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有り得ないだろ!
あの当時だってヤンキーではあったけど、浜辺は近所でも学校でも評判の美人だった。
俺なんて同級生の記憶に残ってるかさえ怪しい冴えない男なのに…。
でも…浜辺の言っている事がもし本当だったとしたら、あの夏休みの事は…
「もしかして…高三の夏休みの事って…俺、絶対からかわれてるだけと思ってるんだけど…」
「どうして? 私、すごく勇気がいったのに!」
「ホントに? 有り得ないでしょ! だって、関りだって無かったし、そもそも俺モテからかけ離れてるし、浜辺さん美人で有名だったし…」
「何故私が津田君の事好きだったか知りたい?」
「うん。」




