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おっぱいと東京  作者: まんまるムーン
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「何でそうなるかな。自分だって、加奈の両親と同居しろって言われたらどんな気持ちになんのよ!」


「だからきっと、私のお父さんが倒れたとき、さも心配してますってとこを見せたんだよ。恩着せがましく見舞いにも行ってさ。ちゃんと自分の足跡残るように差し入れまでしちゃって…。俺はちゃんとおまえの両親の面倒見てるんだから、おまえも俺の両親の面倒ちゃんと見ろよって言いいたいんだよ!」


「そうだとしたら、相当なプレッシャーだよね…。」


「もう、何もかもが嫌になってきた…。この結婚、失敗だったのかも。離婚するしかないかな…。」


「一度お互い腹割ってはなしてみたら?」


「…あんな別れ方しといてこっちから連絡するのもちょっと…。」


「まあ、気持ちはわかるけど…。雅彦さんも出て行ってからどれだけ経ってると思ってんだかね? 少しは加奈の気持ち察して連絡くらいしろっての! 加奈だってがんばってるのにね。」


「ありがとう。そう言ってくれるの梨沙子だけだよ。」


親友の暖かい言葉にウルっときた。

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