リア充BLカップルに物申す!家主は私だ!!~我が家の2匹は恋猫同士~
我が家には雄猫が二匹います。
茶色と白の柄の先住猫と、庭に迷い込んできた黒猫。
黒猫を保護するとき、先住猫の茶白と仲良くできるかが一番心配でした。
幸いにも杞憂に終わり、とても仲良くしています。
ただ、ひとつ気になることが。
たまに黒猫が先住の茶白猫の上に乗っている事です。
拾った時は子猫でしたが、餌をあげすぎてしまいわがままボディに成長した黒猫。
もしやイジメかと気になり、よく行く保護猫カフェのスタッフさんに写真を見てもらいました。
「あっこれカップルが仲良くしているだけです」
あっさり断定したベテランスタッフさん。
「えーっと、2匹とも男の子ですが……?」
「メス猫は避妊手術すると単独行動することが多いです。ただ、去勢したオス同士は恋愛するケースがたまにあるんですよ」
そっそうか……。リア充していただけか……。
ケンカップルを勝手に心配しているオバちゃんになってしまいました。
公式にBL認定をして貰った2匹は、しょっちゅうイチャイチャしています。
それは良いです。仲が良い恋猫達に嫉妬する気はありません。
ただ、場所が……。
彼らは大抵、私の部屋でラブラブしています。
事情は分かります。私の部屋は南向きで陽当たりが良いです。家で仕事をしているのでストーブもついています。ホットカーペットもあります。
冬場には快適な空間です。
でも部屋の持ち主は私なんだよ!ドアを開けるたびに睨むのやめてくれ!!
パソコンのタイピングの音を煩そうにしないでよ~!ボールペンぐらい落とすよ!! そのたんびに睨むの止めてくれ~!
「君らのご飯代を稼ぐためなんだ!」
と子どもに邪険にされる、お父さんのようなことを呟きながら仕事をしています。
先日は部屋に先住猫の茶白が一匹。お腹を見せて撫でてアピール。
リクエストに答えていると背後から視線が。
恐る恐る振り返ると、黒猫がドアの隙間から凝視。その姿はまさしく『家政婦は見た!!』
「ちがうんだ!彼が誘ってきたんだ~!!」
浮気相手みたいな言い訳をしている私を横目に、茶白の横に座り込みお互いの毛づくろいが始まります。
無駄に心臓が痛いです。
仲が良い事は良い事は良い事です。ただリア充2匹に飼い主は言いたいです。
「私を当て馬にするの止めてくれ~!!」
愚痴という名の惚気エッセイでした。
文句ばっかり書いておりますが、二匹がイチャイチャしているのめっちゃ可愛いです。
スマホの写真フォルダは猫だらけになってます(*^^)v