他竜神との交流②
第23話です!どうも作者です!投稿スピード遅くなって来ました!話作るのこんなに大変だったとは気づきませんでした!それでも頑張ります!
それではどうぞ!
しばらく飛んで宮殿についた。でかい。とにかくでかい。あまりの神々しさに例えようがない。外見は青だ。やはり色はそれぞれの種族で統一されるのだろうか。僕がいた竜界の日本みたいに全部赤とか。するとアドニスが口を開く。
「案内します。ついてきてください。」
「分かりました。」
アドニスを見てみるとずっと低空飛行をしている。周りにいるメイドや使用人、いや、使用竜か。を見てみるとずっと宙に浮いている。しばらく進み、1つだけ雰囲気の違う扉を開けると、めちゃくちゃ広い部屋についた。その部屋の真ん中まで進むとアドニスが止まった。
「どうぞそこの席にでもおかけになってください。」
「失礼します。」
言われた通り座った。尻尾が超邪魔だ。なので座るというより寝転んだ。この後いろいろ質問した。
水竜の生息域は寒いところで、北極とか南極とかそこらへんにいる。短足だから立つと足に負担がかかるのでずっと飛んでいるらしい。なので攻撃方法は空中からの突進が主だ。武器は槍が作れる。そもそも水竜は比較的温厚で滅多に争いをしないという。竜力は飛ぶ方に集中しているので力では押し負けてしまう。さっき飛んでいて追いつけなかったのはそういうことだったのか。竜は他種族との交流はほとんどしない。最初僕が水竜に話しかけた時不思議そうにしていたのはそのためだった。もちろんブレスはしない。
「いろいろありがとうございました。」
「いいえこちらこそ。そうだ折角来てくださったのだから何か出しましょう。ねぇノクターン?」
アドニスがそう言った先には誰もいなかった。と思ったら後ろにいた。普通にびっくりした。そこにはコーンもアイスも青色のソフトクリームがあった。青色だからソフトクリームとは断言できないが、まぁ恐らくソフトクリームだろう。早速食べてみた。甘い、普通においしい。色は青だが味はバニラのようだ。というか竜って味覚あったんだ。
「どうですかお味は?」
「おいしいです。」
「それは良かった、実はこう見えて私甘いものが大好きなんです。」
僕もかなりの甘党だった。ストレスが溜まる度に僕は甘いものを食べていた。不思議と太らなかったが彼女は太らないのだろうか?そもそも竜って太るのか?
「まぁ!これは失礼な。私これでも立派なメスですよ!竜は太りませんわ!」
そっかそっか心の中読めるんだった。食事を終えた後アドニスに木竜神の居場所を聞いた。今はアメリカの下の方にいるという。大雑把で分かりにくかったが僕は礼をし、この場を後にした。
水竜の見た目は腹には鱗がなく背にびっしり。指は3本。小さく繊細なことができる作りになってます。水竜乗ってみたい。
○○○○「私の出番はこれで終わりかしら?」
お!今回は君かアドニス。そうだしばらく出てこないぞ。
アドニス「そんな!折角の初登場だったのに!」
まぁまぁそう言いなさんな。いつか出てくるさ。いつか。
ここまで読んでいただきありがとうございました!ではまた。




