表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/10

第一話さらば我が友よ。

第一話さらば我が友よ

俺の名前は谷村明紀(たにむらあきのり)

高校2年生のミリタリーオタクだ。

今は帰りの帰路に着いている。

信号待ちの最中メールが入る

幼馴染でもあり恋人未満の少女、京香だ。

メールの内容を見てみると

今日は学級の仕事で一緒に帰れない。ごめんねと書かれていた。そんなことにも気づかず5分間、校門の横で両腕を抱え込みイヤフォンをして目を閉じた状態で待機していたことを恥ずかしげに思いながら既に仕事が始まっているであろう彼女へ返信をする。

(遅くなってごめん。わかった。仕事頑張ってね)と

だがこの時気づきもしなかった。

裏で友達が俺を殺そうとしていることに。

うちの学校は学生でも車OKですと言う学校だったのだ。一台の某ミサイル系車が学校の校門から出ようとしていた。その時トランシーバーを所持した赤髪のいかにも陽キャで犯罪しかしてなさそうな男が合図を送る。

そのタイミングで信号が青になる

この交差点では通りゃんせが音響音として採用されている。その音に反応して携帯をポッケに入れて歩く。

わざとそのタイミングを見計らったかのように全速力で某ミサイル系車が明紀に突っ込む

バギーンと鈍い音と生々しい音が交差点を包み込んで穏やかだった空気を凍りついたシリアルな雰囲気に変わり女子生徒が振り返ると車に跳ねられながらもバンパーにくっついている明紀が血を撒き散らして居る光景に恐怖し逃げだすものや恐怖のあまりに固まってしまう者、発狂してしまう者などで交差点にドミノ倒しでその空気は広まってしてしまう。

そして轢き殺された明紀の画面がバキバキに割れたスマホには

京香に、愛していると言う文字を打っていた。だがそれは送信が出来ずに死後硬直してしまい親指が送信の矢印の真上で微動打にせず止まっていた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ