望  作者: 猫☆ライフ
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番外編 竜化生活②娯楽

久々にやって来ました竜化生活。やはり竜神達の出番が少なすぎるのでこれを交えて詳細の設定を知ってもらおうと言う魂胆です。

それではどうぞ!

 今日はみんなで娯楽をしようと思います。他の竜神を呼んできました。みんなで楽しくやりましょう。(一応みんな竜の姿です。人間には普通の人間に見えるように細工してあります。)


 その1 ボウリング


「何でしょうかこれは。球体に穴が3つ。まるで(わたくし)のために作られたようなものですね。それにしても皆さん指が私以外入りませんよね?」


「儂はまず物を持つという習慣がない。パスじゃ。」


「俺も爪が引っかかって全然入らないぞ!」


(わたし)も全然入りません。何だかイライラするので食べます。」


 そういったアルバはバリバリと食べ始めた。当然僕も入らない。僕も含めて何しにきたんだろう?


「これはなかなかまずいですね。今まで食べたことのない味がします。」


「これを持ってどうしたらいいのでしょうか?私こんな所初めてなので、どうすればいいかわかりません。」


「それをそこにあるレーンに向かって投げればいいよ。」


「分かりました。では、行きますよ!」


 そう言ったアドニスは思い切り振りかぶり、上から投げた。


 そしてたった1投でその後ボウリング場は瓦礫の山と化した。なぜ人間界に連れてきてまでやったのかいまだに不思議だった。


 その2 ゲーム


 竜界での大地の家でみんな集合した。今日は僕の好きなことをやってもらおう。できればの話だが。


「おいダイチ〜、これは何だ?」


「これはゲームだよ。竜化した姿でもできたからみんなにもやってもらおうと思って。」


「私指3本しかないですけど…これできるんですか?」


「だから儂には物を持つ習慣がないといったじゃろう!」


「これはなかなか興味深いですね。ちょっと私がやってみます。」


 ピコピコ…ポチポチ…バキィッ!


「なるほど。これほど脆く作られているのでは破壊するしかありませんね。」


「アルバ!ご勘弁を〜。」


「今度は俺にもやらせてくれよ!」


 その後3つのコントローラーが壊れた。レイヴンとアドニスはそれなりに楽しんでいたが、アルバとシーモスはご機嫌斜めであった。シーモスには後でまた考えておこう。それとアルバ危険。


 その3 植物園


 今回はシーモスのみ連れてきた。絶対納得いく結果になると僕はウキウキしていた。


「何じゃここは。緑がいっぱいじゃのう。竜界でも見たことがない花や草だらけじゃ。」


「でしょう。ほら、ここならシーモスも安心して楽しめると思って。」


「お主は優しいやつじゃ。気分が和むのでここにしばらくいさせてもらうのじゃが、いいか?」


「どうぞどうぞ。」


 良かったぁ。結構シーモス散々だったからな。考えた甲斐があって良かった。それもつかの間。なんと展示してある草を食べ始めた。そうだ草食だった!


「ちょっと何してるの?」


「美味しそうな花だったので食べただけじゃが…何かまずかったか?」


「ここは食用の植物じゃなくて見るための植物だよ。」


「なんと!そうであったか。すまないことをした。儂が責任を持って元通りにしておこう。」


 その後シーモスのお気に入りの場所になった。今度は人間の姿でじっくり見たいともいっていた。何がともあれめでたしだ。


 その4 ゲーセン


 今度はアルバのみ連れてきた。ゲーセンにはいろんなゲームがある。その中でも僕はアルバにぴったりなのを見つけた。それはガンシューティングのゲームだ。絶対合うと思うんだよな〜。


「これはこの前私が破壊したやつと似ていますね。それに銃の形をしています。このデザインはなかなか個性的ですね。参考にさせてもらいます。」


 その後僕は充分な注意喚起を行い、内容を説明した。


「なるほど。要は出てくる敵を倒せばいいんですね。いつもやってることと変わりませんね。」


 そういうとアルバはゲームを開始する。(僕のお金で)


「ムッ、私に楯突くとはいい度胸です。全員消し炭にしてあげましょう。って何ですかこれは!?遅い!!こんなのどうやって避けるんですか!こんなもの……!」


 すかさず止めに入る。そういえば詳しい操作方法教えてなかった。いろいろ教えた後また始める。


「覚悟しなさい、この画面の中の敵!貴方達の攻撃なんてとっくに見切れてるんですよ!もう当たりません!」


 アルバはそう言うとダメージを受けることなくステージをクリアしていく。結果スコアが全国1位になり、桁外れの成績になってしまった。

 そしてアルバはこのゲームにハマった。


「ハハハハハ!!雑魚がァァ!!私を倒せるとでも思ってんのかぁ?貴様らの存在は無価値、無意味なんですよォォッッ!!オラァァッッ!!」


 そう。問題が出た。アルバはスイッチが入ると極端に性格が変わる。ので周り視線が辛い。後、僕のお財布も辛い。コントローラーだけは大事に扱っている。

 はぁ。これで良かったんかなぁ〜?


「ふぅ。今日も雑魚を駆逐できました。また来ます。次はもっと腕を上げて来ます。ではまた。」


 これ以上腕あげてどうなるんだろう?もう全国1位と2位の差はとんでもないことになっている。次やる時はもっと注意を促そう。後お金欲しい。




それぞれの個性作るのって結構難しい。

それと他の竜神も大地と同じように人間界ではただの竜化です。アドニスのみ胴長なので体長は約4mほどになります。

ここまで読んでいただきありがとうございました!ではまた。

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