番外編 竜化生活①日常
どうも作者です。息抜きに竜の姿での生活を送ってみました。想像です。いつも作者の頭はファンタジーなのでこういうのバンバン浮かんできます。それではどうぞ!(本編とはほとんど関係ありません。登場キャラの性格や設定などは一緒です。)
その1 カップヌードル
「グァッ(いただきまーす。)。」
中身を見ようと思い覗き込もうとした。次の瞬間前に出た顔がカップヌードルを倒してしまった。
「ガァゥ……(くそぅ、もう台無しだよ〜。しくしく)。」
僕はそういった後もう一個作った。今度は長ーい舌を使って、チョロチョロ〜って動かしてスババっと食べた。
「グァッ(ごちそうさまでした。)。」
その2 着替え
そもそも着れるのかどうか不安だった。とりあえず着てみた。ビリビリーッ。はい一個オシャカになった。顔はなんとかなった。翼で撃沈した。
次はズボンを履いてみる。どうせ尻尾でオシャカだろうと思っていたが、足が長いし大きいし爪あるしで、もう最初の時点で破けた。
その3 風呂
久しぶりの風呂だ。マットを敷く…必要はない。桶を掴んで…掴めない。どうしよう、そこは竜力使ってお湯を操るとするか。シャンプーはする…必要はない。いや、ある。角洗っとこ。
「ガッッ(ヤベェ、シャンプーが鱗の間に入って取れねぇ!)!」
なのでシャンプーを直接頭にかけた。
「ガァァァァ(ヤベェ、目痛ぇ、目ぇしみる〜!)!!」
その時有名なジブリ映画の悪役が最後にはなった言葉を思い出した。なんとか切り抜けた。今度は体を洗ってみた。タオルで泡だて…れない!爪でボロボロになってしまった。今度は石鹸でなんとか…できない!こちらは硬い鱗のせいでスライスされ、跡形もなくなった。洗うのは諦め直接風呂に浸かった。
「グフゥゥゥゥ(気持ちいい〜。)。」
ここでまたもや邪魔をしてきた。翼だ。この上なく邪魔だ。なんで竜に翼なんてつけたのだろうか。そんなイメージ捨てちまえ!などと竜のアンチになりかけた。僕はいつも背もたれに背をつけていたので違和感しかなかった。
その4 料理
「ガァウッ(焼きそばでも作ろうかな。)。」
包丁とまな板と材料を出す。鱗か包丁どっちが切れ味がいいか試したかったので、僕の腕に向かって包丁を刺した。すると包丁の先っぽが"パキーン"といって折れた。なので鱗を一枚"ブチィッ"って千切って(普通に痛いし血も出てきた。)野菜を切り始めた。だったのだが野菜どころかまな板まで切れていた。
「ガァァァ!?(何ィィィ!?切れ味良すぎだろ!」
僕は仕方なく空中で切った。僕が持ったらほとんどの調理器具が大破してしまうので竜力を使って動かした。なんとかできた。麺は誤って持ってしまったので途切れ途切れになっているがおいしそうだ。僕はこの前と同様に長ーい舌を使ってチョロチョロ〜って動かしてスババっと食べた。
その5 貧乏ゆすり
……尻尾がパタパタ動くだけ。……それだけ。
如何だったでしょうか?また息抜きに書くかもしれません。
ここまで読んでいただきありがとうございました!ではまた。




