予告:第五羽
おはよう、こんにちわ、こんばんわ。
突然の登場で失礼、ロザリア・D・ロンバルドです。
もうお気づきかしら。
『予告』なんて銘打っているけど、これ、単なる時間稼ぎです。はい。
一応、作者が(勝手に)2日に更新することを目標に始まった『勇者パラノイア』。
早くも行き詰っています。
まだ第五羽、まったく書けていません。まったくの白紙、ゼロ。一寸先の闇、まるでどこかの誰かさんの人生みたいね(笑)。
書くネタもないので、ここで私ロザリア・D・ロンバルド(と作者)が個人的に偏愛する漫画を紹介したいと思います。
あ、あー。どうせ誰も興味ないだろうですって? そうよね、そうに違いないわね。ま、誰もこの小説読んでないし(爆)、いいでしょ? 好き勝手しても。
ということで『ロザリア・D・ロンバルドが選ぶクールな一冊番外編』その一番手は、
市川春子 『市川春子作品集 虫と歌』
4つの短編が入っています。どの作品も超絶センシティブ、読む度に新しい発見があって、そしてとても美しいのよ。本当に、本気で。読んだ後に不思議な、悲しいような、寂しいような余韻がスーっと心に残るの。SF的な要素もあって、でも登場人物はどこか倒錯しているところもあって、でも飄々としているというか、登場人物同士のなんだかマイペースなやりとりもすごい面白いわね(林田球のドロヘドロもそうなんだけれど、なんだか不思議な、つかみどころのない登場人物のやりとりって何故か女性作家うまいわよね、どうしてかしら)。
登場人物が思い思いの格好で寝そべってるような表紙なんだけれど、読んだ後にこの表紙見るとこれまた涙出そうになるのよね。
私個人が好きなのは『星の恋人』って話ね。登場人物たちの奇妙に倒錯した関係、涙が出そうなくらい穏やかな優しい日常、個性的な設定、ほんと完璧、これ読むと二三日、この漫画のことばかり考えるの。それくらい好き。
と、まあこんな感じで偏愛漫画を紹介いこうかな、と、ダメかしら?
8月15日公開予定