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おっぱいと東京  作者: まんまるムーン
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どこに行くといっても、狭い村にカフェなどは無く、あっても大人たちの行くスナックが2、3軒あるくらいだ。


もちろんそんな所に高校生が入れるはずもないし、だいいち昼間は営業していない。


結局、村に一軒ある小さなスーパーのたこ焼き屋でソフトクリームを食べた。


お金は僕が払った。


一応女の子と一緒なわけだし、こういう場面では男が払った方がいいのかなと思った。


「私が奢ってやろうかと思ったのに。」


浜辺は意外な事を言った。


「ととと、とんでもない。浜辺さんに奢ってもらう理由が無いし。」


浜辺はソフトクリームを舐めながら横目で僕をジーっと見た。


「あんたさ、東京の大学行くの?」

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