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詩*祈りのようなもの*

作者: a i o

泣きたい夜に

生きる君へ


霧雨の空を

見上げる君へ


覆う雲の切れ間を

探しながら

そこから

射し込むものの

正体をまだ知らずにいたとしても


ざわつく胸から

遠く

飛び立つ

息を長く()けば


揺れる視界の斜線と

濡れる肩

それすらもいつか

共に

連れ立つものとして


遥かなる夜を

越えて

雨をくぐり抜けた君へ


照らす明け方の光が

高らかに産声をあげても

その眩しさに

怯えないで


堪えながら

のみ込んだ日々に

苛まれ

やって来たのなら


黙し立ち続けたそこに

伸びた影こそが

夜明けの証





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