表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔法構築士  限界までLv上げないと帰れない!  作者: さきのえ
始まりの街 ファース編
8/32

8話 カエデの能力

読んでくれてる方、こんにちは(^_^)V今回書くのが若干遅れてるのと少し文章多目になったので2話にわけて投稿します、2話目、明日投稿です

アリスの能力が俺と同じくらいヤバイ事が分かって、少しほっとしたが違ってました……

そして俺の魔法レベルが上がっていつの間にか凄い事になってる……妖精が見れるって、しかもルークは妖精と会話できるようになってるとか!

初期魔法だよ?!

落ち込んだ俺と疲れた師匠の気分が落ち着いくのを待つ間、ルークが街であった面白い話しをする事になった。


「へ~今勇者の仲間選抜してるんだ、そっか勇者といるとレベル上がりやすく成るんだったね」


「あれ?アリスは、知らなかったのか?」


ルークの疑問に思うのも分かる、選抜の話題は結構前からされてたから、勇者の一人である、アリスが知らないのはおかしい何か理由があるのか?


「私、勇者召喚されて聖女様に能力視て貰った時、気絶しちゃって1ヶ月後に目が覚めたら、森の中の療養所に移されてたの。

それから一週間くらいしてからだったかな……

教皇様が来て『君は、クリエイトサモナーという特殊な能力があるようだね、それを教える者の所に君を転移させるから、私と聖女ジュリーの手紙をブルーナと言う者に渡しなさい』って言われて来たから神様からの説明とメイドさんと話した事しか分からないの。」


「え?!なんでそんな事に……」


1ヶ月も目が覚めないなんて普通ではないだろう。


「それは、『魔法共鳴』です、同じユニーク魔法使い同士で起きるのですが、今回はアリスが聖女ジュリーの強大な魔力に当てられたのでしょう……

この魔法共鳴は、意識を合わせれば強力ですが、敵意を持って接触すると魔力が暴走して制御できなく成ります……そのせいで聖女ジュリーは最古の魔王と戦う事ができずにいるのです」


「私と聖女様の力の差が多すぎるからですね……手紙で謝れました『あなたと同じ能力を持っていますが、私がまた魔法を使えばあなたに迷惑を掛けてしまう……ごめんなさい……』と書いて有りました」


なるほどそんな事情があったのか。


「アリス、君は勇者が受ける役割は詳しく聞かされないようなので説明します、聖女ジュリーが魔王を討伐する援護をすること……ここまでは、知ってますね?」


「はい、神様から聞いてます、勇者が倒すんじゃなく援護することって理由までは、知らないけど。」


魔王と呼ばれる者は現在6人、一時は、12人まで増え世界中を混乱させていたが、勇者・ワルキューレの騎士と共に聖女が魔王を倒した……いや厳密には聖女しか魔王が倒すことができないか


「ええ……その理由が重要で、先ほどアリスから聞いた、勇者が魔王を倒すつもりなのを知って呆れた理由です。

魔王は、神や聖女の加護を受けた勇者、ワルキューレのトップ12人聖女、賢者の末裔、以外の攻撃は

すぐ再生して効果がありません。そして……」


「ちょっとまった!師匠!俺もそこに含まれてるの?!始めて聞いたんだけど?!」


俺に最初説明した時そこ言ってなかったよ!


「それは言うと、落ち込んで面倒だったので説明をしませんでした、あの頃のカエデは精神が不安定で、落ち込むと長いですから。

話しを戻します、そして聖女ジュリー以外の者が魔王を倒すと強力な呪詛により倒した者が新たな魔王になってしまうのです。」


確かにあの頃はホームシックになって不安でいっぱいだったけど、師匠面倒だと思ってたのか……

「え?!それだと、最古の魔王を倒せないですよね?」


実際最古の魔王と呼ばれる世界で最初の魔王が現れて800年経ている、最古の魔王は、50年に一度、『強者を捕まえ魔王にする能力を持つ』それからは倒しては、新たに現れてとを繰り返している。


「ええ……ですが他の魔王を倒し、最後の一人になれば封印することができます……現在、魔王軍と聖女ジュリーを筆頭とする連合軍の戦力はややこちらが上、あちらがすぐ攻め来る事もありません、安心して下さい。」


「良かった、すぐ戦えて言われないんですね。」


だけど教皇は、俺に5年以内に魔王軍と戦争すると言ってたんだよなまっあと4年あるし大丈夫だよな。


「いえ、アリスや、カエデもですが、戦うのは自由、参加しなくても良いと、聖女ジュリーと教皇サランコシスは、決定したと手紙に書いて有りました」


「良かったなアリス!」

「良かったわねアリスちゃん」

「俺も言われたから、気持ちはわかる、『呼ばれて自由しろ』って言われて拍子抜けだろうけど良かっただろ?」


「うーん、確かにそうだけど、神様が言ってた報酬どうなるんだろ?」


「「報酬?」」


俺とルークは疑問に思った。

異世界召喚は召喚した者の都合だけの理不尽な事だと思ってだけど違うの?!


「神様が言ってたのは、まず魔王を倒すのに協力する代わりに、能力を与えてくれる事、魔王が倒せたら元の世界に帰れて、可能な限りの一つ望みを叶えること、もし戦いで死んでも、この世界の記憶を消して、元の世界に召喚された瞬間に戻して貰えることなのよ。」


え?!マジで?!俺死んだら終わりだよ?!


「世界を救う勇者だから、報酬があって当然なのか……」


ルークはそう言って俺を見る、ルークは俺の帰れる条件を知っているから、アリスがそれを知って後ろめたい気持ちにならないようあえて言わない、今度機会があれば肉料理をたらふく奢ってやろう。


「それについては問題ないですね、魔王を倒した瞬間にその場の勇者は、そのまま元の世界に返されて、遠く離れた場所にいた勇者

は、聖女ジュリーに元の世界に戻して貰え報酬も貰えます」


それだと本当にゲームみたいで勘違いするアホ勇者がいそうだな、いやないか神様が勇者誰にするか決めるんだし、まさかランダムで決めないだろ。


「まあ報酬は特に考えてなかったから、帰れたら問題ないです、じゃ私どうしようかな?」


「それじゃ、アリスちゃんは、カエデさんと冒険者になって世界を旅すれば良いじゃないかな?嫌な事もあるけど、とても楽しいわよ」


おおお!勇者と旅すればレベルも上げやすく成る、まさに棚からぼた餅だ!


「カエデなら私が鍛えて判断能力もありますから危険もないでしょう、それに過去、勇者の中には、レベルを限界まで上げて望みを2つ叶えて元の世界に戻った者もいますからそういうのも有りですよ?」


「え?!そうなの?2つの願いを叶える事ができるなんて魅力的ですね……あっそっか!別にこっちで何年たっても呼ばれた瞬間に戻れるから問題ないのか!そう思うとわくわくします!」


師匠が、神様に見える……ありがたや、感謝で涙でそう。


「普通は、勇者にこの情報は与えません、勇者が政治に干渉したり、魔族にされる危険も、魔王を倒したあとは増大しますから、くれぐれも他の勇者に会っても言わないように」


「そうですね、絶対に言いません」


魔王を倒した開放感に2つ叶える事ができる、聖女に言えばいつでも帰れるなら、『やりたい放題する勇者』に成る可能性はどんな奴にも有るだろう。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ