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竜の希望  作者: 猫☆ライフ
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過去②

第17話です!竜界から離れます。小野寺君の過去です。それなりに壮絶です。なんか鬱っぽく書くのって難しい。最近は書くのが楽しくて、どうやったら読みやすいか思考錯誤してます。ちょっと悲しい気持ちになるかもしれません。それでもいい方どうぞ!

 高1は順調であった。特に目立った欠点はなかった。問題は高2からだった。週一で一週間の計画を立て実行した。つもりだった。事あるごとに計画はうまくいかず、夏休みに入った。2回目のテストが終わったところで大幅に下がった。夏休みも計画を立てた。毎日毎日毎日毎日……それでも僕の計画はうまくいかなかった。そして高2の授業は分からなかった。というより人の話を聞くのが嫌いになった。それ以来授業では起きなきゃいけないと思いつつ寝てしまっていた。そんな葛藤が日々のストレスだった。放課後毎日勉強した。しかし授業で寝てるやつがみんなに追いつけるわけがない。頑張って起きようとしていた。手の甲にシャーペンをグサグサ刺して痛みで起きようとした。


 ダメだった。毎日やった。ダメだった。


 毎日ダメ毎日ダメ毎日ダメ毎日ダメ毎日ダメ毎日ダメ毎日ダメ毎日ダメ毎日ダメ毎日ダメ毎日ダメ毎日ダメ

 夏休みの終わり頃


 ある1つの考えが浮かんだ。


(努力は実らない。しても無駄)


 と、僕は考えた。


 宿題は少し出来なかった。9月の中旬


(楽しいってなんだっけ?笑うってなんだっけ?)


 僕は()()になりながら心の中で思った。9月の終わり頃、


 ボクハ、タノシクナンカナカッタンダ……


 ムリシテタ、ムリシテワラッテタ、ムリヤリタノシンデタ……モウ…………ツカレタ…………。


 そこから鬱が始まった。

 学校にもいかなくなり。

 自分の部屋に入り。

 心の中で叫び続けた。

 行き場のない悲しみを苦しみを。

 なぜか涙は出なかった。もういいや。


 シニタイ、シニタイ、シニタイ、シニタイ、シニタイ

 シニタイ、シニタイ、シニタイ、シニタイ、シニタイ


 感情の欠落、ついには何も感じなくなった。

 5ヶ月くらい経った頃。何か感じた。


『暇』と。


 何か埋めたくなった。

 刺激が欲しい。

 多分疲れたんだ。

 考えるの。


 鬱を


 抜けようとしていた。




過去です。はい。作者のちょっと強めです。

……何もいうことがねぇ。

ここまで読んでいただきありがとうございました!ではまた。

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