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おっぱいと東京  作者: まんまるムーン
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 家に帰ると、リビングで加奈がカードの明細を凝視していた。


眉間に皺が寄っている。


やれやれ、触らぬ神に祟りなしだ…。


僕は踵を返して風呂場へ行った。


服を脱ごうとすると加奈が僕を呼んでいる叫び声が聞こえた。


行かないとまた面倒なので、もう一度服を着て、リビングへ行った。


「最近、外食多くね?」


「あぁ、接待が重なったからね。」


「ホントに接待?」


「どういうこと?」


「友達から聞いたんだけど、風俗でも飲食店の名前装って領収書だすとこあるってさ…」


「だから?」



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