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オーランド・バルシュテインの改心  作者: 真川紅美
小編:シャナ・ユベールの奇妙な文通相手
106/146

終、

 拝啓


 季節が秋から冬へ、冬から春へとめぐりました。いかがお過ごしでしょうか。

 私は、おとなしく、お店の手伝いと兄とカレンさんの医院の手伝いをしています。


 もうじき、あなたと最悪な出会いをした、初夏へ移ろいますね。


 正直、あなたとこうやって楽しく文通を続け、貴方を待つ人になったこと驚きに思えます。でも、それが楽しく心地よいものになっています。


 今度、いつお会いになれるか。

 せかすつもりはありません。お仕事頑張ってください。


 疲れをいやすお茶と、風邪予防、風邪の引き初めに効くお茶をつけます。ぜひ、飲んでくださいね。 

  

                                              敬具



追伸 お兄様をいじめるの、もうよしてください。医者の不養生だってカレンさんも怒って、これを出してもうだめだったらカレンさんが王城に乗り込むって息巻いています。

暇そうに、うちに来るバートラム様に、よろしければ分けてあげてくださいね。

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