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竜の希望  作者: 猫☆ライフ
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はじめての竜界

第16話です!少し内容が複雑になってきておりストーリー構成に問題が出てきました!やっぱり設定難しい。でも頑張ります。それではどうぞ!

 通り抜けた途端体に痛みが走った。


「グゥアァッ……ガァァァァァァァァッッ!」


 この感じ竜化だ。だが今度は炎の膜に包まれた。体が変わって行くのが分かる。痛みはまだ慣れない。今回は前回と違って、竜化し終えても体の膨張は止まることがなかった。

(ど、どこまででかくなるんだ!?)

 目線が高く足が遠くなって行く!どんどんどんどん!ようやく止まったかと思った途端、炎の膜は消えた。目を開けるとそこは自分の部屋だった。色は全て赤色に光っている。と言うか、

(体が…….重い……!)

 一歩踏み出すと"ズシーン"と音がなった。ちなみに体長は120mくらいだろうか。なのに僕の部屋と全く同じ変わらない感じだった。サイズが竜のサイズに合わせてある?からなのか。


『お主まだ体重が減らんのか。これはちょっと何か食べたほうがいいかもしれぬな。「真竜化」にこれほど竜力を使うとはな』


『「真竜化」とはなんだ?』


『こっちで竜化することじゃよ。本来の竜の姿になるのじゃ。体長とか全然違うじゃろう。とりあえず食べに行くぞ』


 言われるままに連れてこられた場所は、って僕がよく行ってた寿司屋じゃねぇか!外見は真っ赤だ。少し人が…いや竜が並んでいた。


『あ!こんにちは。炎竜神様!』


『こ、コンニチハ』


 いきなり『様』扱いでぎこちない挨拶となった。僕はそもそも年上扱いされるのは嫌いだ。人は常に平等であり(今は竜だが。)、差別をしてはいけないと思っているからだ。すると母竜?っぽい竜が中身がスカーレットでないことにはすぐ気づいた。


『あなたが最近発見された適合者ですね。よろしくお願いします』


『よろしくお願いします……』


 全然口が動いてないのに伝わる。これが竜語か。全然慣れないな。相手がオスなのかメスなのか分からないが声のトーンからしてメスだろう。子竜もいた。


『オスとメスの見極め方は角じゃ。オスは先端が尖っておりメスは丸い感じじゃ』


 入店し、特別な待遇を受け、寿司を食べながらいろいろ言われた。

 ここ竜界では地球で起きていることがそのまんま影響する。地球の中に存在するもう一つの地球のようなものと言われた。会計する竜のところを見て僕は驚いた。見た感じ日本と同じ福沢諭吉が描かれていた。一万円札が垣間見えた。僕は当然日本に住んでいたので、竜界の日本へ来た、ということになる。店の外に出て辺りを見回した。車道や道路や信号はあるものの、車はおろか何にも走ってなかった。

(意味ないじゃん!)

 と思った。そのかわり竜たちが歩いたり飛んだりしている。本当に日本だ……。関心のあまり口から何も出なくなる。あ、炎が出そ……


『馬鹿者!そんな汚いことをするでない!』


『なんで!?竜と言ったらブレスでしょ!』


『ブレスなんて人間で言う嘔吐物みたいなものじゃ。以降あまり出さないようにするのじゃぞ。』


 少しイメージが壊れた。他にもいろいろ言われた。竜界では人間界の1秒が約1分になるらしい。なので竜界の者が人間界へ行くと人間にとって竜は凄まじく速く見えるのだと言う。(実際速すぎて見えない。)亡くなった魂はこの二つの世界のどっちかに行き、転生すると言う。大きく違う点は、人間界で死んだ人が竜界へ転生すると人間だった時の記憶があり、竜界で死んだ竜が人間界へ転生すると竜であった記憶は無くなるとのこと。よく出来ていると思った。なぜなら思想に隔たりが出ないからだ。人から竜はともかく、竜から人では、下等生物などと見下す可能性があるからな。さらに人から竜であると、人に変身してそのまま人間界で暮らすこともできる。もちろん生前と姿は変わる。なので人間界にも竜がいると言うことだ。知らなかった……。僕の家には誰もいなかった。お金?当然払ったさ。早くバイト探そ。そういえば帰る途中いろんな竜がいた。仕事している竜。タオルを首に巻いてランニングをしている竜。信号待ちをしている竜。ボール遊びをしている竜。まるで人間のようだ。いや、人間と言っても過言ではなかった。竜力が戻ってくるように感じた。体重が軽くなっていく!気分が軽くなった僕はスカーレットにこう言った。


『魔法の使い方教えてくれない?』


『いいですとも!』


 どっかで聞いたことある丁寧さと爽やかさに満ち溢れた言葉だなと思った。


ついに竜界に来た大地君、作者もやっとここまで来ました。まだ書き足りない……。

スカーレット「なんじゃ最後のあのセリフは。まるで……」

わーー!!ダメダメこれ消されちゃう!もうヒントあげないで。

スカーレット「分かった。このイメージは作者、お前が責任とるんじゃぞ。(怒)」

おぉ〜怖。まだ説明続きます。

ここまで読んでいただきありがとうございました!ではまた。

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