愉快な4人の日常 Part 1
初投稿です。何かアドバイスがありましたら、よろしくお願いします。
「でー、これがぁー·········、あー···面倒!ミヅキ、あとは任せた。俺は寝る!」
「はぁ~?!ちょっと、先生?!」
「いや、お前学級委員サマだろ?」
「え?はい、そうですけど······」
「学級委員というものはな、こういう困難を乗り越えてこそ真の学級委員になれるんだ」
「はぁ···?」
さぁ、このやり取りは何でしょう?
1‚先生がダラけた
2‚ミヅキこと、ミヅキ・ノアに説明を投げた
3‚ノアが実は学級委員サマだった
正解はー···
「へぶしっ!」
「なぁ~んでミノルはこの私のスバラシーイ説明を聞いてないのかしら~?ん?言ってみてよ?」
正解は、全部ですっ☆
そして、い、痛いです。ちなみに、グーでした。
しかも、怒らないから、なんて絶対ウソだっ!!う、後ろに般若が見えるもんっ!!
···男の「もん」って、悲しいな。くそぅ。
「みぃ~の~るぅ~?」
「ハイッ、スミマセンッ!現在の状況を語っておりましたっ!!」
「どこにだよっww」
笑いまじりに突っ込みを入れるこの声。そして、ノアの声よりも圧倒的に低いソレ。
「···くそレオ」
「ギャハハハハッ!ミノル、お前、ナニ怒られてんだよっwマジでウケるわー!!」
「だ、駄目だよレオくん。そ、そんなに笑っちゃっ···ふっ···」
まてまて、おーい、スイくーん?いま、笑ったよねぇ?え?レオを注意しながら、笑ったよねぇ?え?最後、「ふっ」って!!ひでぇ!!
「クックックッ、そーだな······プッ···こんなに笑っちゃっ···フッ·······駄目だよなっ·····ふはっ······スイの言う、とおりだっ······」
キレていいですか?いいですね?
「お前らいい加減にしろーっ!こっちは顔面凶悪ミヅキ・ノアのお説教タイムなんだからなっっ!!」
「「あ、ミノル(くん)終わったな」」
「·······だーれーが、顔面凶悪ですって?」
「ヒッ······!!」
やべぇ、え、ヤバい。般若にプラスして大魔王が見えるよっ!!
「···ハァ、···お話は?」
「じっくりしっかり誠心誠意心から聞かせて頂きますっ!!」
「····よろしい」
ふっ、一命をとりとめたぜ。流石俺!
「な~に一仕事終えた、みたいな顔してんのよ?さっきの私への暴言、忘れたとは言わせないわよ?覚悟はイイデスカ·····?」
ぽきり、ぽきり、と手をならすオト。一歩一歩、殺気を強めながら近づいてくるノア。
え、これって、そーゆーコトなんですかね····?
レオとスイの方を向いても、フイッと視線をそらされて、吹けもしない口笛を吹き始め·····あ、スイは吹けてる······ちくしょう
「みぃ~の~るぅ~?余所見してていいのかしら···?」
「!!!」
________その日、一名の男子生徒の叫び声が校舎に響き渡った
一応主人公 ミノル=シイナ・ミノル
ノア=ミヅキ・ノア
レオ=アラガミ・レオ
スイ=カンザキ・スイ
すみません。作者が漢字をどうするか迷ってしまった為にカタカナになりました。