詩 ばけもの子供の物語 光
ぴかぴか 光る 光の子
世界を明るくするために
今日も ぴかぴか
昨日も ぴかぴか
頑張ったら 人間になれるよと
頑張ったら ばけものやめれるよと
そう言われて 囁かれてきた
約束守ろう 思い続け
明日もきっと ぴかぴかぴか
いつまでたっても ぴかぴかぴか
僕はみんなと違うから
僕だけみんなと違うから
みんなと一緒にいられない
でもね だけどね それでもね
「頑張ったら 最後には報われるはず」
みんなができない事できる
誇らしいから大丈夫
ばけものとして生まれたって
ずっと ずっと 平気なんだ
「ストーリー」
その化け物は人間と共存していた。
人は化け物から明かりを提供してもらい。
化け物は人に明かりを提供する。
二つの存在を結びつけるのは「人間になれる」という約束。